女性社員インタビュー

アルバイトから社長へ。現場営業の第一線で活躍してきた女性社長の新たな挑戦

  • 最終更新:2020/02/07

    トップ営業マンから経営者。そして、一児の母に。一貫して大切にしてきた”人”への想い

    自社グループ製品「PREMIUM WATER」を主軸としたセールスプロモーション事業を展開するエフエルシープレミアム株式会社(以下、エフエルシー)。代表取締役である小泉まりさんは、一般的に男性社会と言われる営業の世界に19歳で飛び込み、現場一筋で実績を積み上げてきた。現在は一児の母として子育てをしながら働くワーキングマザーでありながら、組織を牽引し続ける小泉さんの大切にしている想いを語ってもらった。

    「会社は箱、人は宝」。人材育成にかける想い

    エフエルシーは約220名の社員のうち、およそ9割が営業職で構成されている。女性社員も多数活躍しているそうだが、「営業」をサービス主軸とした企業で女性が代表で牽引している会社は珍しいかもしれない。 現在、小泉さんはエフエルシーの代表でありながら、親会社であるプレミアムウォーターホールディングス株式会社の取締役も兼任し、上場グループの女性役員として経営戦略に携わっている。 日々の業績のチェックから総合的な事業マネジメントの管理、新規事業の立ち上げといった営業に関わる戦略の役割を担っているが、その中でも特に注力しているのは、社員の育成・人事採用の分野である。 これらも自らプロジェクトに参加し、社員とともにより良い環境づくりに徹しているそうだ。

    その根幹には、小泉さんが理念として掲げている「人」を大切にした働き方にある。 “人に対して興味をもつこと”“人を大事にすること” 大切にしている軸は至ってシンプルだと、小泉さんは笑顔で語る。

    「それらをふまえて正しいことを正しく、誠実に仕事をしていれば、結果はおのずと出ます。必ずそういう人は応援されますし、応援される社員の集まりが結果的に会社となります。だからこそ、この本質を私は抑えていかないといけません。実際、人材育成には一貫してこだわってきましたし、若い会社だからこそ教育も徹底したいと考えています」

    アルバイトから社員へ。現場からの叩き上げで会社のトップに抜擢

    小泉さんの経歴は、経営者としては少し変わったバックグラウンドを持つ。高校時代に家が財形難になり、学費を稼ぐためにアルバイトを掛け持ちし生活していたというが、そんな彼女に転機が訪れたのは短期大学在学中、現グループの前身となる会社に姉の紹介でアルバイト入社をしたことだ。

    「最初は、夏休みの間だけのつもりでしたが、頑張った分だけ評価を得られる営業の世界にすぐのめり込んでいきました」

    半年後には業績トップに。当時、就職活動の末に内定は決まっていたが、辞退し卒業と同時に正社員として働くことになった。実は、当時の小泉さんの夢は栄養士。それが、なぜまだ設立して間もないベンチャー企業へ行く道を選んだのか?

    新たな挑戦への心を突き動かしたのは、「例え会社がなくなったとしても、私はこの人達と一緒に必ず成功したい」という強い想いだった。そこから、社内の新規事業を次々に任されることになる。成果を出し続け25歳で当時最年少役員に。その後、29歳で代表取締役に就任した。

    ただ、社長になったのは頑張った先にあった“結果論”だと、小泉さんは言う。

    「仕事をする上で能力を上げたいとか、やるからには結果を出したいとか、そういう想いがとても強くあります。周りから求められる役割があるならば、それを全うする。 そういうことを毎日一生懸命やっていた先に、社長という役割を今いただいているという感覚の方が近いかもしれません」

    妊娠、出産、子育て。人生の選択肢はいつも「どうすればできるか」で切り拓いてきた

    会社が拡大の一途をたどる中、この2年で自身が妊娠、出産、子育てと初めての経験をする。そこには高いハードルがあったに違いないが、小泉さんは振り返りながらこう語った。

    「女性は特にライフイベントに左右されやすいからこそ、常に何があっても人生を自分で選択できるようにと心のどこかで筋道を立て準備をしてきました。これまで積み重ねてきたことが繋がって、いま母親としても一経営者としても実現できていることは、本当に幸せなことだと思います」

    実際に産後1ヶ月での職場復帰を決断したが、そこには家族や会社の仲間からの多くのサポートがあってこそだと、小泉さんの言葉には感謝の想いが溢れる。

    「これまで仕事一筋、時間もお金も自分のために費やしてきた人生から、家族を持ち子どもが生まれたことで、新たな選択肢や判断に迫られることも増えました。ただ、何事も諦めたくない性格がいまの私を作っているのだと思います」

    最終的に行き着いたのは「自分で選んで決めた道なのだから、どうすればできるかを考えていくのみ」というシンプルな答えだった。

    「今では、世の中でこんな経験ができている人って多くないじゃん、むしろラッキーだと思えるようになりました。自分の人生の幸せは自分で決める。人生、欲張れば欲張ったなりの何かがきっと得られるはずです」

    そう笑顔で語る小泉さんが自身の人生を常に切り拓いてきた意志の強さは、何より仕事を通して培ってきた賜物である。

    エフエルシーは、人生のコミュニティをより豊かにできるホームでありたい

    改めて、小泉さんにとってエフエルシーとはどんな存在か聞いてみた。

    「『世の中に認めてもらうことがどれだけ大変なのか』や、『何もないところに新たな価値を生み出すことがどれだけ大変なのか』を実体験で、当事者目線で経験させてもらえたのがこの会社です。」

    そして、“価値を生み出す”ために長年大事にしてきたのは、営業の仕事へのこだわりだ。

    「会社が成り立つ上で、営業がない会社はまず存在しません。だから、営業スキルは磨いておいて損はない、どこにでも通用するスキルです」

    その想いは、長年培ってきたエフエルシープレミアムの文化に根付いているが、目の前の結果で期待に応え続け、創り上げてきた実績と信頼が今のポジションに繋がっている。当時グループの最年少役員に就任したのが25歳の時だが「女性にこそ、ぜひ営業に挑戦してほしい」という。

    「若いうちから実績を出しやすく数字で平等に評価がされやすいので、年齢や性別関係なく実力でキャリアを積み上げていくことができます。そして、社員の心の成長も大切にしながら一人ひとりが自己実現を叶えるために挑戦していける場をこれからもエフエルシーで創っていきたい」

    決意をこう語ってくれた。

    会社=人生のコミュニティの場として、人生をより豊かにするための“ホーム”でありたい。

    そう嬉しそうに語る小泉さんの存在は、多くの社員にとって勇気をもたらす明るい光となって輝き続けているのだろう。