就活研究記事
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最終更新:2022/01/16
こんにちは、小樽商科大学の3年の阿部遥です!現在23卒として就職活動を行っています。私は選考のあるインターンシップにほとんど落ちてしまい、就職活動のやる気が下がっていた中、逆求人サイトでプラスカラーからオファーをいただきました。かねてより広報や広告に興味があり、自分で考えたPR施策を業務で実践できることに魅力を感じインターンシップに応募しました。軽い気持ちで参加しましたが、実践型のインターンシップを通じて業務を実際に体験できるだけでなく、「働く」とは何かを知り、自分が”働く”にあたって何を大事にしたいかを洗い出すことができました。インターンシップ参加に躊躇している人や、働く自分が想像できない人に私のインターンシップでの学びをお伝えできたらと思います。
自分で考えたPR施策を実践!
インターンシップの実践業務で一番印象的だったのは、5〜7日目に行った採用広報。プラスカラーの会社説明会へ5人の参加者を呼び込むことを目指し、どのようなアプローチ方法を取るかを実際に考えて行動に移します。2〜3日目の業務でインスタグラムのダイレクトメッセージを使った広報活動を経験したので、メッセージを送るだけのアプローチでは返信率が低いことはわかっていました。そこで自分の趣味である映像制作の技術を活かそうと思い立ち、メッセージにプラスカラーについてのリール動画や投稿を添えることに。初日はあまり手ごたえがなく困っていましたが、翌日からは「アクションを先に行い、反応を待ちながらコンテンツを作るとPDCAが早く回せる」というアドバイスをもとに、朝一番にコンテンツを作成して投稿し、その反応を見た上で夕方にもコンテンツの作成と投稿をするようにしました。さらに、2〜3日目に学んだ「就活生に寄り添ったメッセージの作り方」も実践。その結果、1日に投稿するコンテンツ数が2倍になったことで就活生の目に触れる機会が2倍になり、またメッセージも相手に沿ったものになったことからか、徐々にメッセージの返信が返ってくるようになりました。アドバイスやノウハウを活かしながら取り組めたことは学びになりました。
スケジュール管理の重要性。明らかになった自分の弱み
業務以外でも学びは多くありました。そのうちの一つはスケジュール管理についてです。私はマイペースな性格で、期限に間に合わなくても作りたいものを作るということを大事にしてきました。完璧主義と言えば聞こえはいいかもしれませんが、これは社会に出たら好まれるものではありません。
スケジュール管理の重要性を思い知ったのは、記事を執筆した初日のこと。自分の思いを文章にすることが苦手であったことに加え、納得のいく言葉を探すことに時間を費やしてしまったのです。結局、記事の提出ができたのは期限を過ぎてからで、完成させることができたのは就業時間が終わっても遅くまでサポートしてくださった社員の方のおかげでした。この体験を通して、社会に出ると個人の仕事の遅れは自分だけの問題ではなく、他の人の業務にも影響を与えてしまうことを強く実感。「スケジュール管理を徹底し、ある程度納得できるものが完成すれば次の工程に移る」というどこで働いていても必要になる業務の進め方は非常に勉強になりました。
社会人になると必ず必要!「ほうれんそう」から得た学び
私はインターンシップを機に「報告・連絡・相談」の「ほうれんそう」を今まで以上にしっかり行うようになりました。今までも「ほうれんそう」が重要だということは認識していましたが、特にオンラインの業務では進捗を確認することが難しく、作業のどこに詰まっているのかがわかりにくいということに気がつきました。私は作業に集中してしまうと自分のことで手一杯になってしまい、報告を忘れてしまうことがあります。インターンシップ中にも「これ今どうなってる?」と確認の連絡が来ることがあり、その度に申し訳ないと身が引き締まる思いでした。他の人の業務の進捗にも関わるので、「今何を行っているかの”報告”、何が起こっているかの”連絡”、わからないことを早めに解決するための”相談”」の工程は必須。時には伝達不足でご迷惑をおかけしながらもアドバイスやご指摘をいただき、自分の行動をその都度修正できる環境がプラスカラーに備わっていたおかげで、社会人になる前にとても成長したように感じています。
社員さんからのフィードバックで気づいた新たな自分
インターンシップに参加するべき理由の一つに、社会で働いている社員の方と関わる機会が持てるということがあります。「働く」ということをぼんやりと考えていた私ですが、社員さんとの対話を通して就職するにあたって大事にしたいことを考え直すことができました。
面談を通して業務のフィードバックをしていただいた際、社員の方が「自信を持って堂々とPDCAを回していってほしい」というアドバイスをくださいました。私は無意識に他人の目を気にしながら行動してしまっていたのですが、自分ではそれに気がつかなかったので、大人の方に自分のことを客観的に分析していただく機会はとても学びになりました。さらに「他人を常に気遣えることは強みにもできる」という励ましの言葉もいただき、業務に関する具体的な改善点を教えてくださるだけでなく、人として成長できるアドバイスもしてくださいました。
「自分の働く職場に人として成長する手助けをしてくださる先輩がいる環境は素晴らしい」。私の就職活動の軸の一つに「一緒に働く人との関係性」という項目が入った瞬間でした。インターンシップは「就職した場所に何を求めるか」の洗い出しにもつながるのではないかと思います。
プラスカラーのインターンシップでは実践的な業務を経験できるだけではなく、社会に出る上で必要なスキルや大事なことなど、非常にたくさんのことを学ぶことができます。躊躇せず積極的になることで、「働く」とは何かを考えるキッカケにつながるでしょう。就職活動を一緒に頑張っていきましょう。