女性社員インタビュー

  • 最終更新:2019/09/03

    「自分らしく生きる」が叶う。子育てとキャリアを皆で考え、育ててくれる場所

    『医療と健康をつなぐ』をキーワードに、コミュニケーションの視点から未来の医療、トータル医療プラットフォームの構築を目指す医療系ベンチャーの株式会社シェアメディカル。ここに医療業界未経験で飛び込んだのが五百川さんだ。出産・育休を経て、現在では子育てをしながら仕事に励んでいる。そんな彼女に、入社の経緯や仕事と子育てを両立する上での環境、現在のやりがいについてお話を伺った。

    不妊治療と仕事の両立に苦悩。そこで気づいた医療業界の可能性

    2017年、スタートアップ期のシェアメディカルに入社した五百川さん。今では経営企画室に所属しながら、秘書業務から採用、広報まで多岐に渡る業務をこなしている。
    彼女は、不妊治療を経験した後に現在のお子さんを授かったと話してくれた。不妊治療をしながらの仕事はとても大変だったと当時を振り返る。

    「前職では若くして役員を経験させてもらっていました。周囲の仕事に対する期待とともに、『ロールモデルとして早く子供を産んだ方が良いのでは』『何で子どもを産まないのか』等、悪意のない周囲の言葉に一人悩んだ時期もありました。」

    治療を続けながらの仕事は体力的にも精神的にも時間的にもかなり大変で、そのうえ成果が出づらいもの。挙げ句の果てに病院では、「もう難しいかもしれない」とまで言われたという。

    そんなある日、彼女が診察待ちをしている時に診察室から悲しそうに泣く女性の声が漏れ聞こえてきて、自身も待合室で涙が止まらなくなったという。

    「その時思ったんです。ああ、私はこの経験を活かして、同じ思いをしている人たちに寄り添い、少しでも力になれる仕事をしようと。」

    自身の経験から医療業界に興味を抱くようになった。そこからは引き寄せの法則のように、知人を通して現職の代表と会うことができ、医療業界に飛び込むことを決めたのだ。

    「未経験の医療業界に飛び込むことに関して何の迷いもありませんでした。大事なことはいつも自分の直感を信じて決めるんです。」

    医療従事者の力になること。それが患者さんのために繋がると確信

    シェアメディカルに入社する以前、自分は子宝に恵まれないかもしれないと思った五百川さんは、この世界に生まれてきてくれた奇跡の結晶である子どもたちのため、また、自分と同じように不妊で苦しんでいる方のためにできることをしようと行動したこともあったが、思うように進まなかった。

    シェアメディカル入社後は、【医者と患者】という関係性ではなく、【パートナー】という全く新しい形で医療者の話を聞く機会を多く設けてもらったという。

    「先生たちと話す中で気づいたんです。先生という存在は何でも治せる神様ではなく、私と同じ人間だということに。今まで自分が患者として接してきた先生や医療従事者の方はどこか遠い存在であり、病気を治すことが当たり前の存在だと思っていました。」

    医者は万能、医療は万全ということは決してなく、医者も心や身体が疲れ、悩み、葛藤しながら、患者さんのために医療を提供しているということに気づいたのだそう。これは母親に対しても同じことで、自分自身が母親になったことで「母は完璧」「親は不老不死」という無意識の錯覚からも目が冷めたと語った。

    医者や医療従事者の方々とのコミュニケーションを通して、彼らを助けることこそが結果的に患者さんのために繋がると確信を持った五百川さん。シェアメディカルでは、データ集計に課題のあった産後2週間検診で使用するEPDSチェック表のアプリや、既存の聴診器に装着することで聴診した音をデジタルデータとして保存・共有できる電子聴診器など、現在医療業界でも注目を浴びているサービスに開発段階から携わってきた。

    仕事と子育ての両立。自分が望む子育てをするために

    五百川さんは現在、仕事に励みながら子育てもしている。しかも、保育園には入れず子どもの面倒を見ながら仕事をしているというのだ。仕事と子育てをどのように両立しているのか、彼女に聞いてみた。

    「シェアメディカルのメインサービスでもある3省2ガイドライン(※1)に準拠した、セキュリティが強固な“メディライン(コミュニュケーションチャットツール)”を利用しながら、リモートを中心に業務を行っています。PCはもちろん携帯のアプリでチェックできるため、リモートでも問題なく会社とのやり取りが可能です。」

    不妊治療の末に授かった待望の我が子を目の前にして、子育てが一段落した時に自分なりに全力で育児を楽しんだと言えるようにしたいとの想いから、保育園に預けるのではなく、自らの手で子育てをしながら仕事をすることに決めたのだ。

    「贅沢な考え方ですよね。でも、これが実現できているのは周囲の理解と協力を得られたからこそ。会社や一緒に働くメンバーには感謝しています。」

    出産後で思うように仕事ができない時、周りの優秀な人たちが目につき「何て自分はダメなんだろう」「中途半端な奴だな」「もっと時間があれば」など、ネガティブな考えに陥ることもあったが、それでも自分を信じて仕事を任せてくれて、何よりも未来のキャリアを一緒に考えてくれる仲間や環境がそこにはあったという。自分のライフステージに合ったキャリアや生き方を受け入れてくれるのがシェアメディカルという会社なのだ。

    ※1:3省2ガイドライン
    電子的に医療情報を扱う際の情報セキュリティ等の観点から2019年度策定予定のガイドラインのこと。厚生労働省・経済産業省・総務省の3省による2つのガイドラインの総称を指す。

    焦らず、無理せず、比較せず。子どもが教えてくれた自分の気持ちに正直に生きる大切さ

    子どもが産まれる前までは無我夢中で仕事をしていたため、自分自身のケアをしたり、自分の気持ちに耳を傾けたりすることはほとんどなかったと語る五百川さん。しかし、子どもが生まれてからは子育ての忙しさはあるものの、自分の気持ちに正直になれるようになったという。

    「限られた時間で制約が多い中、今は何が重要かということを真っ先に考え、理屈ではなく自分自身に正直に生きることができるようになったと思います。仕事をしながら子育てを楽しむためには、まずは自分を大切にしようという考えに至りました。自分自身を大切にしないと余裕がなくなり、子どものことも大切にはできません。子育てにおいても仕事においても、【焦らず、無理せず、比較せず】をモットーに現在のライフステージを楽しみたいです。」

    子育てと仕事の両立にチャレンジする五百川さんは今、第二子を妊娠中だ。彼女は満面の笑顔で最後にこう話してくれた。

    「私は自分の不妊治療の経験を経て医療業界に飛び込むことを決意し、シェアメディカルと出逢いました。シェアメディカルにジョインし、自分が望む働き方にチャレンジできる環境に恵まれたことで、仕事も子育てもとても充実しています。今後は、不妊治療に悩む方々や育児とキャリアの両立に悩む方々を、自分の経験を活かしてサポートしていけたらと考えています。」