女性社員インタビュー

看板ではなくスキルを磨く。EC業界NO.1を目指す40代女性執行役員の挑戦と成長

  • 最終更新:2020/03/27

    営業、個人事業主、コンサル。様々な経験を経て出逢った新たな選択肢

    現在w2ソリューション株式会社(以下、w2ソリューション)において執行役員を務める吉村絵里香さん。新卒で日本IBMへ入社し営業としての経験を積み、その後個人事業主として英語講師を開始。そしてリクルートマネジメントソリューションズでコンサル業も経験した。そんな彼女がどんな想いでw2ソリューションに入社し、役員として活躍するまでに至ったのか。その挑戦と成長の話を伺った。

    経営戦略の策定から幅広く取り組み、圧倒的な製品力と自社開発力でEC業界NO.1を目指す

    w2ソリューションは現在EC業界において市場シェアは2位。自社開発による商品力はNO.1と言われているミドルベンチャーだ。吉村さんは経営者視点をもってCEOのサポートを行い、ともに戦略の策定にも参加する。w2ソリューションにジョインする前は、仕組みが整っている大企業の環境で働いていたが、ベンチャーの0から1をつくりだすことや、執行役員として会社全体を見ることの難しさを感じたという。加えて、執行役員としては会社全体の売上目標に対していくら努力をしても、仮に1円でも達することができなければ役目を果たしたとは言えない。執行役員になったことにより、結果に対する重みもさらに感じるようになったと吉村さんは話す。現在は役員メンバーに次いでリーダーシップを取るビジネスユニットと言われるメンバーの育成や、拡大期に入るw2ソリューションの採用に関してもマネジメントを行っている。しかし、大企業で働いてきた吉村さんはなぜw2ソリューションというミドルベンチャーへの入社を決めたのだろうか。

    決め手はビジョン。自分の全ての力をぶつけられる環境を求めて

    吉村さんは過去に営業として経験を積み、個人事業主として英語講師をはじめた。自らの手で一から事業をつくっていくことも経験している。その後コンサルとしてキャリアを進めてきた中で、なぜ次の活躍の舞台をw2ソリューションに定めたのか。

    「今まで培った力をすべてぶつけられるステージを求めていたんです。どれか一つのキャリアに関しての力ではなく、純粋な個人としての総合力。自分がどこまで通用するのか。それを確かめられる会社を探していたんです」

    自身のキャリアを模索する中、w2ソリューション代表の山田大樹さんと出逢うことになる。様々な会社を見てきた吉村さんに一番響いたのは、会社のビジョンだった。w2ソリューションの「w2」は【Win-Win】と【World Web】から由来しているのだそう。顧客のパートナーとしてWin-Winの関係をつくっていくことと、EC業界において世界でNO.1を獲るというビジョンだ。その熱い想いに惹かれて入社を決め、執行役員への道を進んでいくことになる。

    執行役員としての目線と結果への重み。実行を繰り返し目の前の壁を突破し続ける

    w2ソリューションに入社をしてからは、まずはCEOのサポートという形であらゆる業務を経験した。もちろん最初から執行役員として迎えられる予定であったわけではなく、ポジションは実際の働きを見てから決めるというものだった。吉村さんの入社時は会社の第10期。もちろんベンチャーとしての気質は色濃いものだった。

    「今まで働いてきた大企業では整っていたものの多くが整っていない環境。そのため、すべてを0から自分で考えてつくっていき、1をひねり出していく日々の連続でした。ここに難しさとともに、自らの手でつくりあげていく楽しさも感じていました」

    そんな中で提示されたポジションが執行役員だった。そして進み始めた中でぶつかったのは、役員としてのさらに高い目線と結果への重み。どれか一つの戦略で結果を出せばいいのではなく、会社単位ですべてにおいて結果を残さなければならない。自身の座右の銘である【実行】をもとに、とにかく行動し実行していくことで目の前の壁を突破し続けてきた。現在w2ソリューションは、安定した黒字経営と社会的価値の高い事業を行う会社に贈られる【ベストベンチャー100】を12年連続で受賞している日本で唯一の会社となった。吉村さんの貢献がこの会社の成長を後押ししているといっても過言ではないだろう。

    ベンチャーならではの成長を味わえる環境で、世界NO.1を目指す

    EC業界において現在日本2位のw2ソリューションはこれから日本一、そして世界一への道を進んでいく。日本政府はこれから最も成長する3つの産業として、医療、バイオ、ECを挙げた。EC業界は10年後には市場規模が10倍にまで拡大するといわれており、著しい変化を迎えるだろう。その中での成長や経験は、成熟したほかの市場では決して味わうことができない。吉村さんはその変化のど真ん中に立ち、自らの成長と共にw2ソリューションを世界一位へと導いていきたいと話す。

    「これからの時代は、所属していた組織の看板ではなく個人スキルの価値がより高まっていくと考えています。その時代において、w2ソリューションはスキルを伸ばすのに絶好の環境であると言えます」

    吉村さんは女性としてのキャリアの節目である結婚や出産をふまえて、自分にどんなスキルや経験が必要かを見極め、そしてそれを磨ける環境を選び続けてきた。

    「大企業では味わえない裁量の大きさやスピード感、そんな成長の舞台を求める女性と是非一緒に世界一を目指したいですね。」

    と語る。吉村さんとw2ソリューションのこれからの快進撃を楽しみに見届けていきたい。