女性社員インタビュー
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最終更新:2019/09/03
頑張って働くだけ報われるから不満は一切なし。将来のために今は稼ぐとき!
多くの人にとって人生最大の買い物となる不動産。その不動産業界に絞って就職活動をし出会ったのが株式会社青山メインランド(以下、メインランド)だった。「自分はこの会社に向いている!」と直感したという加藤さん。入社1年目に獲得した新人賞を皮切りに、年間トップセールスを続けるバリバリのキャリア組だ。しかしそんな加藤さんの夢は意外にも「子沢山の専業主婦」。思い描く理想の未来に向けて第一線で走り続ける加藤さんは、どんなモチベーションで働くのか。
「私はこの会社に必要とされる人間」。自信満々で入社した新卒時代
一般的に、人生で一番高い買い物となる不動産。そんな高価な商品を扱う営業としての難易度はそれ相応であり、それに伴う成果に対しての「対価」が大きいのも不動産営業の魅力だ。実力がリアルに対価に反映される、加藤さんが不動産業界を目指した理由はシンプルにそこにあると言う。
「小さい頃から人と話すのが好きで、日常的に仕事として人との関わりが成果に直結する営業がやりたかった。その中で不動産業界に絞って就職活動をしていました。メインランドを知ったのは就活サイトから何気なくアクセスしたのがきっかけです。でも会社説明会に行ったらほかの会社と全然違っていて。『私はこの会社に向いている』『私は絶対にこの会社の商品が売れる』と確信を持ちました」
他社の説明会は張り詰めた空気の中で行われ、「チェックされている」という緊張感から言いたいことも言えなかったと加藤さんは振り返る。一方、メインランドでは肩肘を張らない雰囲気で自分らしくいられたのだ。
「年功序列ではなく実力で評価されるというのも魅力でした。思い出したのは部活の雰囲気。和気あいあいとしている中でも数字には厳しい。実際に入社してイメージとのギャップは全くと言い切れる程ありませんでした。でも、実力主義の世界ですから、女性社員の中には意地悪な人とか仕事がやりにくい人もいるんじゃないかと実は内心思っていました。ただ、この会社は予想とは全く違い、みなさん優しく親切な方ばかりだったので逆に驚いたくらいです(笑)」
今では成績トップで走り続ける加藤さんも、入社当初は契約が取れずに苦しんだと話す。なかなか成績が出ない自分に、焦りが混じり入社当初の自信はどこへやら。そんな中でもがむしゃらに走り続け、3ヶ月目にしてようやく、はじめての契約を結ぶことができた。そこからは勢いが付き、上り調子にそのまま新人賞獲得まで突っ走ることとなるのだ。
「ソリューション営業」をモットーに、“お客様のために”を素直に提案する
「自信満々で入社したのに、最初の3ヶ月間は全然売れなくて。『なんで売れないんだろう…』と現実と向き合い、受け入れ、自分を奮起させるのに今までで一番つらい時期でした。実際に契約が取れたときはもちろん嬉しかったのですが、それよりも『本当に売れたのかな?』と信じられなかったくらい。でも1年目に新人賞を獲得してからこれまで、年間女性トップセールスの座を譲ったことはありません」
そう語る加藤さんの顔は自信に溢れ輝いている。
煮詰まったりストレスがたまったりしたときは上司に話を聞いてもらう。部長とも一緒に飲みに行き、なんでも話す。そんなエピソードからも社内コミュニケーションの円滑さは想像に難くない。それでもうまくいかないときやプレッシャーを感じるときは、自分を演じるのだとか。
「明るくて、ポジティブで、動じなくて、仕事を楽しんでいて。『こうありたい自分』のイメージを演じていると、本当にそうなっていくんです。あとはいろんな壁を次々と乗り越えていったら、いつの間にかこんなに強くなってました(笑)」
そんな加藤さんが心がけているのは、単に自社商品の良さをアピールするのではなく、お客様の問題を発見して解決していく「ソリューション営業」だ。
「資産運用型マンションは生命保険や年金のように将来に渡り価値がある商品。それをお客様の現在の保障を変えずに、他商品よりもメリットがあり、付加価値を感じてもらえる商品へとどう置き換えられるか、という提案をしていきます。例えば現在の資産に余裕があり、将来の不安要素が少ない方など、メインランドの商品は必要ないと思ったら『必要ないですよ』と素直に伝えています」
バリバリのキャリアウーマン像を地でいくような加藤さんだが、決して押しが強いということではない。「お客様第一」を掲げての提案が結果につながっているのだ。
レディースデー制度や有給・振休、インセンティブで会社への不満は一切なし!
入社以来、華麗な実績を残している加藤さん。少し意外だが、個人でトップになったときよりもチームで1位になったときの方が嬉しかったという。
「不動産営業は個人で動きますが、正直1人で営業していてもつまんないんですよ。新人の頃はみんなアポ取りの電話が上手くいかないことも多いので、それをチームの先輩がサポートしていきます。私自身も後輩を指導しながら、つまずいたときは先輩に聞きにいく。そうやって、個人では解決できないことをチームの力で解決していくんです。それではじめてチーム目標がクリアできるんですよね。その時の喜びはかけがえのないものになります」
営業職では同僚がライバルでもある。しかしメインランドでは、競い合いながらもチームで支え合っていく健全な関係性が構築されているようだ。実力主義で結果に厳しい分、お互いに支え合い、高め合っているのだろう。
そして、不動産営業は一般のサラリーマンなどが顧客となるBtoC。土日などの休日や顧客の勤務後に商談になるケースも多く、働く女性にとっては過酷そうなイメージがある。しかしそんな懸念に対して加藤さんからは不平不満の様子はまったく見られない。
「土日に働いた分は平日に振替休日を取っていますし、有給休暇も抵抗無く取れます。さらにメインランドでは火曜日はレディースデーと言って、女性社員は18時に強制的に定時退社となるんです。女性は美容院に行ったりネイルサロンに行ったり、いろいろ忙しいじゃないですか(笑)きちんとした身なりをすること、それも営業として大事な要素ですし、そこに配慮してくれるこの制度はとても便利ですね。そして何より、働いた分に見合っただけの対価を報酬としていただいているので不満はありません」
不動産営業は結果を残せばその分がインセンティブとして報われる。就職活動時に思い描いた通りの成果を、加藤さんは実現させているのだ。
働き方はひとつじゃない。さまざまな社員の多様性を受け入れる企業へー
メインランドではもっと女性が活躍していけるよう、土台を整えていこうと環境整備を続けているという。すでに始業時間は時短勤務者でも時間的ハンデが少ない9:40に後ろ倒しされ、レディースデーのような制度もできた。営業部の男女比は現時点で6:4だが、2019年新卒社員の採用計画も男女の割合を5:5とし、会社全体の女性の比率をもっと上げていく計画だ。
「女性の持つ力って本当にすごいですからね。これから環境が整い女性社員が増えて、より女性が働きやすい会社になっていくという予感がします」。しかし絵に描いたようなバリキャリのイメージを地でいく加藤さんから、思いも寄らない言葉が発せられた。
「私自身6人きょうだいで育ったので、私も子どもは6人欲しいと思っています。昨年同じ営業部の同期と結婚しました。今後子どもを授かる事ができたら専業主婦になりたいんです。順調に行けば、来年には課長に昇進できると思うのですが、しばらく働いたら仕事は辞めるつもりです。いつか仕事を離れ、理想とする専業主婦になるため、そのために今はバリバリ働いて経験や給与など、自分の糧を増やすときだと思っています!」
自分の理想とするライフプランを思い描き、その実現に向けて突き進む加藤さん。現代の女性の生き方は選択に満ちあふれている。さまざまな女性の生き方を応援するメインランドで開花し、今このときをキラキラと輝かせて働く姿はある種ロールモデルの一つであり、今後メインランドに入社する女性達にとっても意思のある人生の選択をする際の成功事例のひとつになるだろう。