私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】働く上で大切なこと、自分が大切にしたい価値観が見えた

  • 最終更新:2020/03/11

    みなさんこんにちは!神奈川大学人間科学部で心理学を専攻しています、山本夢華と申します。 この記事では私がこのインターンシップに参加した経緯から、実際に仕事をしてみて感じたこと、学んだことを通して、インターンシップに参加することの重要性をお伝えしています。まだ就活の軸がしっかり定まっていない方、インターンシップの参加に迷っている方に、ぜひ読んでいただきたいです。

    私がこのインターンシップに参加した経緯は以前記事でも紹介させていただきました。

    【就活研究記事】公務員と民間企業で併行して就職活動を見つけたメリットとコツ

    公務員志望であるものの視野を広げて選択肢を増やすことを目的に、実際に就業体験ができるインターンシップに参加し民間企業で働くということを体験しました。

    ~私のインターンシップ体験。4日間を通して経験できたこと~

    私がインターンシップで体験した業務は主に4つです。①NOZOKIMIに掲載する記事の作成、②一日に複数の業務を時間内にやり遂げる体験、③採用活動支援業務の体験、④新オフィスへのアクセスマップを作成する、ということでした。

    1つ目の記事作成では、これまでの自分の就職活動を振り返り、見つめ直す非常に良い機会になりました。書いた記事は実際に掲載されるため、人に読んでもらえるような文章を作るにはどうしたらいいか、記事を書く際のポイントを教えてもらいながら、試行錯誤を重ね取り組みました。 2つ目のマルチタスクをこなすという業務体験では、1日の中で営業活動に必要な営業リストの作成やアプローチするための文面の作成など、自分で時間配分を決めながら複数の業務を計画的に達成していくということを体験しました。 3つ目の採用活動支援業務では、企業の説明会の良い点や改善点をフィードバックすることで、学生でありながら採用活動を支援するというコンサルティング要素のある業務を体験することができました。

    そして特に印象に残っているのが4つ目の新オフィスまでのアクセスマップと道順動画の作成です。マップを作るということは初めての経験でしたが、地図作成の仕方や他社のマップなどを参考にしながら自分なりに工夫して取り組み、納得のいくものを完成させることができました。普段から趣味で簡単な動画編集は行っているものの、「動画は30秒以内で」「初めて見る人でもわかりやすく」といったオーダーを加味しながらの編集作業は苦労もありました。しかし、完成後には実際に会社のアクセス方法として利用されることになり、加えて社員の方からも好評をいただくことができたので、やりがいや達成感を得られた経験でもあります。

    ~「自分自身で考える」「計画性を持つ」。これがインターンシップ体験で学んだこと~

    私がインターンシップに参加して学んだことは2つあります。1つ目は、「自分自身で考えて取り組む」ということです。これは記事作成とアクセスマップの作成を通して学びました。私はこれまで自分で考えるということが苦手でしたが、記事作成では自分自身をアウトプットして読者に興味を持っていただけるように記事を工夫すること、地図作成では人に頼るのではなく、まず自分自身でどのようにすれば地図が作成できるのか、わかりやすいマップを作るためのポイントなどを他のマップを参考にしながら自分なりに工夫することで自分自身で考えて仕事を遂行していくことの大切さを感じました。結果として作成したものを褒めていただけたこともとても嬉しかったので、これから自分が仕事をしていく上でも意識していきたいです。

    2つ目は、「計画性を持って取り組むこと」ということです。これはマルチタスク業務の中で感じました。自分なりに時間配分を考えて、計画性を持ってもって取り組んでいく中で、社会に出て仕事をしていく上でのスピードの重要性や一人で複数の業務を行っていくための対応力などを学ぶことができました。一日でやるべき仕事を自分の得意不得意に合わせて時間配分を変えたり、常に時間を意識しながら進み具合を確認したりすることで効率よく進められたと思います。基本的なことではありますが、実際に業務を体験したことで改めて計画性や効率性の重要さを感じられました。

    ~インターンシップを経て生じた価値観の変化。私の中で変わったことと、変わらないこと~

    今回インターンシップに参加し私の中で考え方が変わったことと、変わらなかったことがあります。まず変わったことは、私は公務員に絞って就職活動をしていこうと決めたことです。その経緯として、自己分析や民間企業のインターンシップに参加し改めて自分がやりたいことを考えた時に、公共的利益が高く、学生時代で学んだことを生かすためには公務員が最適だと感じたからです。この結論は、民間企業を見ていなければたどり着けなかったことであり、さらにインターンシップを通じて、民間企業・公務員に関わらず「仕事をする」上で大切な「自分自身で考えて取り組むこと」、「計画性を持って取り組むこと」を学ぶことができたので、非常に良い機会だったと感じています。

    次に、変わらなかった点としては、私は出産や育児をしてからも仕事を続けていきたいと感じたことです。これは以前から思っていたことではありますが、今回のインターンシップを通して改めてそのように感じました。その理由として、プラスカラーでは社員の方が育児などをしながらでも自身のライフスタイルやペースに合わせて可能な範囲で仕事をしており、イキイキと仕事を楽しんでいるように感じたからです。その姿を見て、私も結婚や出産などさまざまなライフステージを迎えても、一人の女性として輝き続けながら働きたいと思いました。

    ~インターンシップに参加しなければわからないことがある~

    「インターンシップはあまり意味がない」という意見も一方であると思いますが、インターンシップはその業界や企業を知ることができるだけでなく、自分の就活の軸になるもの、やりたいことなどを改めて見つめ直す機会になります。現に私も、インターンシップを通して働くということを身近に感じられ、自分のやりたい働き方を考え直すことができました。特に中長期で行われるインターンシップでは、実際に業務を行うことで、学生のうちから働くということを身近に感じられ、非常に良い経験になると思います。

    インターンシップを体験することで、その会社の雰囲気を感じられたり、求める人物像などが見えてきたりするので、自分の方向性との一致点や相違点を見つけられるというメリットもあります。自分があまり視野に入れていない分野や知らない業界でも、参加してみると意外にも興味が沸くということもあるでしょう。このプラスカラーのインターンシップは私にとって、今まで知らなかったこと、気付かなかったことを学んだ時間でもあると考えています。だからこそ、インターンシップの参加に迷っている方がいたら、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいと思っています。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私ははじめ、軽い気持ちでインターンシップに参加してみたのですが、インターンシップを重ねていく中で非常に多くのことを学べたと感じています。これからでもまだまだ遅くないと思うので、インターンシップに参加してみないとわからないことを、ぜひ皆さん自身で感じてほしいです。本格的に始まる就職活動、ぜひ一緒に頑張りましょう!