就活研究記事

【就活研究記事】見る前に飛べ!不安は行動しないと払拭できない

  • 最終更新:2022/03/18

    はじめまして。駒澤大学経営学部市場戦略学科3年生の加藤です。現在23卒として就職活動を行っています。

    大学では、市場分析とマーケティングについて学ぶ傍ら、学園祭実行委員会の活動に力を入れていました。学園祭実行委員の活動としては、1年目:企業に電話をして、学園祭で景品として使用する協賛品をいただく仕事、2年目:受験生との座談会企画の運営、3年目:学園祭のメイン企画の立案、運営を行っていました。

    今回は、大学生生活のほとんどを学園祭実行委員の活動に捧げてきた私の就職活動開始からインターンシップに参加するまでの経験を共有したいと思います。そして今挑戦するか迷っている人に早く挑戦することの大切さについて伝えたいと思います。

    実は早くからはじめていた就職活動

    私が就職活動をはじめたのは2021年の2月です。きっかけは、母の「就職どうするの?」という何気ない一言。就職活動は4年生からはじめるものだと思っていた私は、3年生から活動していくという事実を知り、危機感を覚えたのです。

    私は大学入学前からアニメや声優が好きだったということから、エンタメ業界で働きたいと考えていました。就職活動を開始した最初の頃は、会社説明会や就活セミナー、エンタメ企業での2週間インターンシップに参加。6月になり、11月の学園祭に向けて活動が本格的になると、午前中に会社説明会とサークルに対して行う学園祭企画の出演交渉、午後に別の会社説明会、学園祭企画の出演交渉、企画会議といったスケジュールが毎日続くくらいの多忙な生活を過ごしていました。11月になり学園祭は成功し、私たち3年生は学園祭実行委員会を引退しました。

    私は就職活動をする中で、エンタメ業界を目指すことに不安を感じるようになりました。エンタメ業界は人気業界で倍率が高く、業界研究や企業研究をすればするほど好きだったはずのアニメが楽しめなくなってしまったからです。

    私は別の業界や会社を見ていくことにしました。しかし今までエンタメ業界しか見てこなかった私は、他の業界や会社を知りません。また早期選考がはじまると、自分のことをアピールできないこともわかりました。私は早いうちから就職活動を行っていたにも関わらず、会社説明会に参加していただけで、就活対策をしてこなかったことを後悔しました。

    インターンシップに参加したいと思った理由

    プラスカラーと出会ったのは、ちょうど後悔をしている時期。就活開始当初からインストールしていたアプリでスカウトをいただいたのがきっかけでした。

    とりあえず会社説明会には参加してみようと思い、スカウトを承諾し、会社説明会に参加しました。参加をしてみて、驚きました。なぜなら私以外の参加者はみんな女性だったからです。間違えて入ってしまったのかなと戸惑う私。しかし、その戸惑いはすぐに解消され、プラスカラーは女性の活躍を中心に多様な働き方を推進している広告・広報の会社だということがわかりました。

    そしてインターンシップができると聞いた時に、これから社会の当たり前になっていくであろう多様な働き方を一足早く行っている会社の環境を体感したい、広報に関する仕事はどの会社でも必要で、「広報課」「広報部署」といったような組織が存在することからスキルを身につけることができれば今後の就職活動、その後の社会人生活にプラスになるとの考えからインターンシップに参加したいと思ったのです。

    きっかけはプラスカラーからの連絡

    インターンシップに参加したいと考えた私ですが、実際にはすぐに決断をするに至りませんでした。自分が無知であるがゆえに大人と働くことへの恐怖と、プラスカラーのようなインターンシップはもっと優秀な人が参加しているイメージがあり、私が参加することができるのかという不安があったからです。

    それでも参加を決意したのは、プラスカラーからインターンシップに参加するのか否かを確認する連絡をいただいたことがきっかけです。私はせっかく連絡をいただいたのだから参加してみようと思い、一歩を踏み出すことにしました。

    選考内容で一番苦戦したのは自己PR動画の作成です。自己PR動画の提出は、過去にも経験があったものの一度も通過したことがなく、どんな動画がいい動画なのかわからなかったからです。私はインターンシップでやりたいこととラジオを聴くことが趣味で週に30番組聴いていることをアピールしました。やりたいことの話で熱意を、ラジオをたくさん聴いているという話でインパクトを残すことが狙いです。動画とエントリーシートを出した時は達成感がありました。

    インターンシップで不安を払拭したい

    インターンシップ合格の連絡をいただいた時、まず最初に感じたのは不安でした。「仕事をうまくできるだろうか?」「就職活動との両立はできるだろうか?」と、そうした不安でいっぱいでした。しかし、インターンシップを終えた後の成長しているであろう自分を思い浮かべてワクワクしている自分もいました。

    今回のインターンシップを通して、スキルを身につけたいという気持ちもありますが、なによりも社会で働いていくことへの不安を払拭したいと考えています。今回の選考を通して私は、「不安なことは実際に行動してみるということでしか払拭することができない」ということを学びました。

    インターンシップに参加するための選考を受けるだけでも、正解のないことを考える機会になり、成功体験ができるなどのメリットがたくさんあります。挑戦するか迷っている人がいたら、ぜひ挑戦してほしいと思っています。

    インターンシップに挑戦することになった私は、本格化した就職活動とインターンシップとの両立で結局忙しい日々を送ることになってしまいました。みなさんには、余裕をもって力をつけるために早くからインターンシップに挑戦していくことをおすすめします。