女性社員インタビュー

32歳。店舗マネージメントの経験を経て、 念願のプロデュース業にチャレンジ

  • 最終更新:2019/09/03

    お店の作り方、会社の成り立ち方を学べる環境へ

    大分の郷土料理の居酒屋「ウラニワ」は都内に現在8店舗。入社してすぐに任されたのは店舗マネージメント。時には、ホールに立ち、お客様と触れ合い、ある時にはキッチンに立ち、大分の郷土料理を作る。

    「今は何もかも吸収したい時期!会社は、まさに今、急成長中。それを実感できる環境が幸せ。前職は、すでに仕組みもルールも決まっていた中で働いてきましたが、その経験をふまえた上だからこそ、今の職場はとても刺激的です」

    将来の夢は地元山形で飲食店を出すこと。今は夢実現のためのプロセス

    庄司さんのご実家は山形で魚屋さんを営む。山形の飲食を盛り上げたいというのが、将来の夢。
    「これまで、売れる店作りや経営を学びたくて、販促の営業や大手コーヒーショップで働いてきました。その次のステップとして飲食店で働こうと決めていました」

    そして、「ウラニワ」で働くきっかけになったのは、なんと、『におい』。

    「たまたま前を通ったときに、気になったんです。私の好きなお店の雰囲気のにおいが感じられて(笑)。直感とでもいうのかな。実際にお店に入ってみたら、安くて美味しい、しかも接客もお店全体の雰囲気も気になっていたとおり良くて。すぐに、『ここで働こう!』って決めました。しかも、お店の前に求人募集が貼られていて、すぐに面接の約束をしてもらいました。そして、面接の日にすぐに採用を決めていただきました」

    やりたいことを経験させてくれるからこそ、自分にできることは?

    面接の時点で、将来独立したいことを語った庄司さん。すると、社長からはいろんな課題を与えてもらった。
    「働きながら、将来のことをじっくり考えようと思っていましたが、社長からは『独立したいんだったら、いろいろやってみなよ』って」

    勤務し始めてすぐに、全店舗を回るマネージメントの仕事を任されることに。
    「えっ!?こんなにやらせてくれるのって、最初はとまどいました。まず何から始めたらいいんだろうって」
    まずは全店舗を回り、社員とアルバイトの動きを見よう見まねで真似することから始めた。
    「わからないことの連続だったし、迷惑ばかりかけていたかもしれません。とにかく必死でやりました」
    キッチンにもホールにも立って、ひたすらみんなと一緒に働いた。

    「ひとつの店舗に入った訳じゃないので、最初は毎回初めまして、と挨拶から始めるので、緊張やとまどいもありました。でも、そこで客観的に見えてきたんです」
    全店舗を回るからこそ比較して、それぞれの店舗の良さを見つけられるようになったと言う。
    「そういう経験ができたのは、独立したいっていう意思を最初に伝えられたからですし、その意図をくんでくれた社長のおかげでもあります」

    仕事は刺激的。でも、立ち止まって、軌道修正しないと

    入社してもうすぐ1年。その少し前に『私、このままでいいんだっけ?』と立ち止まった。

    「全店舗見ていると、いろんな意見が出ます。その意見を吸い上げて、まとめて、社長に伝えるのが私の役目だと思っていたのですが…。ある時、何か違うなと思って」
    それは、自分が本当にやりたいこと?と自問自答するようになった。

    「ただ、ホウレンソウすることが良いって思いこんでいただけ。もちろん、会社にとって必要なことですが、それだけがやりたくて仕事をしているわけではないんだって。やっぱり自分がやりたいことを楽しくやって会社を元気にしていくほうがいいと思って!」

    そこで、庄司さんは次のステップとして、全店舗のマネージメントから、1店舗を丸ごと自分にプロデュースさせて欲しいと社長に直談判する。

    今は第2ステージの始まり!

    「社長からはあっさり、オッケーが出ました。撤退する話しがあった店舗を、私に任せて欲しいとお願いしました。社員がやりたいって言ったことを、できないと思わせない会社のパワーがあります。それって何か新しいことをやる上ですごく大事なことですよね」

    実際は、いろいろと考えると不安になることでも、信じて進めば叶えられる、背中を押してくれるパワーを会社に感じたそう。

    「だからあえて、撤退の話しの出た店舗を選びました。この店舗は感度の高い人が集まる街で、住宅街にある既存の店舗とは違うからやりがいもあります!」
    もう売れる自信しかない。と前向きにひた走る庄司さん。スピード感が大事。そのままひた走っていきたいと、やる気に満ちあふれた表情で語ってくれた。