就活研究記事
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最終更新:2022/02/18
こんにちは。高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科2年生の新井綾華と申します。現在、24卒として就職活動を進めています。
みなさんは将来の理想の姿を明確にできていますか。正直なところ、私はイメージできていませんでした。自分がどんな職業に就きたいのか、大学卒業後に何をしたいのかがわからなかったのです。そんな自分に何が足りなかったのかを考えた時、すぐに思い当たることがありました。私は「行動すること」をしてこなかったのです。人見知りな性格や失敗を恐れる気持ちから自信を持てず、いつも一歩踏み出せずにいました。この記事は、私のように自信がなく、行動に移せない自分を変えたいと思っている人に読んでいただきたいです。プラスカラーの超実践型インターンシップに参加するまでに経験して得た学びや、私の心境の変化などを紹介していきますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
就職活動への大きな不安。変わりたい自分
私が就職活動を意識しはじめたのは、大学2年の夏休みです。他の大学に通う友人の1人が、「私は○○で働きたいから、就活に力をいれているゼミに入った!」と言っていました。その時はじめて、就職活動に対する不安と友人に置いていかれる恐怖を覚えたのです。ゼミの重要性を理解せず、選考に落ち続けていた私。やっとの思いでゼミに入れた私に対し、友人はゼミの情報を集め、第1志望のゼミに入っていました。「このままなんとなく就活をはじめて、なんとなく内定をもらい、なんとなく企業に入るのか」と思いました。もしかすると内定さえもらえないかもしれない。言葉にできない不安が大きくなる一方でした。2年生だからといってこのまま何もしないでいたら、絶対に後悔する。私は就職活動について調べるようになりました。
就職活動を意識しはじめてすぐに、私は立ち止まることになります。相談できる相手がいなかった私は何をすればよいのかわからなかったのです。なりたい職業もわからなかったため業界を絞ることもできませんでした。このままではだめだ、と思った私は3つの行動に出ました。1つ目はSNSで就職活動の情報収集。就職活動について何もわからない人でも簡単に行うことができます。特にInstagramではわかりやすい情報を多く見ることができました。2つ目は、自己分析。自己分析ツールが多くあったので、少しずつ時間のあるときにするようにしました。3つ目は、Webマーケティングの勉強。以前から興味を持っていたスクールに思い切って通いはじめたのですが、この行動が後にプラスカラーのインターンシップ参加につながります。
プラスカラーのインターンシップに参加するまで
Webマーケティングの勉強をきっかけに、私はInstagramで発信をはじめました。そこでは私と同じように就職活動に不安を持っているたくさんの大学生とつながることができました。そんなある日、DMからプラスカラーのインターンシップについて知ることになります。はじめは怪しいと思いましたが、就職活動への不安がまだ大きかったことや以前からインターンシップに興味があったことから、まずは会社説明会に参加しようと決めました。説明会では、女性が活躍する場を目指した会社であるという印象を強く受け、広報という職種も興味深いものでした。女性が活躍する場を広げることを目的とした理念は、とても魅力的なものでした。またこれまで学んでいたマーケティングスキルを実際の業務で磨きたい気持ちが強くなり、インターン生を多く受け入れている実績もあったことから、インターンシップへの参加を決意しました。
エントリーシートと自己PR動画から得た学び
インターンシップは8日間の実践的なプログラムで、期間を終えると長期インターンシップへつながるというものでした。いきなり長期インターンシップに参加するのはハードルが高く、1日のみのインターンシップは企業の概要や業務内容など知れることは限られてしまいます。8日間の業務を通して力をつけることができるプログラムは他の企業ではないのではないでしょうか。
インターンシップの内容にも魅力を感じ、応募のためのエントリーシートと自己PR動画の作成に取り掛かりましたが、ここで私は苦労することになります。エントリーシートと自己PR動画を作成したことがなかったのです。そのため、エントリーシートで何をどのような構成で書けばいいのか、伝えたい情報を伝えられる文章になっているかなど、難しいことばかりでした。自己PR動画では、部屋の明るさやカメラの位置調整も大変でしたが、一番苦労したのは撮影です。パワーポイントの共有もあったためPCの録画で撮りました。撮影時は、カメラのレンズを見るべきなのですが、画面を見てしまったり、原稿に目がいってしまったりと、納得のいくものがなかなか撮ることができませんでした。また、1人で撮っていても気恥ずかしさがあり、完成には時間を要してしまいました。
提出には期限があったこともあって満足のいくものはできませんでしたが、学んだこともあります。今後の就職活動でもたくさん書くであろうエントリーシートを書く経験をしたことと、自己PR動画の作成の流れやその大変さを知ることができたことです。もし経験せずに就職活動をしていたら、間違いなく苦労をしていい加減なものになっていたと思います。また、自己分析が足りないことやエピソードの深堀りに時間をかけるべきだと気づいたことも学びの1つとなりました。
確実に行動をしてきた結果
エントリーシートと自己PR動画の作成を経て、インターンシップの参加が決まりました。参加が決まったことを知った時は、嬉しい気持ちが多くを占めていましたが、その一方ではじめてのインターンシップへの緊張や不安もありました。しかしこの貴重な機会を「絶対スキルアップの場にする」という決意で臨むことを決めました。私の目標は、マーケティングスキルや文章作成能力、分析力、PCスキルを向上させること。さらに社会人としての基礎力を学んでいきたいと思います。
こうしてプラスカラーのインターンシップへの参加が決まったわけですが、就職活動の不安はまだあります。なりたい職業やビジョンも決まっていません。しかしこの経験を通して、夏休みに感じていた不安は明らかに小さくなりました。これは確実に行動をしてきたことの結果であり、自信につながりました。インターンシップはこれからはじまりますが、その中でさらに挑戦していき、自信をつけていこうと思います。
プラスカラーのインターンシップに参加するまでのことを振り返ると、小さいことから大きいことまで、様々なことに取り組んできたと思います。変えたいと思っていた「行動力」は少しずつ身につき、自信を持てるようになっています。自分を変えるために必要なものはただ1つ。少しの勇気です。行動する前は怖くても、行動に移してしまえば案外大したことなかったりします。小さなことでもいいので1つ行動に移してみてください。そこから様々なことにつながり、思ってもみなかったことに挑戦できているかもしれません。私はまだ自分のやりたいことが定まっていませんが、できることは広がりました。もしインターンシップの参加を迷っているならば、参加してみてください。自分を変えるチャンスです。就職活動や将来の自分のためにも一歩踏み出しましょう。