就活研究記事
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最終更新:2021/12/24
みなさんこんにちは、大学3年生の森田です。現在23卒として就職活動をしながら、大学院に進学するための勉強もしています。
私には高校生の頃からスクールカウンセラーになるという夢があります。それを目指して大学に入学しましたが、人と話すことがあまり得意ではない私の性格を理由に、周りから反対をされています。教授から「筆記試験で受かっても、面接試験で落ちる可能性が高い」と言われたことがきっかけとなり、「それなら大学院の勉強と就職活動を両立してやる!」と決心しました。
この記事では、プラスカラーのインターンシップに応募したことを通して気がついた”苦手なことではなく、得意なことに目を向ける大切さ”についてお伝えします。最後まで読んでいただけると幸いです。
絶望と不安を乗り越えた方法
大学院の勉強と就職活動を両立すると決めたものの、そのモチベーションが続いたのは、本格的に就職活動をはじめた3年生の8月と9月の2ヶ月間のみでした。インターンシップや早期選考ルートがある企業を手当たり次第に受けましたが、すべて不合格。能力がないことに絶望し、誰にも頼れない不安に直面しました。面接が苦手で、緊張して自分の想いを伝えるどころか、話し続けるために違うエピソードばかりを出してしまい、嘘をついているみたいになるのです。大学では大学院進学コースに所属しているため、周りに就職活動をしている人自体が少なく、一緒に就職活動ができる友人もいません。
この状況は一人で乗り越えるしかないと思いました。ここで厄介なのが、就職活動は受験と違って答えがないこと。自分でなんとかするためには試行錯誤を繰り返すことしか術がありませんでしたが、苦手なことに目を向け続けていると、失敗体験ばかりが積み重なり、自信を失う結果に…。そこで「苦手なことに目を向けるのではなくて、得意なことに目を向ければいいのでは?」と発想を変えてみたところ、絶望から立ち上がることができました。
チャンスは自ら掴む
就活サイトでプラスカラーからスカウトをもらったのは、絶望から立ち上がった頃でした。受けるかどうか迷いましたが、大学2年生の7月~12月までの半年間取り組んでいたWebライターのアルバイトの知識が活かせるかもしれないと思い承諾。思い返せば、Webライターのアルバイトも「話すのが苦手な代わりに、文章力を磨こう」と思ったことがきっかけではじめました。Webライターへの挑戦も、苦手なことではなく、得意なことやできそうなことに目を向けた選択だったのです。
プラスカラーの説明会に参加しインターンシップの話を聞いたところ、フルタイムで4日間も実務を経験できることは、実績を作るチャンスだと思いました。また、仕事内容を聞いて、文章を書くことは話すよりも得意であるため、その強みを活かせるかもしれないと推測。さらに、大学院に進学をするか、就職をするかで迷っていた私にとって、大学院に通いながら副業ができるというプラスカラーの多様な働き方は魅力的でした。
私は今回、インターンシップに参加するという選択をして良かったと感じています。もし参加しない選択をしていたら、「私の得意なことって何?活かす場所って本当にあるの?」と悩み続けることになっていたかもしれません。
選考の不安も捉え方次第
インターンシップにエントリーシートと5分間の自己紹介ピッチ動画の選考があると知ったのは、応募しようと決めた後のことでした。「面接で上手く話せずに選考に落ち続けている私には到底無理だ」と諦めかけていましたが、この時もピッチ動画に対する捉え方を変えて乗り越えました。
ピッチ動画は作成した資料を見せながら話すことができます。話す内容を思い出す手がかりが何もなかったこれまでの面接では緊張して思うように話せなかったという経験をふまえて、ピッチ動画では自分が話しやすいように資料を工夫することにしました。その結果、頑張って作成した資料を元に話すことができたので、面接よりも緊張しませんでした。ピッチ動画の作成は、就職活動でも必要になるプレゼンテーションや資料作成の方法を学べるチャンスになるので、もし選考で落ちたとしても今後の役に立つ経験だと捉え直せたこともハードルを越えられたきっかけでした。そして、選考の結果はトライアル期間がある補欠合格。それでも、インターンシップへの参加権利を得ることができました。
選考を通して得た自信
インターンシップの選考に受かったという事実は自信になりました。苦手意識があった面接を、書くという特技をピッチ動画の資料作成に活かして突破したことは、弱みを強みでカバーした経験として私の中に刻まれました。補欠とはいえ、合格を勝ち取ることができたのは、得意なことに目を向けたからです。小さな成功体験かもしれませんが、就職活動に対する姿勢を考え直すことにつながりました。
苦手なことを克服しようと取り組んでいたこれまでの就職活動では、できない自分と向き合うばかりで自信を失う一方でしたが、プラスカラーの選考では、苦手なことではなく、得意なことに目を向けたおかげで合格することができました。この経験を経て「私にもできるんだ!」と思うようになったことは言うまでもありません。ピッチ動画という選考方法を取っているプラスカラーだからこそ、自分の得意なことを活かせる場所になるのではないかと思っています。苦手なことのすぐそばに、得意なことがあるのかもしれません。
もしインターンシップに参加するかどうかを迷っている方がいたら、まずは参加してみることをおすすめします。不安もあると思いますが、インターンシップの機会を逃して「あの時こうしていれば….」と後悔するより、行動してから後悔する方がいいのではないでしょうか。苦手なことで行き詰ったら、視点を変えて、得意なことを活かせるように工夫してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!