西原花音_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2021/02/28

    はじめまして、明治大学法学部3年の西原香音です。22年新卒として就職活動をしています。趣味はゲームをプレイすることや映画鑑賞で、友人からは「落ち着いているね」とよく言われます。もともとあまり人前に出たがらない内向的な性格で、一歩踏み出すということが苦手でした。サークル活動でも、例えて表現すると、自分が「舞台上に立つ」というよりは、人前に立つ人を輝かせるための「舞台作り」に注力してきました表に出るというより裏からサポートする方が得意だった私が、一歩踏み出してインターンシップに参加することになったいきさつを書いていこうと思います。就職活動の中でインターンシップへの参加を悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

    〜就職活動に大打撃を与えた新型コロナウイルスの上にあぐらをかく私〜

    私が就職活動をはじめたのは、大学3年生の秋の終わりでした。本当は夏ごろの予定でいたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響はすさまじく、なかなかはじめることができませんでした。思うように就職活動をスタートできずやきもきしていたのはきっと私だけではないでしょう。ただ、私が人生で一番後悔していることは、新型コロナウイスを言い訳に就職活動から遠ざかってしまったことです。参加予定だったイベントが軒並み中止や延期になったことで、「まだはじめる時ではない」と思ってしまったのです!「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と就職活動から逃避してしまっていました。そうやって時が過ぎていくうちに、そろそろスタートしないとまずいのではないかと思うようになりました。気の緩みが焦りに変わり、ようやく就職活動をはじめた時、私はあることに気がつきました。多くの就活サイトで申し込めるインターンシップは1dayのオンライン開催がほとんど。内容は業界研究やグループワークのみ。これでは、形式的には企業のインターンシップに参加はできていても、真の意味でインターンシップを経験できているわけではないのではないか、と。

    〜インターンシップってこれでいいの?見つけた!これが私の求めていた…〜

    みんなと同じような活動をしているだけでは足りないと思い、自分なりに一歩踏み出してオファー型就活サイトであるキミスカに登録しました。これが、私の就職活動における転機でした。そこで株式会社プラスカラーからスカウトをいただき、このインターンシップに出会いました。概要の中でまず惹かれたのは「8日間の超実践型」というところです。他の企業の1dayインターンシップは1日とは銘打っていても、業務を体感できるワークは1~2時間程度しかありません。そんな中、プラスカラーのインターンシップは朝から晩まで時間が設定されて、社員の方と同じ時間働くことができます。これだったら本当の意味で業務を体感できるのではと感じました。具体的な業務内容は、マーケティングや広報など、実際に働かなければ体験できない業務ばかり。一日だけのオンラインインターンシップでは何もかもが足りないと不安を抱いていた私にとって、このインターンシップこそが、私が求めていた「本当のインターンシップ」だったのです。

    〜選考ではどんなことをするの?初めての動画作成〜

    すぐにでも参加の申込を行いたかったのですが、スカウトメールに記載されていた一文に、指が止まりました。 「選考について」その文言を見た時、正直スカウトを辞退しようかとさえ思いました。なぜなら私は、これまで選考型のインターンシップを避けてきたからです。理由は二つあります。一つは、純粋に自分の力量が足りないと思っていたこと。二つ目は、もしも選考の結果が不合格になってしまったらと思うと怖くて勇気が出なかったからです。それでも、せっかくいただいたスカウトを辞退したくないという気持ちと、プラスカラーについてもっと知りたいという思いから、選考を受けることを決意しました。選考に参加するためにはエントリーシートと動画の提出が必要なのですが、苦労したのは動画の作成です。5分程度の動画を撮影すること自体、これまで経験したことがなかったからです。はじめは何から話せばいいのか見当もつかず、五里霧中の状態でした。しかし、頭の中を整理していくうちに、自分が何をやりたいのか具体的に考えることができました。動画を作成したことは、自分の中のビジョンを明確にすることにつながったと思います。

    〜選考の結果は… 勝って兜の緒を締めよ!ここからがスタート〜

    はじめて選考型インターンシップに申し込んだため、選考の結果が出るまでは気もそぞろでした。緊張しすぎて、選考結果が記載されたメールを開ける時は薄目で、若干指が震えていました。結果は補欠合格。補欠ではあるものの、合格できたことに安堵しました。なぜなら、これは自分が今まで避けてきたことに挑戦した結果であると同時に、先へ進むための切符でもあります。そこからさらに一歩踏み出すこと、超実践型のインターンシップに参加できることへ期待が膨らみました。なにより、エントリーシートに綴った考えや動画に込めた自分の想いが伝わったことが、補欠合格という結果として現れたことが、本当に嬉しかったです。しかし、私はまだスタートラインに立ったばかりです。明確になった自分のビジョンを達成させるために、プラスカラーでしか得ることができない経験や考え方を、積極的に吸収していきたいと思っています。そして、これから業務で得るものを自分なりに咀嚼して、成長の糧とすることはもちろん、他の人にも波及させたいです。

    選考型のインターンシップにためらっている方は、きっとたくさんいると思います。私が伝えたいことは、「とにかく、やってみてほしい」です! このインターンシップの選考に申し込み、結果が出るまでの間に宇多田ヒカルさんの『Beautiful World』という曲に出会いました。この歌に『どんなことでもやってみて 損をしたって 少し経験値上がる』という歌詞があります。結果が出ることが怖いとは思いますが、自分からアクションすることで得られるものが必ずあるはずです。