就活研究記事

【就活研究記事】焦りは禁物!一歩立ち止まったら見えた就活の本質

  • 最終更新:2019/09/03

    皆さんこんにちは。
    プラスカラーインターン生の保坂です。
    就活って早く終わらせたいですよね。それはすごく分かります。
    私は焦って就職活動していた時期と全く就職活動をしなかった時期を経験しました。
    そんな両方の時期を経験して執筆現在も就活を継続している私の経験とそこから気づいたことをお話しします。

    ~とにかく早く就活を終わらせたかった就活スタート直後~

    私は3年夏頃から就活を意識し始めましたが、実際に動き始めたのは1月でした。
    早く就活を終わらせたい一心で合同説明会や個別説明会に行き始めました。
    そのときはなんとなく自己分析して、なんとなく行きたい業界に絞っていました。
    そう、軸もなく将来像も全てがぼんやりしていたのです。
    とにかく早く終わらせたいし、他よりハンデ背負っているし数打って駒を作らなければと。
    そうすればどこかはきっと採用してくれるだろう・・・。そんな心境でした。
    2月に入り藁にもすがる思いで新卒エージェントを利用し始めたりもしました。
    エージェントから紹介される企業を中心に説明会からエントリーを繰り返していました。

    ~アルバイトする時間もない!!減りゆく体力とお金~

    3月に入り、1・2月で駒を増やすために多くの企業の説明会に行ったおかげで、1次選考や2次選考に進むことができました。そこに待っていたのはSPIやCAB(CABはIT業界に多い試験)。このテスト地獄に苦しみました。受かるところも落ちるところもありました。
    ただ2次選考に進み始めたこの頃から、私は大きな壁にぶつかりました。
    そう、その壁とは多くの企業にエントリーした、つまりスケジュールがびっしり埋まってしまい、ろくにアルバイトもできなくなってしまったというものでした。
    そうすると減っていくものはスケジュールがびっしり埋まったことによる体力、就活にかかるお金たち。面接が始まり精神も削られていき、ついには「就職活動なんてもうしたくない!!」と思うように。そこから自己分析を見直したりしましたが、行き着いた結論は
    「私はなんで就活しているのだろう?」というものでした。そうして私は大きな決断をすることになったのです。

    ~就活休止。何の為に就活していたのか、自分と向き合った1ヶ月~

    4月、表向きの3月の説明会解禁を受け活発化し始めた20卒の就職活動。
    そこから逆行するように私は1ヶ月の就職活動休止を決めたのです。
    理由としては、今まで就活をやってきて3月に感じた違和感。本当にこのまま進んでいいのか?それで満足いく結果になる?私はそこで働いていけるの?そういった自問自答を行っていくうちに「じゃあ一旦就活止めて、考える期間にしよう。」となったからです。
    その間しばらくできなかったアルバイトを増やし、軍資金を増やすことに専念しました。
    また私は何の為に就職活動をするのかを考え、自己分析もやり直しました。
    その結果、今までの私がやっていた就活は「自分のための就活ではなく、内定を貰うことを目的とした就活」だったことに気づくことができました。

    ~就活再開!心に余裕ができ面接が楽しくなった今~

    そうして「内定を貰う」ということに縛られていた就職活動から解放された私は、軸を改め、
    就職活動を再開しました。具体的には「キミスカ」や「Offer box」といった逆スカウト型の就活サービスをメインで利用するようになりました。これらのサービスは、自分のプロフィールや経験を元に企業から声をかけてくれるので、ハンデを背負っていても苦に感じる事はありません。
    そこからは内定もらう為に必死になっていた最初の頃とは違い、焦らず確実に自分にあった企業と出会う為に、また自分のペースで就活していることもあり、余裕を持って臨めるようになりました。そうすると不思議なことに、面接も苦じゃなくなり、楽しくお話しできるようになりました。就活は自分の為にやるものだと気づくことができたこともあり、4月に休んで良かったなと心から思います。

    ~終わりに~

    この経験から心に余裕ができ、何の為に就活しているのかを気づくことができました。
    何事も焦ってもいいことはありません。本質が分かれば事はスムーズに進んでいくものです。
    内定を貰って納得していない人も、まだ内定を貰っていない人も、周りが内定貰って余裕を振りまいていても、焦らず自分のペースで納得のいく就職活動をしてほしいと思います。
    私も自分のペースを貫いて続けていきます。
    その他就活に関するノウハウは他の方が記事に上げてくれているので、よければぜひ参考にしてみてください!