吉澤大凱_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】結局、何ごともやってみないとわからない

  • 最終更新:2022/08/18

    はじめまして。私は、東京都内の私立大学に通う大学4年生です。大学では経営学科に所属しており、主にマーケティングを専攻しております。

    現在は23卒として就職活動を進めています。就職活動に意識を向けはじめたのは大学3年生の夏休みでした。しかし、当時は所属していた大学祭実行委員会の活動に力を入れていたので、私が参加したのは2daysのインターン1つだけ。

    その後も学内外問わず就活セミナーには参加していましたが、自己分析や業界研究などはできていませんでした。

    この記事では、何ごとも早くはじめるに越したことはないが、それを見直すタイミングはいくらでもあるということをお伝えできればと思います。私のこれまでの就職活動や、なぜこのタイミングでインターンに参加したのかを書くことで、誰かのお役に立てたら幸いです。

    何も決まらないままとりあえずはじめた就活

    私が就活を本格的にはじめたのは大学3年生の3月1日です。本来早いうちに終わらせておくべき業界・企業研究や自己分析に取り掛かったのもこの頃でした。

    世の中の1つの企業に長く勤める働き方そのものが変わってきていることや、フリーランスなど正社員以外の働き方にも興味があったことなどから、明確な希望を持てずにいました。

    業界だけでなく自分の雇用形態についてもしっかりとした軸がなく、すべてが漠然とした状態で選考を進めることになったのです。

    そのような状態にあったので当然、具体的なイメージは湧きません。面接に進むことはおろか、エントリーシートを1枚書き上げることもままなりませんでした。結果、思うように就職活動は進まず、他の就活生との差は広がるばかり。早くから準備をしてこなかったことを後悔することになりました。

    なんのために就活するのか。迷走の矢先に届いたスカウト

    就職活動をはじめて2週間ほど経ったある日、登録していたスカウト型サービスで自分宛てにプラスカラーからのスカウトが届きました。それまでの経験からフリーランスなどの自由な働き方には興味がありましたが、自分の中にまずは「正社員として就職をした方が良い」という考えがあったことや、当時持っていたインターンシップへのイメージからそのときは一度スカウトを見送りました。

    その後就職活動は難航。興味や可能性を広く持っておきたかったので、業界は絞りすぎないようにしていましたが、それが逆にますます自分が何をしたいのかをあやふやにする要因となりました。時には自分がなぜ就活をしているのかさえわからなくなったこともありました。

    就職活動が中々うまくいかず、半ば諦めかけていた5月頃、再度プラスカラーからの連絡をいただきました。この時期にインターン?と少し疑問も抱きましたが、興味のある業界であったことや正社員以外の働き方への興味が捨てきれなかったことから説明会への参加を決めました。

    説明を聞く中で、このインターンが自分の就職活動に対する考え方を見直すいい機会になるかもしれない。一度参加を見送った企業からの再度の案内ということで、次はこのチャンスを活かしたいと思い、正式にインターンに挑戦することを決意しました。

    ピッチ動画の撮影で気を付けた2つのこと

    説明会の後、実際に選考インターンに進むことを決めたところで、エントリーシートとピッチ動画の提出が求められました。特にピッチ動画については2つの面で苦戦をすることになりました。

    1つ目は構成です。他社の選考用の動画は1分程度のものが多かった中で、プラスカラーのものは5分とそれまでのものに比べても格段に長く、時間内で何をどのくらい話せばよいのか、動画全体の構成を考えることに苦戦しました。

    2つ目は話す速さです。私は、普段から話すのが速いと言われることが多く、実際に動画を撮ってみると自分は聞き取れても他人からすれば聞き取りづらい速さになっていることがわかりました。

    なるべく内容が聞き取りやすくなるようにゆっくり話すことを心掛けましたが、自分としては逆に遅すぎたために違和感を覚えながらの撮影になったため大変でした。

    選考の結果、4日間のインターンに参加できることになりました。もう少し内容を詰められたのかもしれないと思う一方、2つの提出物に取り組むことで、自分の考えと向き合うことにつながりました。選考に進むことを決断してよかったと考えています。

    はじめてみてインターンについて思うこと

    インターン参加日の案内が来てから数日後、業務の案内が送られてきました。内容は実際に自社メディア内に掲載する記事(この文章)の執筆です。

    初日からいきなりここまで実践的な内容に挑戦することになったため、当日の朝まで不安でいっぱいで、文字通り食事がのどを通らないということもありました。

    しかし、このインターンの内容は社会に出ても通じるスキルであったことや、業務を進める上で必要な1つ1つの工程の進め方、連絡の取り方、仕事に対する考え方など、どれをとっても就職活動はもちろん、この先社会に出た時に通用するものばかりであると感じました。

    この文章を書いている時点ではまだまだ4日間のインターンは、はじまったばかりです。

    残りの期間で様々な業務の経験を通して1つでも多くスキルや考え方を身につけることを通じて、自分が本当にしたいことや向いていることを見つけ、それをもとにこれから就職活動をどのように進めていくかということや自分の将来像について今一度考えなおしたいと思っています。

    将来何をしたいのかわからない、社会に出た後のイメージが湧かないという人こそ、ぜひインターンに参加して欲しいと私は思います。就職活動という大事な時間を使うことにはなりますが、その分今抱えている悩みの解決につながるヒントが得られるはずです。

    学生でいられる期間はそう長くはありません。チャンスがあれば積極的に挑戦してみてください。結局、何ごともやってみないとわからないのだから。