女性社員インタビュー

入社2年で取締役へ抜擢。在りたい組織を追求し続けることがキャリアアップの源泉

  • 最終更新:2023/12/22

    エース社員から取締役へ。飲食店マネジメントで培った経験を活かし企業経営に挑戦

    誰もが知っている企業等の営業戦略を練り、サービス認知度を高めていくための営業支援を行っている株式会社エッジコネクション。同社で取締役を務める趙美紀さんは、入社初月から目標売上を達成するエースと呼ばれる営業担当だった。その活躍が社内でも高く評価され入社から2年で取締役に就任、経営企画本部の立ち上げを行い管轄している。個人だけではなく、会社全体の売上を伸ばすにはどうしたら良いのか。常に経営目線で考え会社の成長を追求する趙さんが経験したキャリアの道筋を辿る。

     社員の努力を成長につなげたい!成長を望む社員の伸びしろを見極め、導く

     エッジコネクションは、創業から17年の歴史を持つ会社で、20233月に福岡で3拠点目のオフィス開設している。2017年に入社した趙さんが取締役に着任したのは2019年のこと。

     趙さんの業務は、代表とともに新規事業の立ち上げ、売上構築、社内の制度整備を推進することに加え、彼女自身が立ち上げた経営企画本部において、マーケティング・人事・広報の3部署を管掌するなど多岐にわたる。売上構築やマネジメントは、入社前から彼女の専門領域で、個人としての売上達成はもちろん、チーム全員が満遍なく売上を立てられる部署作りを目指し、指導や各種制度の整備などに尽力してきた。

     どこでも通用する人材を育てたいという想いを貫いて、ここまで走り抜けてきました。社員から、『趙さんの指導のおかげで壁を乗り越えることができました』と感謝されると、指導した時間が実を結び、成果に繋がった感じがしてとても嬉しいし、やりがいを感じます。」

     より大きなスケールを求め異業種へ転職。入社の決め手は行動指針の「共感」

     趙さんは大学卒業後にスターバックスコーヒーへ就職し、サブマネージャーとして約60名ものスタッフを束ねた経験を持つ。その後はハワイアンレストランの店舗責任者として店舗運営業務を経験し、エッジコネクションへ営業職として入社した。順調にマネジメントとしてのキャリアアップを重ねてきたが、飲食業界から一転して異業種への挑戦となった。

     「異業種からの転職ですが、コンサルティングは数多くのクライアント企業のプロジェクトをマネジメントすることが仕事になります。より大きなスケールで仕事ができることにわくわくしていました。別の大手企業とエッジコネクションとで入社を悩んでいたのですが、経営層と仕事ができる点と行動指針、面接での大村社長の印象も後押しし、入社を決めました。」

     自分の可能性を試したいという想いで会社を探していく中、目に飛び込んできたのがエッジコネクションの「共感」という行動指針。

     自分目線ではなく、相手が受け取り、感じ取るまでがコミュニケーションだと心得よう

     マネージャーとして、人と深く関わってきた趙さんはこの言葉に深く共感した。
     入社4ヶ月で自身の営業チームを持ち、活気があり生産性の高い組織を実現すべくがむしゃらに走り続けた結果、営業部長、営業本部長、取締役とキャリアも自ずと付いてきた。

     挫けても、なおまた立ち上がる。人の成長こそが喜びとなり、仕事への活力となる

     話していてもバイタリティや前向きさが伺える趙さんだが、全てが順風満帆だったわけではないと振り返る。彼女自身のターニングポイントとなったのが二度の挫折経験だ。一度目は、成長しているという実感が沸かなかった時期。二度目は、部下の育成がうまく進まず、その分自分の仕事も溜まりキャパオーバーになってしまった時期だという。

    他にも、上司と見解が違うことにより、真っ向から意見がぶつかることも稀にあるといい、そういう時は挫けそうになる。自分なりの意図があり行動したことだが、別のことを求められているということも理解でき、悩んでいた。

    「何事も8割・2割という感覚があるので、仕事で辛いことがあっても、2割の安心や嬉しかったことが仕事の励みになっています。会社の期待に応えることはもちろん、部下の悩みに真剣に向き合い、仕事面だけではなく、誰から見ても『この人素敵だよね』と思われるような人に育てたいんです。」

     最近では、福岡支社の開設や人材紹介事業の立ち上げに携わり、より一層、マーケティングや人事、広報の業務に奮闘している。

     仕事ができるだけではなく、人間的成長ができる会社を目指して

    「エッジコネクションは、『人材育成と経営支援を通して、いかなる環境においても幸福を追求できるヒトと企業を作る。』という理念のもと、代表が舵を取っています。私はその側で一緒に計画を詰めていく役割。会社の成長のためだけではなく、働く社員の成長が喜びです。」

     そう趙さんは語るが、その背景にはこの会社の企業風土がよく現れている。仕事は短い時間で効率よく進める、20時には強制退社と残業を取り締まるルールがある。そこには、仕事でもプライベートでも充実して過ごせるようにという想いが詰まっている。家庭環境や個人の体調に応じて在宅勤務ができる環境で、趙さんも週2回午前中は在宅勤務で仕事をしている。

    エッジコネクションは、社員の8割が女性であり、ワーママも多い。お客様だけではなく、社員のことを大切に想い、古く感じた制度は都度見直し、新しく出た意見はすぐに検討する柔軟性がある会社だ。

     趙さんがマネジメントしてきた社員が成長を遂げ、いきいきと働く環境はとても魅力的だ。
    様々な仕事で実績を残してきた彼女は、全社員が目指すキャリア像となっているだろう。