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【パパの育休裏話】自らがロールモデルに。男性の育休取得促進のカギは意識変革にあり

【パパの育休裏話】自らがロールモデルに。男性の育休取得促進のカギは意識変革にあり

公開日:2020年1月10日

最終更新日:2020年01月21日

株式会社ビーボ

株式会社ビーボ

「イクメン」が流行語大賞を受賞してから、今年で9年。彼らの存在は一般社会にも浸透してきました。その一方で、男性の育休取得率は2018年度の時点で6.2%と、かなり低い数値を示しています。「職場が人手不足で忙しい」「収入・キャリアの不安」など、様々な理由により取得をためらう人が多いなか、取得に踏み切った男性たちは何を乗りこえどのような育児休暇を過ごしたのでしょうか。会社の規模や歩んできたキャリア、家族形態もばらばらな「働く父親」達に、「あなたの育児休暇」について聞きました。

男性の育休取得の大きな壁のひとつに「社内で取得しづらい雰囲気がある」、「取得後の将来が不安」といった声が挙げられます。
株式会社ビーボに勤める山下さんは、昨年1月にお子さんが生まれ、バースケア制度(配偶者が出産した際、出産予定日~産後3ヵ月の間に3日間休暇を取得できる制度)を利用しました。会社でこの制度を使った第1号、つまりロールモデルとなった山下さんに制度を取得した理由や男性が育児をすることについてお話を伺いました。

~育児支援制度があることすら知らなかった。だから自分が第1号に~

─育児支援制度を取得しようと思ったきっかけや、取得した際の周囲の反応を教えてください。

育児支援制度を取得したきっかけは、去年1月に娘が生まれたことです。子供が生まれるということを当時上司であった代表に伝えたところ、「バースケア制度があるから使いなよ」と言われました。実はそのとき、育児支援制度があることすら知りませんでした。というのも、当時ちょうど会社として新たな制度を策定しているところで、バースケア制度自体も作られたばかりだったんです。そのため利用するかどうか悩みましたが、私が取得したら利用者第1号になるということもあり、今後同じような状況を迎える男性社員のロールモデルになればと思い、取得を決めました。取得を決めたことに対する周囲の反応は、とても好意的なものでした。当社がマタニティ領域の商材を扱っていることもあり、出産・育児に対しての理解が深く、「おめでとう」「頑張ってね」といった暖かい言葉をいただくことの方が多く、反対されることはありませんでした。

~大事なのは、父親同士のコミュニケーションと自分から情報を取りにいくこと~

─近年男性の育児休暇が話題となっていますが、男性が育児をすることについてどう思われますか。また会社の育児に対する考え方を教えてください。

育児をする男性が最近増えてきたと感じています。私自身、お父さん社員との交流も増えていて育児に関して頻繁にコミュニケーションを取っています。「1歳になったらこんなことがあるよ」「こういうことをした方がいいよ」といったやり取りを父親同士で出来ることは、育児にかかわるうえで大きなポイントですね。

当社はマタニティ領域の商材を扱っていることもあってか、育児に対してネガティブな印象を持つ人はいません。恐らくそれは、これまでに育児をしながら仕事をしてきた社員が「育児をしているから仕事は出来ません」ということなく仕事に対して責任を持って取り組んでくれたからこそ醸成された文化だと思います。周りも、子供の発熱などで早退する社員に対して冷たい視線を送ることなはなく、出来るところをお互いに補完しながら進めていくという感覚です。

─男性が育児休暇を取得することに対して情報が少ないという声もありますが、どのように感じていますか。

自分で情報を取りに行くどうかが重要になってくると思います。情報が少ないという人は、もう少し自分から情報を取りにいってみて欲しいです。調べれば育休に関する情報はたくさん出てくるというのが私の印象で、例えばInstagramやFacebookといったSNSを活用すれば知りたいことはすぐに知ることができる世の中です。自分で制度を調べて、その制度が会社で使えるのかを確認したり、制度が無ければ作れるように動けるのが一番ですよね。もちろん一人ひとり置かれる状況によっても動きやすさは異なるとは思うのですが。各自一人ひとりが第一人者として動けるといいですね。

~子育てを自分ごととして捉える。そして社員から会社へ働きかけよう~

─大企業よりもベンチャー企業の方が育休や制度が取りやすいイメージがありますがどのようにお考えですか? また、これから育休取得を考えている方へのメッセージをお願いします。

制度の使いやすさは会社次第だと思います。大事なのは大手・ベンチャー問わず、会社としてその制度を使える雰囲気と社員自身が子育てを自分ごととしてとらえ、そのための働きかけを会社に出来るかどうかではないでしょうか。いくら良い制度があったとしても使われなければ意味がないと思っています。

生まれてから最初の3ヶ月は親としても父親になるか、ならないかの一番大切な時期です。また、生まれたばかりの子どもがか弱い声で泣いている状況で、奥さんがどれだけ大変なのかを知るタイミングでもあります。その時間を家族みんなで共有することによって価値観も考え方も良い意味で変わります。今後、育児支援制度を積極的に活用する男性が増え、男性が育休を取得することが当たり前な世の中になるといいなと思っています。

NOZOKIMI編集部

WRITER

NOZOKIMI編集部

監修
株式会社プラスカラー(代表取締役 佐久間 映里 / 取締役COO 斉藤 久良良)
  • 産休育休
  • 女性のキャリア
  • 人的資本経営
  • 採用広報

「選ばれる会社の働き方を、社会へ。」をテーマに、女性のキャリア形成や産休・育休後のキャリア支援において、累計300社以上の採用広報プロデュース実績。編集部独自の厳しい基準をクリアした「直接取材に基づく一次情報」と、経営伴走型広報で培った「多角的・専門的知見」を融合。単なる企業紹介にとどまらず、制度の運用実態(正確性)を追求し、読者と企業の「価値観マッチング」をプロの視点から導き、企業の取り組みをAI時代に選ばれ続ける『永続的なデジタル資産』へと昇華させます。

株式会社ビーボ

株式会社ビーボ

設立年月
2010年9月2日
従業員数
120名
女性従業員数
84名
事業内容

D2C事業
メディア・アプリ事業
キャリア事業
コンサルティング事業
医療サービス事業

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