就活研究記事

  • 最終更新:2019/09/03

    こんにちは。プラスカラーインターンシップ生の佐藤です。
    みなさんは「エントリーシート自由形」をご存知ですか?初めて聞いた!という方も少なくないかと思います。
    時代が変われば就職活動の形も変わる、そんな中…
    ひと癖あるけど、面白い!
    「エントリーシート自由形」のご紹介をさせていただきます。

    ~エントリーシート自由形とは?~

    一言で言うと、企業が指定しない形式のエントリーシートのことです。
    多くの人が想像するのは、企業や学校指定の形式ではないでしょうか?しかし、自由形では何を書いてもOK。写真、イラスト、漫画もOKです。企業によっては紙以外に、動画、パワーポイント、プレゼンテーションでもOKというところもあります。

    ~エントリーシート自由形って珍しい?~

    私がエントリーシートを提出した20社中、6社は自由形でした。
    圧倒的に多い訳ではないですが、4分の1が自由形だったので、もはや珍しい形式ではないのだと感じました。
    私はエントリーシート自由形に出会うまで、この形式のことを知りませんでした。大学で開催される就職活動のセミナーでも、就職活動のための書籍にも、自由形について説明しているところはありません。
    そこで!
    これまで自由形のエントリーシートを6枚は作成してきた私が、謎のベールに包まれた「エントリーシート自由形」について説明させていただきます。必見です。

    ~どんな風に書けばいいのだろう?~

    エントリーシート自由形には大きく分類して2種類あります。
    A.内容が指定されている場合
    表現方法は自由ですが、伝える内容が指定されています。
    例えば…
    ・この業界に興味を持った理由
    ・学生時代に注力したこと、その経験はどう仕事に活きるか
    ・就職先を選ぶ基準
    ・入社後、将来的に就きたいキャリア
    定形のエントリーシートの内容と、さほど変わりないことが多いです。自由形でもテーマが指定されている場合、今までの定形と同じように熱意を持って伝えてください。
    B.内容が指定されていない、まっさらな状態の場合
    まっさらな状態の自由形では、自分のできる限りの力を発揮しましょう。
    自分のことを伝えるために欠かせないエピソードはありますか?
    内容はなんでもいいのです。
    様々な経験をしてきた学生時代のことでも、企業の店舗を自分で視察したときのレポートでも、企業に提案したい商品企画でも。
    面接をしたことのある学生さんは、
    「面接でこういうことを聞いて欲しかったな」
    「これを聞かれたら、自信を持って伝えられるのにな」
    と思った経験はありませんか?
    そう、それです!
    それがあなたの、「自信を持って自分らしく伝えられること」です。
    あなたなりに自由に内容を選んでみましょう。

    ~自分の色を思い切りぶつけよう!~

    書く内容が定まれば、あとは表現方法です。
    ぜひ「自分の得意なジャンル、自分を活かせる方法でアピール」してみてください。
    イラストを書くのが好きな方は、イラストや漫画で。写真を撮るのが好きな方は、自分が撮った写真を貼るのもいいですね。人に何か言葉で伝えることが好きな方は、動画もありかもしれません。
    ちなみに私は、小学時代からポスターや壁新聞を作ることが好きだったため、壁新聞風にエントリーシート自由形を書きました。(2社中、2社で書類審査が通りました!)
    ここでひとつ注意点ですが、エントリーシート自由形では目立てば目立つほど良い、という訳ではないと思います。内容や表現方法が定まっていないので、(常識の範囲内で)なんでもできますが、無理して目立つことを表現するよりも、自分が好きなことや取り組みやすいことにチャレンジしましょう。

    ~まとめ~

    エントリーシートというのは、面接の前に企業に印象与える「ゼロ印象」とも言えます。第一印象の前に、自分の色をアピールできるゼロ印象で一歩前進しましょう。
    そのためには、自分を最大限にイキイキさせる表現方法で、得意なこと、できることを自由に思い切りアピールしてください。
    「エントリーシート自由形」で自分の好きなようになんでも表現できるのは、今までにない、最大のチャンスだと思って挑戦してみてくださいね!