私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】大学3年生後半での業務体験インターンは就活のためになる?

  • 最終更新:2020/03/02

    こんにちは。プラスカラーインターン生の岸本です。 私は現在、立教大学法学部に所属する3年生で、2021年度卒として就活をしています。今回は、私がプラスカラーで体験したインターンを振り返り、インターンで得たモノやインターンに参加する重要性について記事にしてみました。インターンに参加するか迷っている人、実際にインターンに参加してみた人の感想が気になる人は、ぜひこの記事を読んでみてください!

    私がインターンに参加した理由は、オフィスワークを体験してみたいと思ったからです。詳しくは私の書いた記事をご覧いただけたらと思います。

    【私がインターンをする理由】30社のインターンを経て気付いた志望しない理由のススメ

    就活は3年生の5月から始めていたのですが、今まで参加していたインターンは1日で終わるものが多く、ビジネスの仕組みに対する理解は進んでいたものの、実際の業務についてイメージする機会に恵まれませんでした。また、私は大学受験の頃から同じ机に向かい続けることがとても苦手で、仕事をするにあたってとても不安に思っていました。実際自分はどのくらいデスクワークに耐えられるのかを確認することも今回のインターンの目的でした。

    ~プラスカラーのインターンで体験できること~

    私が実際に体験した仕事は、【私がインターンに参加する理由】【就活研究記事】の執筆、営業の業務体験、人事の業務体験、新規ビジネスのためのリサーチ業務、NOZOKIMIの編集部における業務体験など、多岐に渡る多くの業務を体験することができました。

    初めに行なった記事の執筆業務はアウトプットが多く、期限ややり方が決まっている中で自分なりに表現する仕事の特性を体感する機会になりました。次に行なった人事業務の体験では、学生さんの多くの自己PR文に目を通し、プラスカラーにマッチする学生さんをに対しメッセージを送ることで、企業の人事担当者の目線で採用を考える機会になりました。

    そして、一番印象に残っているのは決められた時間内で複数の業務を遂行する「マルチタスク業務」です。どれも時間をかければ丁寧にできることを限られた時間でどのように終えるか、四苦八苦しながら考え実行しました。会社の利益に繋がるような業務内容も含まれていたため、仕事に対する責任の大きさが感じられる体験であり、時間との勝負の中で何を優先すべきか、その価値観が問われるため、実際に体感してみる価値を高く感じる時間でした。

    私は難しいことを任されるとつい自分を試されているように感じてしまい、とにかく全力で取り組みがちですが、この業務を通して1つ1つの業務が会社にとってどのような意味を持つのか、どのような結果を産むための業務なのかを意識する重要性を理解できた時に、仕事が上手くいくようになったことを実感しました。

    ~仕事をする上で大切なこと。目的達成のためにどうするかを自分で考える~

    そんなインターンを経て私が一番学んだことは、「自分の特性を理解して、それを活かせるように仕事のやり方を工夫することで評価される」ということです。そのことを学んだのは初日の記事執筆業務内の出来事がきっかけです。

    記事原稿を作る際に、初めは短く全体を見渡しながら流れだけを書いて、そして短い原稿を社員さんに確認してもらい、その上で長くしていこうと書き方のステップがふまれていました。けれども、私は伝えたいメッセージや内容はあるものの、用意された流れに沿って短くまとめきれず、午前中は書いては消し、書いては消しを繰り返していました。午後になってから社員さんにそのことを相談したら、「短くすることに悩んでいるなら一旦全部書いてみるといいよ」とアドバイスをいただいたんです。それを聞いて、言われたことをやるだけではなく、目的達成のために自分ならどうするべきかを考えることの大切さを実感しました。言われたことをやっていれば責任逃れができて楽かもしれないけれど、対価をもらえるだけの仕事にするためには、どのように取り組めば望まれている価値が提供できるのかを考えることが大切であることに気がついた体験でした。今後はこの気づきを活かして、自分のスタイルでできる仕事を探していけたらと考えています。

    ~インターン前後で変わった価値観。会社と社員の理想の関係~

    上述したインターンで学んだことに付随して、インターンをはじめる前と後では、大きく考えが変わったことに気付きました。

    インターンをはじめる前は、自分の弱みだと感じていたところは克服しなければいけないと強く感じていましたが、弱みは自覚した上で周りの力を借りながら目的達成の方法を柔軟に考えていくほうが大切だと思うようになりました。それは、今まで学校やアルバイト先で評価される対象は私個人であったのに対し、今後仕事で評価されるのは価値を提供する自社やチームであり、個人評価もチームにどれだけ貢献できたかであるからだと思ったからです。

    なんでもできる人間になることよりも、自分にできる方法で組織に貢献する方法を考えられる人が活躍していくのだということを、インターンを通して知ることができました。これについては、インターン中に印象に残っている出来事があります。それは、先輩インターン生が行うインターン最終プレゼンを見学させていただいた時のことです。

    先輩は最終プレゼンで、このインターン内で受けたフィードバックにより自分の強みを自覚したこと、それを活かせるような仕事を任されてどのようにクリアしていったのか、そして強みについて今後どのように伸ばしていきたいかをお話されていました。社員の方々も、その先輩へここが強みなんじゃないかという話をしてからの伸びについて高く評価していて、私は会社も個人の強みが発揮されることが喜ばしいという様子を目の当たりにしたのです。その様子が自分にとって理想的な会社と社員の関係であり、そのような働き方をしたいと強く思うようになりました。この出来事は、会社が個人のキャリア成長をどの程度考えているか、自分らしい働き方ができるかを就活において重視するきっかけになりました。

    ~自分の人生をかけられる企業選びのためにも、インターンには参加した方がいい~

    プラスカラーのインターンに参加するまでは、3年生になったら実際にインターンに参加して得るものが薄かった時に時間が勿体無いと考えていて、長期のインターンに参加して実際の業務を体験するのは難しいだろうと思っていました。 けれども、参加してみないとわからないことはあるんだと強く感じたので、参加して本当によかったと感じています。

    インターンに参加するまでは、自分の過去の経験から延長線上にあるものや経験に近しいものを選ぶ傾向にありました。一方で、自分の可能性を知るため、具体的に会社を選んでいくためには、自分がどの程度のことなら耐えられるのか、自分はどのようなことができるのかを知る必要があると思っていました。 就活生にとってそれらを把握することはとても大切です。

    就活ではたくさんの企業から“祈られる”中で、どうしても自信を失い自分がダメな人間であるように感じてしまうこともあります。就活のゴールは自分の人生を費やせる働き先と巡り逢うことにあるのに、自分に自信がなくなったり、自分を見失ったりすることで安易に妥協し、自分を偽りながら働き始めてから後悔するのは本末転倒です。自分の人生をかけられる企業選びのためにも、インターンに参加することは重要だと私は考えます。

    ここまで読んでいただきありがとうございました。 就活の早期化が進み、就活を早く終わらせる人が増えてきている一方で、世間では内定ブルーが問題になっています。納得のいく就活のためには、自分の希望に優先順位をつけられていることが大切です。自分にとってどの条件が妥協できないのかを正しく見極めるためにも、ぜひ一度インターンに参加してみてはいかがでしょうか。プラスカラーのインターンは連続しない8日間で希望する曜日から調整できるので、忙しい人でも参加しやすいと思います。インターンを通して、自己分析をもっと深いものにしていきましょう!