私がインターンをする理由
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最終更新:2020/03/24
現在プラスカラーでインターンシップをさせていただいている、國學院大學文学部3年の松原旺華です。今は21卒の学生として就職活動をしています。私は普段からネガティブで、就職活動を始めたころは自己分析をしても自分の短所ばかり見てしまっていました。今回は、自分に自信がなく消極的だった私がインターンシップに参加したことをきっかけに少し自信を持てるようになった話を書いていこうと思います。自分に自信がない人やこれから就職活動を始めるのが不安という人がいたら、ぜひ読んでみてほしいです。
~「就職活動って何をすればいいの?」わからないから逃げていた大学3年生の秋~
私が就職活動に向けて動き始めたのは大学3年生の9月でした。このタイミングで就職活動を始めたのは、大学の先輩が3年生の夏から秋にかけて就職活動を始めていたので、漠然と自分もそろそろ始めようかな、と思たからです。しかし、周囲は公務員志望の学生が多かったため、就職活動とは何をするべきかわからず、「何がわからないのかがわからない」という焦りとともに、なんとなく大丈夫だろうという慢心がありました。このタイミングで危機感を持ち、大学が開催する企業説明会や合同説明会、セミナーに行っていれば今とは違う就職活動ができていたかもしれません。しかし、周囲の就活生の動向がわからないため、あまり焦らなくても間に合うかなという思いがあったり、環境を変える勇気がなかったりと、「授業が忙しいから」「まだ業界決めてないから」などの理由をつけ、秋のインターンシップから逃げていました。
~なぜインターンシップに行き始めたのか。アドバイザーの方からの言葉がきっかけに~
大学3年生の夏から秋にかけてほとんど就職活動をしていなかったことを受け、2月から本格的に就職活動を始めました。この時期から本格的に就職活動をした理由は、この春休みから本選考を始める企業が多いと思ったからです。このタイミングを逃してしまっては内定を得られないと思った私は、「恥ずかしい」や「自信がない」などを言い訳にできないなと思い、重い腰を上げ、説明会やセミナーに行くようになりました。実際にセミナーへ行くと、すでにインターンシップのエントリーシートを書いた人、インターンシップに参加した人がたくさんいて焦りを感じました。また、セミナーで出会ったアドバイザーの方に、「人見知りだから就職活動で話せないというのは言い訳にならないよ」という言葉をいただいたことで、今まで消極的だった自分に危機感を抱きました。そこでスカウト型の就職活動サイトでオファーをいただいた企業と連絡を取り、インターンシップに参加し始めたのです。
~「消極的な自分を変えなければいけない」という思いが、私を変えた~
実際に私が参加をしたインターンシップはほとんどが選考のないタイプのインターンシップです。参加を決めたときは、「エントリーシートを書かないでラッキー」と思う一方、インターネットで検索をすると、「選考のないインターンシップは本選考に関係がないため、行く意味がない」などと書かれているウェブサイトもあり不安を覚えました。しかし、アドバイザーの方からのアドバイスを受け、消極的な自分を変えなければいけないと思いました。そこで挑戦する練習としてインターンシップを位置づけ、参加することを決めたのです。実際に参加してみると最初こそ緊張しましたが、自分と同じように3年生の冬から就職活動を始めた人もいて、緊張する必要はまったくありませんでした。そして、「自分が難しく考えすぎていただけなんだ」と感じるようになったのです。
~悩むより行動してみませんか?~
インターンシップに参加したからといって、自信のない自分が100%いなくなったわけではありません。インターンシップに参加する日は緊張してしまい、行きの電車の中でそわそわしてしまいます。しかし、人事の方に直接質問をするなど今までの自分ではできなかったことができるようになり、少し自信を持てるようになりました。まだ不安はありますが、自信を持てたことで「今後新しいことにどんどん挑戦できるのではないか」という期待を抱けるように意識が変化し始めました。また、実際に1dayインターンシップに参加してみて、きちんと目的意識を持ってグループワークに参加することは自分の糧になると実感しました。一方で、目的意識なく参加するだけでは、意味のない時間を過ごす羽目になるのではと危機感も持つようになりました。
もし、私のようにうじうじと悩んでしまってタイミングを逃してしまう人がいたら、ぜひ勇気を出してみてほしいです。失敗してしまったらどうしよう、そもそもインターンシップに参加したいですと声を上げるのも恥ずかしい…という人がいると思います。確かに、行動を起こすようになってから失敗したこともたくさんありました。しかし今は、できるようになった自信の方が大きいです。今まで勇気を出せずに逃げてしまっていた人は、インターンシップに参加することから始めてみてはいかがでしょうか。