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最終更新:2019/09/03
こんにちは!学生インターンの松本です!夏休みに某外資系のIT企業の1Dayインターンシップに行ってきたので、そこで僕が体験したことや感じたことを今日はお伝えします。「1Dayインターン興味あるけど行くのは抵抗ある…」「1dayインターンってぶっちゃけどうなの?」と思う方必見です。
~どんなイベントなの?~
今回僕が参加したのは某外資系のIT企業の1dayインターンシップです。1dayインターンシップでは企業の説明がメインで広報色の強い場合が多いです(中には1Dayや説明会に行かないとESの時点で切られるという噂もありますが)。
内容としては2パートに分かれ、前半では会社紹介、グループワークショップ、プレゼンテーションを行い、後半では企業の社内を見て回りました。
~インターンに行くまで~
当然ですが、まずは申し込むところから1dayインターンは始まります。企業のインターンは就活系の情報サイトや企業のSNSから申し込むことができます。申し込んでもその場で参加が確定するわけではないものが大半なので注意が必要です。当然ですが定員以上の応募があれば選考が入ります。今回僕の応募したものは軽く志望動機を書くものでしたが、些細なもので5分程度で書けるものでした。応募フォームを記入して数日後に当選のメールが来ました。当日の時間や場所、服装などについての案内がメールにはありました。
~イベント当日~
イベント自体は午後からの開始でした。午前中は大学の授業に出て、お昼過ぎに都内にある本社に赴くと敷地内には外国人が大勢いて、英語があちこちで飛び交っていました。建物の中に入り受け付けを済ませて会議室に移動しました。イベントは会議室で行われました。
イベントに来ていたのは大学生20名程度で、中には関西から来ている学生もいました。男女比も半々で、IT系の企業でしたが文系学生が多くみられました。
服装は事前のメールでは「ビジネスカジュアル」とありましたが、3分の1くらいの人はリクルートスーツで来場していました。この手のイベントはスーツがマストという雰囲気ではありませんが、落ち着いた服で臨むとよさそうです。
時間になり、担当の入社20年のベテランの社員さんのキャリア紹介、企業の説明や業務内容に関する説明を30分ほどかけて受けました。そして、グループワークを控えているのでアイスブレイクを行いました。4人ずつチームに分かれそれぞれの自己紹介やちょっとしたゲームを行いました。外資系ゆえか「知らない人とチームを組んで素早く打ち解ける」ことを殊に重視していたように感じました。グループワークは企業の強み(ぶっちゃけて言うと人工知能なのですが)を活かすミニアイデアプランコンテストでした。ごく僅かの制限時間の間にお題が与えられ、チームごとに案をひねり出し、最後にプレゼンテーションを行い社員からフィードバックをいただきました。会場の後ろには他の社員が複数名おり、学生の発表に耳を傾けては時々質問を投げかけていました。
グループワークが終わると若手女性社員がなぜその企業を選んだのか、自分の勉強した専門分野がどう活きているのかなどについて講演を行いました。年齢的に学生に近いのでより親近感を抱いて話を聞く学生が多かったです。
後半は企業の中を社員さんの案内に従って見て回りました。一世を風靡した商品や一つしか存在しないオリジナルのアイテム、未公開のものなど普段は決して目にしないものを見せていて抱く貴重な体験になりました。
~参加した感想~
1日完結のイベントでしたがとても中身の濃いものでした。それを通じインターンに臨むにあたって心がけたいと痛感した点が2点あります。
1点目がインターン先の企業の情報収集です。とりわけどんな商品やサービスを扱っているのか、扱う商品の背景にはどのような技術が使われているのか、どのように社会にインパクトを与えているかなどその企業について知らないことには始まらないと感じました。実際、その企業についてリサーチをかけており、疑問点を次々と質問した方が社員さんのウケはいいです。実際に相当下調べをしてガンガン質問している女性は短時間で担当の社員さんに気に入られていました。自分が必死になってやっていることに興味を抱いてくれたらそりゃ嬉しいですよね。
2点目に、自分から積極的にアクションを起こすことです。チームメイトの顔色を伺ってモジモジしているようでは1Dayに来ている意味が半分もありません。殊に外資系の企業なので受験者同様インターンにも多様なバックグラウンドを持つ人が参加します。大学も性別も学年も専攻も国籍も趣味も考え方もまちまちな人が一堂に会し、一つのゴールに向かって課題取り組むのです。インターンのプログラムと言えど、社会の縮図で、実際に就職してからも同じことが日常茶飯事で起こるからこそこのようなプログラムをやっているわけです。そんな状況の中で、自分の主張ははっきり伝え、かといって議論を徒に乱さず、限られた時間の中でチームとして成果を出すことが求められます。自ら積極的に行動を起こすことが活動中は重要だと痛感しました。実際に名前を覚えられるほど社員に気に入られた女性はかなり活発な方でした。
~まとめ~
1日ポッキリなのでとても参加のハードルは低かったです。講演内容も興味深く、社員さんはもちろんのこと、イベントに参加している人もレベルが高く、とても刺激的なイベントでした。社員の雰囲気や企業のスピリットも感じ取れ、イベント終了後に個人的に気になることを社員の方に尋ねる機会を頂け、名刺も交換してもらえたので僕としてはとても満足でした。
また、イベント中にグループワークを通じて仲良くなった人とは今でも連絡を取り合っています。インターンから始まる出会いというのもありそうですね。ぜひみなさんもインターンに足を運んでみてはいかかでしょうか。