私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】「 就活している自分」に振り回されているあなたへ

  • 最終更新:2021/01/08

    私は大学進学を機に上京し、お茶の水女子大学に通う3年の大久保里南です。22新卒の就活生でもあります。現在は新型コロナウイルスの影響で、大学生活のみならず就職活動のあり方も大きく変化しました。特にオンライン化の波は至るところに及んでおり、授業やサークル活動、友人との会話ですらデバイスに取って代わられました。私自身もその波に乗り続けられるように、業界や会社への理解をより深める目的でさまざまなインターンシップに参加し、経験を積んできました。目の前のインターンシップに取り組む最中にはまったく気づかなかったですが、自分を見つめ直す機会を得たことで「本当にやりたいこと」を考えるきっかけを掴むことができたと感じます。就職活動に必要な取捨選択を真に理解するまでに、人より長い時間がかかった私の体験談です。

    ~誰にも会えない日々の中で~

    6月にやっと就職活動をはじめた私。以前より1学年上の先輩から就職活動の魅力や面白さについて詳細を聞いていました。普段なら会えない人とつながることができる。社会の今を知ることができる。自分なりの社会貢献の方法やスキルを考えさせられる。こんなにも素敵な話を先輩の熱のこもった声を通して聞きながら、「いずれ自分もこんな風に就職活動を楽しく行っているのだろう」と3年生になる前は漠然と考えていました。しかし、オンライン化した就職活動は、先輩の素敵な話とは異なるものでした。友人と会えず、周囲の頼るべき相手がわからない新型コロナウイルス下では、就職活動の情報がゼロに等しかったのです。まったく楽しさを感じられない就職活動の時間が過ぎていきました。

    寮の自室にこもって1人ぼっちで就職活動をする中で、私の思い描いていた理想の就職活動とのギャップが大きくなっていくように感じたのも事実です。「みんなどうやって会社探しをしているんだろう。」と考えずにはいられませんでした。

    ~画面の中の会社説明会~

    情報が遮断された自室で、私は画面越しにオンライン会社説明会に参加していました。オンラインによる会社説明会では会社の雰囲気や熱意を感じづらく、結局どの会社も同じように見えてしまっていました。なぜなら画面に映るのは多くて3人程度であり、音声の聞こえづらさや通信状況の悪さも相まって、自主的に楽しんで参加しづらかったからです。
    しかしある会社説明会で、私はインターンシップの存在を知ります。そしてインターンシップにも多様な種類があり、業界分析や新規事業の仮立ち上げ、人材提供、広告動画作成といった普段の学校生活なら体験できないことができるとの説明を受けました。インターンシップは、会社のことを知ることができ、学び楽しめる場として就職活動において絶対に必要な経験だと、その時私は感じたのです。インターンシップのことを知れば知るほどメリットしか出てこなかったこともあり、それならば興味あるインターンシップには全部挑戦したいと考えました。とりあえずたくさん応募しようと、6月下旬にその準備に取り組みました。

    ~とりあえず何でも挑戦してみよう~

    業種・業界を選ばずにさまざまな会社に応募し、夏の間に15社のインターンシップに参加。巣ごもり需要により例年よりも倍率が高くなっているインターンシップの選考に通るために、エントリーシート、グループディスカッション、面接、人事面談と忙しく追われる日々が続きました。最初のころは無我夢中だったために、画面上で多くの人と会ったり知らない場所を巡ったりすることができる楽しさを、そのまますべてて飲みこんでいました。しかしそのうち、インターンシップ参加の工程が作業化している感覚に陥ることが段々と増えていきました。ただただ就職活動をこなしているだけの時間が多くなっていると感じるようになったのです。
    確かにインターンシップに参加することで、以前より会社の内部に入り込む経験や社会人スキルを身につけることができました。しかし、作業化する毎日の中で「自分の興味・関心あることってなんだろう」と、立ち止まることの必要性を感じるようになりました。

    ~自分を見つめてみたときに~

    就職活動の作業化の中で「一旦落ち着いて考えたい」と感じていた時期と同じくして、私のもとに株式会社プラスカラーから「キミスカ」という就職活動支援アプリで直接オファーが届きました。事業内容に興味がある気持ちと、また作業化する懸念がある気持ちを抱えながら、会社説明会に参加を決意。参加した時にまず、学生が運営している会社説明会のスタイルに非常に驚きました。今まで参加してきた多くの会社説明会では年の離れたの人事の方が担当していることがほとんどだったからです。かつオンライン上であっても学生間のやり取りで会社の雰囲気が目に見えて伝わってきました。なにより会社説明会の中で「やりたいこととできることの掛け合わせが可能」という言葉に惹かれました。掛け合わせができる環境なら自分の「やってみたい気持ち」を大切にしながら、取捨選択ができるのではないかと感じた面白そうな会社でした。改めて自分を見つめてみた時に、作業化する就職活動ではなくやりたいこととできることの掛け合わせを見つける就職活動がしたいと痛感しました。

     

    行動することはとても大事であり、就職活動でつながった多様な人達とのご縁もあるので積極的に取り組むことは絶対に自分の糧になると考えます。ただ時には一旦立ち止まって「自分のやりたいことは何か」を考えることがとても大事だと学びました。自分の時間を持って、自分にとって大切なことが何かを突き詰めた先に、就職活動の取捨選択が可能になり、自分のためになるインターンシップを選び取ることができるはずだと強く思います。