就活研究記事
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最終更新:2019/09/03
こんにちは~!
プラスカラーインターン生の望月と申します。皆さんは、「七五三現象」というものを聞いたことはありますか?
中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割の新卒社員が
3年以内にその仕事を辞めてしまう現状のことをそう呼ぶそうです。
七五三が子供の成長を祝うお祝いの行事だけになんだか悲しい…。リーマンショックによる就職氷河期や、
現在のオリンピック景気による就職売り手市場など
就活生を取り巻く環境は近年でも大きく変化してきましたが、
意外なことにこの「七五三現象」は20年以上前から変わらないそうです。この原因の1つに就活生と企業とのミスマッチが考えられると言われています。
就活生と企業とのミスマッチがなぜ起きてしまうのか、
就活生として実際に見聞きしてきた中で自分なりに考えるその原因とともに、
そのようなことが起こることがないよう、就職活動を行っていく上で
大事だと考えていることを少し書いてみようと思います。~学生の理想と企業の現実~
ミスマッチが起きてしまう一番の原因は
企業側と学生側との認識にギャップがある為だと思います。
企業側は、企業説明会やホームページなどで
学生に対して情報を発信していますが、
そのような情報からでは学生は客観的な情報は得られません。なぜなら、企業は学生への魅力付けのため
ポジティブ面だけをアピールしようとするからです。
それはもちろん、すべての企業のことではありません。
情報をオープンにしている優良な会社もあります。
しかしながら学生が本来知りたい企業の内情や実態は、
人事や採用担当の巧みな言葉によって
いいように聞こえてしまうことが多くあると思います。それを真に受けた学生には入社したあとに
聞いていたのと違うといった矛盾が生じてしまいます。
こう言ったミスマッチを防ぐ為にも、
学生側もただ企業からの情報を受動的に受け止めるだけでなく、
きちんと企業研究を行うことが大切だと思います。~弱者になっている就活生~
私が座談会に参加したある企業では、
「求職者と求人者は本来対等であるべきなのに、
就職活動ではしばしば就活生が選ばれる側であり、
対等な立場ではない」との意見がありました。
なるほど。完全に盲点でした。就職活動は本来学生にとって
自分の未来を決める心躍るものであるはずなのに、
企業側に求められる人物像を押し付けられ、
合わなければ落され、自己嫌悪に陥り、苦しいものになっていく…
そうすると自分が何なのかも
わからなくなってしまう人がいます。
この考え方は良くありません。
これでは本末転倒です。
そこで大事になってくるのが働く意味です。~働く意味とは?~
もちろん、人それぞれ違います。
おそらく経済的理由がほとんどだと思います。
お金がないと生活していきません。
では、その次に重視するのは?
自己成長?やりがい?社会貢献??
この部分が見いだせていないと、
何のために仕事しているのかわからなくなってしまいますね。そのことが原因で離職も簡単に決断してしまうのです。
仕事を続ける理由が経済的なものだけだったら、
どんな仕事でもいいということになります。なぜその業界を選んだのか、
なぜその企業を選んだのか、
なぜその職種を選んだのか、何らかの理由があるはずです。
その部分を深堀して行けば自分なりの
働く意味を見出す必要があります。
この働く意味がしっかりしていればしっかりしているほど、
自分が見えてきたり、就活の軸が見出せるのではないかと思います。~ファーストキャリアの重要性~
一方で、これまでの終身雇用などは、
ICTや産業構造の高度化によって変わりつつあります。
そんな中で日本は縦断的な労働市場から、
欧米的で横断的な労働市場になりつつあり、
転職をしやすい環境になってきました。先行き不安な時代だからこそ自分の市場価値を
高められるかが重要になってきているのではないでしょうか。そのためには、自分のファーストキャリアで
しっかり土台を踏む必要があると考えます。
また、1企業の特殊な技術や知識の習得ではなく、
社外にも通用するような汎用性の高い技術や
能力のを習得することで今後も渡り合えるのではないかと考えます!いかがでしたでしょうか?
少し重い話題だった気がしますが(笑)。
私自身も、もう一度働く意味について見直したいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の参考になれば幸いです。よろしくお願いします!最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様の参考になれば幸いです!