女性社員インタビュー

30代こそスタートライン。新しい自分を見つけたいという思いでつかんだチャンス

  • 最終更新:2020/03/30

    異業種に飛び込んだからこそ、今の私がある

    会社の後継者不在に悩む全国の中小企業のために、M&Aによる事業承継の支援を行う株式会社経営承継支援。経営企画部の菊池小百合さんは、異業種からM&A業界に飛び込んだ一人だ。「新しい自分を見つけたい」という強い思いで異業種に挑戦した菊池さん。IT推進担当という社内の新規ポジションを作り上げた彼女に、現在の仕事の魅力を尋ねた。

    社内の常識を変えていく!カルチャーショックから生まれたチャンス

    まだ設立4年目の企業に4人目の女性メンバーとして入社した菊池さん。当初はコンサルタントのアシスタント職として入社したが、今では経営企画部で全社のIT推進の企画・運用を担っている。

    入社当時の同社は人も業務も増え続けるまさに成長フェーズ。その中で菊池さんは、これまでいた会社との環境の違いに驚きを隠せなかったという。

    「まずコミュニケーション量の多い会社だな、という印象がありました。コンサルタントは外出が多いため、自ずと連絡手段がメール中心になります。そのため社内外含めると1日500通以上のメールが飛び交っていて、この量にはかなりカルチャーショックを受けましたね。」

    今ではそれも笑い話になると語るが、その実情を目の当たりにしたからこそ今の菊池さんのポジションがあるという。アシスタント職として入社してから現在のポジションに至るまで、どのようなストーリーがあったのだろうか。

    30代を迎え、ふと自分を振り返ってみた。自分が変わるきっかけ、それが転職だった

    かつては旅行やゲームなど自身の生活に身近な業界に身を置いていた菊池さん。M&A業界という未知の世界に飛び込むには大きな不安もあったという。しかし『M&A業界を変えていく』という社長の言葉に共感し異業種への入社を決意した。

    その決意の裏には、ほかの理由もあった。それまでの社会人経験では指示を受けて行う業務が多く、自ら企画・提案するような経験はなかった。しかし30歳を過ぎた頃から、その状況に漠然とした不安を抱いていたという。そして「何かにチャレンジしたい」「チャレンジしなければ」という思いが徐々に強くなってきたときに出会ったのが同社だった。

    「その頃は焦りと同時に『自分にできることはあるのか?』という不安もありました。変わらなければと思う気持ちで自分にプレッシャーをかけていたのかもしれません。」

    そんな気持ちを抱えながら臨んだ面接の席で、菊池さんの気持ちを後押しする出会いがあった。

    「そのときにお話した女性社員の方も自分のやりたいことを模索したり、未経験でもやってみたい!と手を挙げて専門性のある業務を担当するようになったりしていると聞いて肩の力が抜けました。飛び込んでやってみて、そこから考えてみよう。そう思ったら心に余裕ができたんだと思います。」

    チャットツールを導入したい!その一言が今のポジションの始まりだった

    「企画・提案をしたい」。その思いは入社2ヶ月ほどで早くも叶えられた。菊池さんが最初に手を付けたのは社内チャットツールの導入。入社当初、大量に飛び交う社内メールにカルチャーショックを受けた菊池さん。自身にとっても他の社員にとっても負荷に感じられていたことに着目し、チャットツールの導入を提案。意外にも提案はすんなり通り、部内でのテスト運用を経て全社に導入することができた。

    「自分の提案をちゃんと受け止めてもらえた。私にもできるんだと自信につながりました。」

    チャットツールの導入を皮切りに、菊池さんにはITツール導入や業務効率化に関する様々な相談が寄せられるようになった。その後も社内の基幹システムやマーケティングツールなどの導入が次々に進み、あっという間に「IT推進担当」という新たなポジションが確立された。

    「入社するまで自分がITに強いという自信があったわけではありません。異業種に飛び込んだからこそ、良い意味で自分にとっての“当り前”が当り前じゃない世界に出会え、試行錯誤できるチャンスに恵まれたのだと思います。」

    そう謙虚に語る菊池さん。しかし、自身の業務の効率化を目的として導入したOCR(光学文字認識技術)はやがて、独自の『M&A10分診断』という自社サービスにまで発展を遂げてお客様に提供するまでになった。この経験により、社内の環境改善を目的としたデジタル化だけでなく、社外にも目が向くようになったという。

    デジタルの力でM&A業界に変革をもたらす。それが私のミッション

    入社から1年以上経過した今、業務の内容に変化があったのかを菊池さんに尋ねた。

    「今でも当初から担当している社内の端末管理やPCのセットアップなどもやっていますよ。地味な作業でも今が楽しいと思えるのは、事務作業から新しい改善点が見えてくることも多くあるからですね。あとは、バックオフィスは少数精鋭なのでなんでもやるのが当たり前、というマインドが染みついているからでしょうか。」

    そう笑顔で語る菊池さんに今後の展望を聞いてみる。

    「M&A業界はデジタル化が遅れているといわれています。そのためデジタル化により仕事の進め方や社内環境を整えることも『M&A業界を変えていく』ことの一つだと今は感じています。これまでにも最先端のITの導入を積極的に進め、活用してきましたが、今後も改善を続けていく必要があると思っています。それが、コンサルタントがお客様のコンサルティングにもっと集中できる環境整備につながると、私自身の経験から確信を持っているからです。」

    入社を後押しした社長の言葉を胸に、新しい自分を見つけた菊池さんの挑戦は続いていく。