私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】一度は就職活動から逃げた私が、前向きになれたワケ

  • 最終更新:2020/05/16

    みなさんはじめまして!日本大学大学院の齊藤華です。現在、21卒の学生として就職活動をしています。 「就職活動をはじめないといけないけど、やりたいことも明確ではないし、どうすればいいか分からないな。」と思ったそこのあなた!!私はこの記事で、そんなみなさんの背中を少しでも押すことができたらいいなと思っています。 ぜひ、最後までお付き合いください。

    ~自己満足で終わった就職活動のスタートダッシュ~

    冒頭でもお伝えしましたが、私は世間的には珍しい、文系の大学院生です。大学院に進学した理由ですか?答えは単純です。就職より、勉強がしたかったからです。 私が就職活動をはじめたきっかけは、大学院に入学して早々、「大学院生は就職が難しいよ。どこの企業も欲しがらないよ」と知人に言われたことでした。入学早々に現実を突きつけられた私は、あらゆる就職ナビサイトに登録しました。やりたいことも特に思いつかなかったため、とにかく多くの企業に出会い、その企業がやっていることに関心があるか判断するしかないと思い、あらゆる合同企業説明会に参加しました。説明会への参加と並行して、就職活動初期に出会った企業が運営している就職活動スクールに入りました。そこでの授業やインターンシップに参加する度に、「私は他の人より行動している。」と思っていました。しかし、色んな企業を見てもしっくりくるものがなく、そうこうしているうちにあっという間に大学院1年生の夏が終わりました。

    ~「スカウト型就職活動」という方法と、プラスカラーとの出会い~

    早くから行動をしていたにもかかわらず、自分のやりたいことや夢が明確にならないままはじまった大学院1年の後期。焦った私は、就職活動スクールの先生に相談しました。そして、スカウト型の就職活動サイトがあることを知りました。 スカウト型のサイトに登録すると、すぐに数社からスカウトが届きました。合同企業説明会では決して出会うことのない、はじめて見る企業ばかりでした。しかし、私の自己PRを読んでスカウトしてくれている、それだけで嬉しかったです。しかも、届くメッセージを見ると楽しそうな企業ばかりで、もっと早くから登録しておけば良かったと後悔しました。その中にプラスカラーからのスカウトがありました。今までもらったスカウトの中でも一番人数の少ない企業でしたが、説明会だけでも行ってみようと思いました。 会社説明会に参加すると、代表の方がミッションやビジョンの説明をしてくれたため、想いがダイレクトに伝わりとても新鮮に感じました。また、代表の方が直接お話ししてくださるのもベンチャーならではの魅力だと感じていましたが、選考フローを聞いて不安がよぎります。

    ~「実務インターンシップ」って?襲う不安な気持ち~

    プラスカラーが行なっている選考インターンシップの説明になった途端、不安な気持ちが私を襲いました。というのも、丸1日参加、かつ実務的な内容で、私が大の苦手とするパソコンでの作業が中心だったからです。私が今まで参加してきたインターンシップは、25社近くが1dayのもので、就業体験ができるのは1〜2時間程度でした。数日あるインターンシップでも4〜5人のグループワーク中心で、個人ワークがあったインターンシップはたったの2社だけだったのです。しかし、どんなインターンシップに参加してもしっくりこなかったのだから、今までと同じインターンシップ、同じ就職活動はダメだと思い直し、参加を決意しました。 正直、2、3月という就職活動が本格化していく中で、このインターンシップに参加したことが私にプラスになるか、マイナスになるかはまだ分かりません。しかし、経験してみないと分からなかった自分のできること、苦手なことを一つでも見つけたい、そう思っています。

    ~行動を起こすか悩んでいるみなさんへ~

    迷ったら行動を取った方がいいと思います。私は夏からインターンシップや合同企業説明会に参加していますが、未だにやりたいこと、行きたい企業は明確には決まっていません。しかし、行って時間のムダだったと思う企業は一つもありません。行ったことで「自分には合わなかった。」ということが明確になったからです。それも一つの気づきだと思っています。また、その企業での社会人、学生との出会いもとても大切だと思っています。その人達と出会うことで、自分では気づかなかった新たな自分に出会えるかもしれない、一生の仲間ができるかもしれない、解決したい課題が出てくるかもしれない、夢が見つかるかもしれない。これは行動をした人のみが得ることのできる気づきです。私の尊敬する人は、就職活動をはじめたばかりで不安だった私にこんなことを言ってくれました。「成功失敗を考えるから不安になるんだ。でも実際はどっちもない。あるのは取った行動に対するフィードバックだ。」この言葉をいただいて以来、一歩踏み出すことに抵抗がなくなりました。

    いろいろな企業に行き、その場の社員の方々やそこを訪れた学生と出会い、自分を振り返り、見つめ直し、向き合い未来を考える時間は、長い人生の中で今が最初で最後かもしれません。自分が納得するまで、とことん向き合い、とことん行動しましょう。たった一回の人生です。妥協せず、自分の行動を全て一つの気づきにしていきませんか? 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。みなさんが少しでも前向きになりますように。