女性社員インタビュー
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最終更新:2019/09/03
たったひとりの在宅ワーク。孤独や不安はゼロ?
「Fullon(フルオン)」でたったひとりの、在宅ワーカーとして採用された彼女。今年で3
年目に入る。
「入社した時から同じプロジェクトを担当させてもらっています。そのプロジェクトのた
めに在宅ワークとして採用していただきました。主な仕事は、クライアントさんの発表す
る複数のニュースリリースをひとつにまとめてHTMLに変換して、社内報としてお客様の
社内向けにリリースしています」ニュースリリースは夕方に発表され、その後彼女が作業をして翌朝までにアップしなけれ
ばいけない。一見聞くと締め切りに追われたハードワークにも見えるが、時間が見えてい
る分、計画的に仕事がしやすいと言う。
「働く時間はだいたい1日3〜4時間、ニュースリリースが多い時はたまに7時間ほどかかる
場合もあります。でもそこは、早起きをしたり、家族が寝静まった夜に作業をしたり、調
整できるので、思っていたよりストレスはなかったです。自分の空いている時間で仕事が
できる環境がありがたいです」今は子どもが学校に行く朝7時からが、自分のために使える時間。9時のニュースリリース
アップまでの2時間をフルに活用し、後は夕方や夜に家事タイムと仕事タイムを切り分け
て、仕事をしている。自分に合う働き方を模索して、スキルを身につけてきた結果
30代で結婚、出産。結婚したら家事や育児を優先させたいというのは彼女の中で自然の流
れ。かといって、仕事を全くしないという選択もない。すべてを両立させるベストな方法
を探った。「独身時代は建築関係の仕事をしていました。結婚を機に辞めて、派遣の仕事を点々とし
ていましたが、なかなか『コレ』と感じる仕事、条件などに出会えなくて。家庭を優先し
たい私にとって、どういう働き方がベストかをずっと考えていました。いずれ在宅で仕事
ができたらいいなと漠然と考えていました」
とはいえ、在宅で働くには何かスキルがないとやっていけないという葛藤も。「ちょうどその頃働いていた会社が、自社のホームページを作り始めて、ひらめいたんで
す。ホームページが作れるようになったら、それが自分のスキルになるかも、と」
そこから、スクールに通い、独学でも夢中で学んだ。
「そうしているうちに、勤めている会社でホームページの運営を任されて、実践で技術を
さらに学べたんです。でも、出産を迎えて退社をして、その後しばらくは育児に没頭しま
した」『いずれは在宅で働きたい』という思いはずっとあったものの、なかなか在宅ワークには
出会えなかった。ただただ時間ばかりが過ぎていくことに少し焦りもあった。子どもが5歳になって、やっと出会えた在宅ワーク
子育てに少し余裕が出来た時、彼女の仕事をしたい気持ちはピークに。
「気合いを入れて探し始めたら、フルオンが在宅ワークを募集していました。迷わず即応
募して、社長に面接していただきました。それまで、在宅ワークということにこだわって
、会社のことはよくわかっていなかったんですが、社長の人柄がとてもよくて印象に残っ
ています」
と同時に、社長と話してみて、『形式的なことにこだわらず、いろんな人がいて、働き方
も自由でいい』、という社長の言葉に感銘を受けた。
「フルオンで初の在宅ワークとして採用していただきました。まず1ヵ月は、会社に出社
し、社内で在宅時と同じ仕事をさせてもらい、仕事を覚えていきました」
そして、翌月から念願だった在宅ワークがスタートした。顔を見て話さない相手だからこそ、コミュニケーションは綿密に
仕事上での主なコミュニケーション相手は、クライアントと、彼女の間に立っている社内
の担当者。
「社内のデザイナーと連携して仕事をしています。日中はチャットで連絡を取っています
。作業をする上で迷ったことはすぐにチャットで、『どっちにしたらいいか』などを聞い
ています。出社中は即レスで返信をくれるので、タイムラグがなく仕事がとてもしやすい
ですね」とはいえ、顔を見ない仕事はやりにくさはないのだろうか。
「チャットだから伝わりづらいなど、やきもきしたり、コミュニケーションが滞ったりす
ることは全くないですね。実は、電話もしたことがないんですよ。それぐらい、社内のメ
ンバーが無駄なく、簡潔に仕事をしてくれているからですね」今後は、在宅+プチ出社の新しいスタイルにも挑戦してみたい
最近、在宅ワークでも使える福利厚生が導入された。
「私のような業務委託の形態でも福利厚生が使えるのはありがたいですね。宿泊施設がい
くつかあるようなので、ぜひ使ってみたいです」
そして、今後はもっと子育てに余裕ができ、時間ができたら週1または月に数日は出勤す
るのもありだと語る。「基本は在宅で、+アルファで何かできたらいいですね。会社は、いつも新しいことに挑
戦する風通しのいい空気があるので、新しい働き方も叶いそうです。社内で開催している
ビジネスアイデアソンや、毎月1回全社員が顔を合わせる定例会にもいずれ参加したいです」