神谷月香_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2022/02/18

    はじめまして。金城学院大学文学部の神谷月香です。大学では日本近現代の文化や文学を学ぶとともに、図書館司書と学芸員の資格を取るために勉強をしています。そして23卒として就職活動をしており、今はオンラインでのインターンシップや説明会に参加しています。早期選考もはじまりそのための準備も少しずつはじめているところです。

    突然ですが、自分のここが嫌い、弱みだという部分はありますか?私は「周りを見すぎてしまう」ところが弱みです。自分に自信がないから自分の意見よりも周りの雰囲気を優先してしまうのではないかと思っています。この記事では自信のない就活生が一歩踏み出して、インターンシップに参加するまでの様子を書きます。私のように自分に自信が持てない人に読んでいただきたいです。

    私の就活生としての生活

    私は3年生の6月から就職活動をはじめました。スーツを着てはじめて合同企業説明会に参加した時には「私もいよいよ就活生か!」というわくわくと不安で胸がいっぱいだったことを覚えています。社会人としての第一歩なのだという楽しみな気持ちと、これから肉体的にも精神的にも大変な毎日がやってくるのだという不安です。就職活動は順調というわけではありませんでしたが、周りと同じくらい説明会に行って、インターンシップを受けて、学校の就職支援ガイダンスに参加するという日々を送っていました。そんな私には、自分のことを話すことが苦手で自信がないという悩みがありました。

    何かの大会で優勝したという経験があるわけでも、ずば抜けて頭が良いわけでもありません。自分について語れることがなく、自信を持てていませんでした。私はなんとかしなければと思い、自分の強みを探そうとしました。そこではじめたのがWebマーケティングの勉強です。Instagramで自分の想いを投稿しながら、勉強で得た知識をアウトプットしました。

    プラスカラーとの出会い

    私はInstagramのDMをきっかけにプラスカラーを知りました。ある日、Webマーケティングの勉強をするためにつくったアカウントにメッセージが届いたのです。最初は怪しい勧誘なのではないかと不安だったのですが、メッセージのやり取りが丁寧で、詳しい説明を聞くうちに少しずつ興味が出てきました。インターン生に任される業務の中にDMを送信する仕事があることを知り、SNSを通して一般の人とも関わることができる実践型の業務が経験できるのだとわかりました。会社の説明を聞いたりグループワークをしたりするものは受け身になることが多いですが、実践形式のインターンシップは自分で考えて行動しなければならないだけでなく、責任を持って業務を遂行しなければなりません。私が今まで受けたインターンシップとは異なっていて魅力を感じました。オンラインの説明会に参加し、プラスカラーという会社にも惹かれました。女性のライフスタイルに合わせられる「業務委託」での働き方という新しい可能性を知ることができたのです。  

    私は私のために選考を受けると決めた

    選考の第一印象は「難しそう」。プラスカラーの選考には動画で自己表現するものがありました。自作のパワーポイントを使いながら話すという、今までやったことのない方法を求められ、その不安から難しそうだと感じました。普段の私ならば大変そうだから受けるのは辞めようと思っていたでしょう。しかしこの時は選考を受ける決意をしたのです。「せっかくInstagramでメッセージをくれたから」というだけではない理由がありました。

    選考を受けようと決めたきっかけは、私に何かをやりきったという経験がなかったからです。今まで部活動や勉強などは人並みに頑張りましたが、今思えば本気ではなかった気がします。もっと頑張れたのではないか、自分の全力が出せていたのだろうかと考えてしまい、熱中してやりきったという経験がありませんでした。このインターンシップを通して、自分のできる精一杯を出してやりきったという経験がほしい。そうすれば少しは自分に自信が持てるのではないかと考えました。

    補欠合格に対する複雑な心境と意気込み

    選考の結果、私は「補欠合格」でした。長期インターンシップの半分の日数。正式な合格ではないことの悔しさと、それでも合格できたことの嬉しさが入り混じった複雑な感情でした。しかし、今まで通らないことが多かったインターンシップの選考。頑張って書いたエントリーシートでも不合格の知らせばかりが届き、そのことも私が自信を失う要因となっていました。そのため、せっかく合格をいただいたからには頑張ろうという意欲を持ち、補欠合格でも4日間を全力で過ごそうと決めました。

    インターンシップでは社会人になるために必要な力を身につけたいです。広報やPRなどのスキルはもちろんですが、マナーや時間管理についても身につけたいと思っています。メールの書き方、目上の人とのやりとりでの言葉遣いなどの社会人として最低限のマナー。また、実践のインターンシップという自分で考えなければならない環境だからこそ、提出物の期限を守ることなど自分で自分のことを管理できるようになりたいと思っています。

    私は今回、インターンシップに参加することができて良かったと思っています。挑戦してみることで何か新しい発見があると思います。自信がない人、今までやりきったという経験がない人、不安や弱みがある人ほどインターンシップに参加することをおすすめします。一歩踏み出すことは自分を変えるチャンスです。頑張れば自分の自信にもつながると思います。