女性社員インタビュー

新卒4年目で新規事業のマネージャーに。26歳女子のあくなき挑戦

  • 最終更新:2017/10/18

    新しい肩書、新しい業務、新しい職場 可能性を信じて進む、彼女の「仕事観」

    株式会社エフエージェイは、製造業に特化した人材サービスを展開しており、株式会社ウィルグループの100%子会社だ。ここで働く壇正美さんは、新卒5年目にして新規事業のマネージャを務めている。日本での就業を望む外国人留学生と、外国人を採用したい企業をマッチングさせることが、壇さんの今の仕事だ。その前4年間は、人材派遣部門に所属。直近は、三重支店長として活躍していた。
    壇さんは、どんな思いでキャリアチェンジをしたのだろう。業務は、人材派遣から就業支援へ。対象は、日本人から外国人へ。フィールドは、地方から東京へ。何もかもが新しいこと尽くしながら、壇さんは、「新しい挑戦は、いつもワクワクします」と、さわやかな笑顔を見せる。
    同社のコアバリューである、『可能性を信じる』を全身で体現しながら、自分の夢へと突き進む、壇さんの仕事観に迫った。

    目標は、自律した女性になること 就活で知った、理想と現実のギャップ

    就活時の壇さんは、サービス業を志望していた。ファストフード店での7年にわたるアルバイト経験から、自分は接客が向いていると思ったのが理由だ。

    「サービス業のなかでも、とりわけ女性が活躍しているイメージのある、ホテル業界、ブライダル業界を中心に活動していました。私が目指している“自立した女性”が、これらの業界には、多くいると思って。でも、実際に話を聞いてみると、どの会社も女性管理職はまだまだ少数派であることが分かり、拍子抜けしてしまったんです。そんな感じだから、選考に進んでもうまくいかず、就活が行き詰まってしまいました」

    思いもよらない理想と現実のギャップ。「さて、どうしよう」と、スマホを取り出し、説明会を開催している会社を調べる。すると、『ウィルグループ』の社名が目に入った。

    「スケジュールも空いているし、近所だし、他の業界を見る良い機会かも。そんな軽い気持ちで足を運びましたが、まさに転機となりました」

    ウィルグループの説明会は、明るく元気いっぱいの雰囲気。これまでのかっちりとした説明会とは全く異なる様子が、とても新鮮に映る。興味がむくむくとわいた壇さんは、就活の相談をリクルーターにしたそうだ。「自立した女性になりたい」「そのために女性が活躍している会社に入りたい」。そう話す壇さんに、リクルーターはこう返したという。
    『女性が働きやすい会社で働くのではなく、女性が働きやすくなる会社や社会を、自分でつくってみたら』と。

    「この言葉が、しばらくのあいだ、ずっと心に響いていました。ウィルグループには、新規事業を立案できる制度があることも知り、『自分次第で目標に近づくことができるんだ』と、胸が高鳴ったことも覚えています。視界が一気に開けた感覚がありました」

    「お客様に必要とされている」と実感! 仕事の醍醐味を知れた、支店長時代

    翌年4月、期待を胸にウィルグループに入社した壇さん。いよいよ社会人生活が始まった。配属は愛知県にある人材派遣部門の営業所。1年目は、当時未開拓エリアであった三重県の営業を一手に任され、2年目には先輩の女性と二人で三重支店を立ち上げた。そして3年目には、先輩の後任として早くも支店長に昇進する。この時代、壇さんにとって仕事のおもしろさを知る決定的な出来事があったという。

    「工場を新設した企業の担当を任せて頂きました。募集広告の打ちかたはもちろん、人員不足の時間帯の集客、入社したスタッフのケア、現場運営の改善など、あらゆることを、工場に毎日通い、工場長さんと議論しました。そのなかで、お客様とともにときに悩んだり喜んだりを繰り返すにつれ、お客様と取引先の関係を越えて、一つの目標を共有する同志のような関係になることができたんです。お客様から必要にされていることを心から実感でき、今後の自信になりました」

    この成功体験が壇さんの背中を押した。
    「誰かに必要とされる喜び、やりがいをもっと見つけたい」。そう感じた壇さんは、社内制度を活用し、キャリアチェンジを試みたのだ。

    社内制度を使って、マネージャーに立候補 さらに活躍できる場を求めて

    その社内制度とは、ウィルグループが年に一度実施している『チャレンジ公募』のことである。会社が必要とする新たなポジションに、役職や勤続年数を問わず、誰でも応募できる制度だ。

    「この年は、六つの職種で募集がありました。そのうちの一つが、今の私の仕事。外国人留学生の就職支援事業です。このほか、保育士派遣業の立ち上げメンバーというものもあり、どちらに応募しようかしばらく迷っていました。私は、入社以来、新規事業を立案できる制度(※WIP(Will Intrepreneur Program))に毎年参加しており、保育関連の事業プランを提案したこともあったことから、保育分野への関心は高く、女性活躍にも繋がることから、どちらの職種に応募しようかなかなか決められませんでした」

    どのようにして、結論を出したのか。

    「自分を成長させてくれるのは、どちらの仕事だろうと考えたら、自ずと答えが出ました。外国人留学生の就職支援事業は、今まで携わった人材派遣ではなく、人材紹介業であるため、自分にとって新しい領域へのチャレンジです。さらに、マネージャーというポジションで仕事をすることで、自身の視野が広がり、目標である、自立した女性へ近づくことができるのではないかという、自分にとって一番チャレンジングな方を選びました」

    そう話す壇さんだが、利益率の高い紹介業で結果を出して、会社に貢献したいとも考えたという。仕事に打ち込むなか、会社愛と経営者視点も同時に育まれていったのである。

    「女性が活躍できるフィールドを創ればいい」 壇さんならではの、会社選びのポイント

    入社から4年。壇さんは『自立した女性になる』という目標に着実に近づいている。それは壇さんが、学生時代からなりたい自分を明確に描き、そのための努力をしてきたからに他ならない。しかし、目標実現のためには、会社という“舞台選び”も大切だ。自分の目標を目指せる会社を見つけるコツは、あるのだろうか。

    「いま、女性社員が活躍しているかどうかは気にしなくてよいと思います。私が入社した当時のウィルグループも女性のマネージャは、数えるほどでした。ただ、『女性が活躍できるフィールドを、これからどんどん創っていく』という会社の意気込みはひしひしと感じていました。そして現在、当社グループには、管理職として働く女性が増えています。つまり、活躍する女性を数えるよりも、女性の働き方に対する会社の姿勢を知るほうが大切なんです」

    就活当時、説明会に行くたび、活躍している女性を数えては溜め息をついていた、壇さんらしい視点だ。そのほかのポイントは、どうだろう。

    「私のように目標が明確な人は、チャレンジできる風土のある会社が良いと思います。たとえば当社には、『WIP』や『チャレンジ公募』など、1年を通してチャレンジできる機会があります。自ら手を挙げればチャンスが巡ってくる環境で自分を試すことは、やりがいになるのではないでしょうか。
    あとは覚悟ですね。自分が選んだ会社で、どう活躍していくのかは自分次第。そう腹をくくれば、道は開けると思います」

    そう自分に言い聞かせるかのように力強く話す壇さんに、“自立した女性”になった、自分の姿を尋ねてみた。

    「入社当時は、ウィルグループ初の女社長になると言っていました(笑)。その気持ちに変わりはなく、30代で実現したいです。あとは、ウィルグループを女性がさらに働きやすい会社にしていきたいですし、女性活躍に繋がる仕事も手がけてみたい。やりたいことがいっぱいです。そのために、一人の女性としても視野を広げていきたいですね」

    たくさんの思いが詰まった壇さんの言葉。まるで、未来の自分に向けたエールのようだった。