就活研究記事

  • 最終更新:2022/08/31

    こんにちは。龍谷大学国際学部4年生の奥井秋菜と申します。大学では、異文化間での共生について勉強しており、現在23卒の就活生として就活中です。この記事では、これから就活をはじめる方、就活中の方に向けて、私の就活についての考えを記したいと思います。

    この記事を書いているのは、プラスカラーでの4日間インターンシップの初日です。オンライン上でのインターンシップというものは初めてで、とても緊張しています。初日の業務は本記事の執筆作業。私が就活をはじめる方、就活中の方に伝えたいことは、「『違う』『合わない』も大事な情報である」ということです。

    やりたいことがわからない中で見出した私の方針

    1年生の時に何度か合同企業説明会に参加し、2年生の時にメーカーで2週間のインターンシップに参加しました。しかし、なかなか方向性が固まらず、色々と悩みました。

    やりたいことがわからない。少し憧れていたホテル業界と自分が望むライフスタイルがかけ離れている。語学はずっと勉強してきたけれど、語学に関連する職に就くのかどうか。都会に出れば実家の畑を放棄してしまうことなどなど。ネットや会社説明会、友人の話などで情報を集め、自分の方針を考えました。

    私が出した結論は、畑を見捨てることはできないということでした。そこから、実家から通えること、そして業務とプライベートのバランスがとれることを就活の軸としました。

    フルリモート・全員業務委託のプラスカラーとの出会い

    そんな中、プラスカラーから就活アプリに届いた、「#時間と場所に縛られない働き方」「#“やりたい”を“できる”に変える場所」というメッセージ。私はそれを見て、これは説明会に参加しなければならないと感じました。

    説明会では、完全リモート・業務ごとの契約で雇用しないというプラスカラーの特徴を知り、前衛的な会社だと思いました。また、「プラスカラーは会社である必要はないと思っている。関わる人が自分のやりたいことを実現するためのステップアップの場所としてもらいたい」という社長の言葉に、ますますこの会社への興味が湧きました。

    農業と両立する方法を模索したい

    私がこのインターンシップに参加しようと思ったのは、業務委託型のプラスカラーでどのような働き方をされているのか気になったからです。また、もしかすると農業と両立させた働き方ができる可能性もあるのではと思いました。

    インターンシップに申し込むには、案内メールを受信日から5日以内に「エントリーシート」と「5分間のピッチ動画」を提出する必要がありました。

    ところが当初、私は「ピッチ動画って?」という状態。ネットで調べてもあまりピンと来ませんでした。それでも、とりあえず自分の気持ちを素直に伝えようと思い、スライドショーのようなものに声を入れるべきか、自分のスピーチを撮影すべきかなど色々と考えました。

    期限が短いのでとにかく、原稿を考え、練習をし、スマートフォンで撮影することにしました。「こんなものでいいのか?」と不安ではありましたが、結果を待つこととしました

    不安をチャンスへ変えたい。インターンへの希望

    後日、4日間の実践インターンシップへの案内が届きました。もちろん、参加できることを嬉しく思いましたが、同時に不安もありました。業務によってメンバーが替わるということは、安定した職との兼業が不可欠なのではないかと思ったからです。

    少しずつ副業や兼業できるところも増えてきたとはいえ、まだまだ副業や兼業が認められている会社は多くありません。先日もとある企業の方に兼業や副業が認められているかを尋ねたところ、給料が発生する場合は認められないとの回答をいただきました。

    そのため、プラスカラーのような業務委託型の会社で働く場合は、副業や兼業が認められている会社を見つけなければならないことになります。

    しかし、せっかくのチャンス。このインターンシップへ参加することを決めました。やってみないと分からないことがたくさんあると思うし、体験したことのない業務を経験することで、就職活動へのヒントが掴めるかも知れないと考えたからです。

    インターンシップは、「やりたい」「やりたくない」「自分に合っている」「合っていない」など、様々な感覚を掴める唯一の場です。そして、いくつかの業務を一度に体験できることも、魅力の一つだと思います。

    実際に体験をすることで、説明会ではわからない自分の気持ちにきっと気づけるはずです。たとえそれがネガティブな感情であっても大丈夫。自分の感情は、就活を進める上で大事な参考資料のひとつになるのではないでしょうか。