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【就活研究記事】就活生第一の敵、SPI!打破するためにまず敵を知ろう

  • 最終更新:2019/09/06

    こんにちは!
    サマーインターンに参加したり、プラスカラーで就活記事を書いたり、熱中症にかかって3日間ほどダウンしたりと大忙し(?)のプラスカラーインターン生の小笠原です。
    インターンや本選考に参加するにはESや面接などの選考フローがありますが、その中でも今回はSPIをはじめとする適性検査にスポットを当てていきたいと思います。SPI対策をしないと、志望度の高さを伝える前に道が閉ざされてしまう…そうならないように対策していきましょう!

    〜適性検査の概要〜

    最初に、SPIとは何かを考えてみましょう。まず適性検査という大きな括りがあり、その中にSPIや玉手箱、GAB、TG-WEBなど多くの種類があります。多くは言語、非言語、性格検査で構成されています。
    SPIはリクルートが作成している適性検査で、テストセンターや自宅などのパソコンで受験することが大半です。言語の最初に熟語問題が出たり、非言語で様々な種類の計算問題が出題されることが特徴です。言語・非言語共に20〜80点で表され、平均点は50点と言われています。ちなみに私はとある企業でその成績を教えてもらい、その際は言語75点、非言語64点でした。信じるか信じないかはあなた次第…
    玉手箱、GABは出題形式としては似ており、言語はA、B、Cで答える問題、非言語は表やグラフの読み取り問題が出題されます。また言語は25分で52問、非言語は35分で40問とスピードが問われます。
    個人的な感想としては、難易度はTG-WEBが頭一つ抜けて難しく、その他は全て同じぐらいの難しさだと思っています。理由としては、TG-WEBは「正八面体の展開図で正しいものは?」というように空間把握の問題が出題されることが多く、解くには時間を要してしまうことがあるからです。
    今回は対面することが多いSPIと玉手箱を中心に対策していきます。

    〜SPIの詳細〜

    まずSPIはテストセンターがあるということが特徴です。テストセンターで1回解くと、その成績を知らされることなく1年間データとして残ります。そのためテストセンターに何度か行き、「良い成績を残せた気がする…!」と思った後は2度と行かずに使い回しができます。そうするためにも、まずは自宅などパソコンで解く形式や参考書で練習しておきたいところです。
    そしてSPIで重要なことは難易度の高い問題を何題解けたか、ということです。難易度が高い問題を出現させるには、序盤の問題(言語なら熟語や文章に当てはまる単語埋め込み、非言語はつるかめ算などの2次方程式)を素早く、そして正答率の高さが必要不可欠です。
    また難易度が高い問題が出題されているという指標は、言語だと長文複数問もしくは長文1問だけど抜き出せ問題があり字数指定がないもの、非言語は「可能性があるものすべて選べ」といった問題が3問以上出題される、といったあたりです。

    〜玉手箱の詳細〜

    玉手箱の言語は本文と設問の関係が、
    A:本文の内容から明らかに正しい、または正しい内容が含まれている。
    B:本文の内容から明らかに間違っている、または正しい内容が含まれている。
    C:本文の内容からは正しいか間違っているかは判断できない。
    とあり、A、B、Cを1つ選んでいきます。1つの本文で4つの設問がありますが、比較的バランス良く(例えばBCBAというように)A、B、Cを正解にしている気がします(個人的感想)。
    非言語は表やグラフの読み取りですが、表がメインに出題されるときにはコツがあります。それは表での答えの導き方は比例法則もしくはどこかのデータでの順位決めを当てはめる、の2つがほとんどなのです。こればかりは実際に解きながら説明したいところですが…
    またSPIとは違って問題数や制限時間が既に確定しているため、正答率の高さが物を言う適性検査です。

    〜適性検査の対策方法〜

    ここまでは小手先のテクニック的なことを紹介しましたが、最後に参考書と練習方法についてお話しします。
    参考書は何でも良いと言いたいところですが、ナツメ社の「超実戦問題集」や新星出版社の「SPI&テストセンター1200題」が個人的なおすすめです。理由は参考書を何冊も買う必要がなく、どちらか1冊あればSPIに玉手箱、GAB、TG-WEBなど様々な種類を勉強できるからです。
    練習方法はその買った1冊を1周したら1度実際にSPIと玉手箱、それぞれの適性検査を解いてみましょう。それを2、3回繰り返したら、あとは実戦あるのみ!です。5回も10回も練習したところで、成績の伸び幅は小さいですから。そこで時間を使うのであれば、実際に企業が用意してくる適性検査を何度も解いて、制限時間に慣れた方が大きいですよ!
    もちろん解けなかった問題に直面したら、参考書は見直した方が得策です。

    いかがでしたか?要は、とにかく適性検査の問題と時間に慣れること、それに尽きます!本当は伝え切れなかったこともたくさんあるので、私としては心苦しいのですが…少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
    最後まで読んでいただきありがとうございました!!!