女性社員インタビュー

時短勤務で昇格した28歳子持ち営業ママ。社内の女性ロールモデル第1号を目指して

  • 最終更新:2017/12/20

    短時間集中で結果を残す。時短勤務でもキャリアアップは諦めなくてもいい環境。

    もともと不動産業界を志望していた訳ではなかったものの、生命保険や年金と同様に人の役に立てる商品の魅力に惹かれて株式会社青山メインランド(以下、メインランド)に入社した吉村さん。同じ営業部に勤めるご主人や会社に支えられながら、営業部唯一の女性子持ちプレイヤーとして時短勤務ながら結果を残し昇格。結婚や出産を機にいろいろなことを諦めざるを得ない女性に希望を持たせられたらと思い、格好いいキャリアウーマンを目指し続ける。

    希望が叶い就けた営業職。それでも新卒の頃は思うようにいかず涙する日々が続いた

    人間力で勝負したいと営業職を希望し、就職活動をしていた吉村さん。不動産業界をもともと志望していたわけではなかったが、さまざまな業種を調べていく中でメインランドの商品力に感嘆したという。

    「不動産と言っても私たちが扱うのは資産運用型マンション。あまり知られていませんが、資産運用型マンションは生命保険のように一般の方が将来の備えとして購入する商品で、身近で人の役に立てる商品なんです。それを聞いた時に率直に素敵だなと思って。それに営業職の中でも特に商品を売るのが難しいと聞き、逆に興味がわいたんです」

    メインランドでは、就職活動中の学生と実際に働いている先輩社員が話す機会が設けられている。そこで出会った先輩社員たちの人柄の良さも、吉村さんの決断に影響を与えた。

    「不動産の営業は厳しいイメージがあったけど面倒見の良い先輩がいて、こういう人たちがいる環境だったら働けるかな、と。1日のうちに会社で働いている時間が長い分、周囲の人に気遣いができる方が多い。厳しい中にも愛があります」

    入社1年目の頃、うまくいかないことだらけで苦しんでいた吉村さんを助けてくれたのも、面倒見の良い先輩たちだった。

    1年目は本当に苦しかったです。簡単に売れる商品ではないし1年目は仕方がない部分もあるのですが、自分もチームに貢献したいのにスキルが追いつかない。上司や先輩にサポートしていただいているのに、期待に応えられず役に立てないことが悔しくて」

    自分の不甲斐なさに泣きながら、言われたことを素直にやるしかなかった1年目の日々だった。

    社内結婚、出産。そして女性社員で初めて営業職として復職。

    人情に厚く面倒見の良い先輩に支えられながら、次第に自分なりの営業スタンスを獲得していった吉村さん。入社4年目で社内結婚し、ほどなく産休・育休を取得することになる。もともと営業を希望して入社したメインランドだったが、吉村さんは営業で復職する気はまったくなかった。

    「個人のお客様に対する営業なので、9:40の始業でも終わりは20:00になることもあります。お客様の都合に合わせて休日働く事もあったり、産休に入る前は残業も当たり前のようにしていました。当時は自分がそうしたくてやっていましたが、産後小さな子どもを抱えて同じような働き方を続けるのは無理です。だから復職する際に『営業に戻らないか』という話がきてびっくりしました」

    お客様と深く関わり、一緒に食事に行ったりメールでやりとりしたりするメインランドの営業。さまざまな業種の人と知り合うことで自分の世界が広がり、自身の成長が数値として目に見えるのがこの仕事の大きな魅力だ。それでも幼い子どもを抱えての復職には大きなプレッシャーがあった。

    「今までは育休後に営業職で復職する女性社員はいませんでした。一般的にも、結婚や出産を機にいろいろなことを諦めざるを得ない女性は多いと思います。『会社や家族に助けられながら、働き続けることもできるんだ!諦めなくても良いんだ!』という可能性を示せればいいなと思って決意しました」

    そうして14ヶ月にわたる育児休暇取得の後、吉村さんは営業に戻ることとなる。17:00に終業する時短勤務でどこまで結果が出せるのか。新たな挑戦がはじまった。

    自分には時間がない! 割り切り!切り替え!考えるのをやめて落ち込まない

    復職してからの半年は、なかなか思うような成果につながらなかった。勤務時間は短くなり、子どもが体調を崩すこともある。そんな中でも、お客様に商品を買っていただき、成績を残すのが営業としての責務だ。

    「商品が大きいので、お客様に決断していただくために生半可な気持ちでは提案できません。自分がどれだけ誠心誠意を表現できるかが重要だと思っています。自分という人間も買ってくれてご契約いただいているのですから、できるだけアフターフォローは手厚くするように心がけています」

    限られた時間の中で成果を上げるためには、うまく切り替えてやっていくしかない。オンとオフの時間の切り替えと、うまくいかないときの気持ちの切り替えが欠かせないのだ。

    「良い意味で諦めることが重要です。完全に割り切って、成果が出なくても落ち込まない。仕事でつまずいたときは、あれこれ考えるのをやめて問題点をとにかく直す。自分の気持ちにしがみつかず、前向きな気持ちにして原因だけを解決します。それから休憩時間はしっかり休み、仕事をするときはしっかり集中する。そうしたら時短勤務でも意外とやっていけました(笑)」

    サバサバとこともなげに話す吉村さんだが、その努力は相当なものだろう。自分の思い通りにいかないことばかりの子育てを経験したことが、彼女に気持ちと時間のうまい割り切り術を身につけさせたのかもしれない。

    可能性に優先順位をつけて。いろいろな人の手を借りればきっと実現できる

    今はフルタイムで勤務していたときよりストレスがないという吉村さん。同じ部署に勤める夫に子どもを任せ、時短勤務後や休日にお客様に会いに行くことも。

    「うまくいっていないときでも信頼して任せてくださっている上司には感謝しています。それから主人や親・姉、保育園の先生など、いろんな人に本当に支えて助けてもらっている。社会はつながっていると感じています」

    以前から将来の夢は「キャリアウーマン」だと思っていた吉村さんは、結婚・出産を経た現在もその夢は変えずに抱き続けている。

    「この会社でどこまで上り詰められるかはわからないけど、『子どもがいても諦めなくていい』というひとつのロールモデルに自分がなれたらなと思っています。優先順位をつけて割り切っていくことは必要だけど、可能性は諦めずに。それに、キャリアウーマンって単純にカッコイイじゃないですか(笑)」

    産休に入る以前よりも営業成績が上がっているという吉村さんは、時短勤務ながら昇格をし、インセンティブ収入はフルタイム勤務の時よりも増額しているとか。働く女性に希望を与える存在として、これからも結果を残し続けていくのだろう。