私がインターンをする理由
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最終更新:2020/10/22
現在プラスカラーでインターンシップをさせていただいている、立教大学観光学部4年の稲垣千尋です。2019年9月から2020年3月までの約7か月間、イギリスで交換留学を経験し、イベントの企画・運営についての授業を主に履修していました。本来は21卒ですが、1年間休学をしていたため、卒業を1年間延期し、22卒として就職活動の準備をしています。 今回は、留学での経験がきっかけで、ぼんやりとした将来像を描きはじめた私が、インターンシップを通して成長したいことや明確にしたいことを書いていこうと思います。留学をしたいけれど留学後の姿がイメージできずに迷っている人や、就職活動で悩んでいるという人は、特に読んでいただきたいです。
~コロナウィルスで緊急帰国!就職活動をはじめるきっかけに~
私が就職活動をはじめた時期は今年の5月でした。きっかけは新型コロナウイルスの流行です。留学先から早めに帰国し、大学も休学していたので、特にやることがなかった私。21卒の友達から、就職活動において採用中止や延期など、コロナウィルスの影響を受けていることを聞き、早めに就職活動に取りかかりました。 しかし、就職活動のゴールが不明確で、就職活動自体のイメージがわかず不安を覚えていました。その原因は、自身が明確な将来像を抱いていないことに対するあせりでした。
私は将来、他人が感じている壁を取り除くサポートをしたいと考えています。その結果、多くの人が多様な選択肢から選ぶことのできる社会になれば良いなと思います。このように考えるようになった理由は、留学経験を通し、日本はベジタリアン・女性・LGBTQ+などのマイノリティーに対し、寛容でない点が多いと痛感したこと。しかし理想を抱いていても、自分の中でどのようなサポートを誰に対し、どの業界・職種からアプローチしていくかが明確ではありません。
~スカウトサイトからのスカウトがきっかけで、インターンシップに興味を持つ~
就職活動をはじめた当初は、就活サイトが提供しているwebセミナーに参加し、情報収集に努めていました。しかし、自分に有効な情報を効率よく得ることができていないことや、自己完結するだけで、アウトプットをする機会が少ないことに不満を抱いていました。
そんな時、プラスカラーのインターンシップに出会いました。スカウトサイト上でスカウトメールを受け取ったのです。「最強のwebマーケターになりませんか」というメールのタイトルやプラスカラーが取り組んでいる広報支援事業に魅力を感じ、インターンシップで体験できることの詳細を聞きたいと思いました。その後はweb説明会に参加し、会社としての展望を聞いた際、親しみを感じて参加を決意しました。 インターンシップについて前向きな印象を受けた理由として、マーケティング職に興味があることも挙げられます。マーケティングに対しては、「商品やサービスが売れ続けるためのSKU(Stock Keeping Unit)づくり」という認識を持っています。自分のアイデアが反映された際、影響が大きく、社会貢献につながりやすい。そのため、私が抱く将来像にアプローチする職種の1つとして、マーケティングも視野に入れています。
~インターンシップの参加目的は?個人スキルを身につけ就職活動準備につなげたい! ~
私がプラスカラーでのインターンシップ参加を決めた理由は主に3つです。これらはこのインターンシップを通し、身につけたいこととリンクしています。 1つ目は、広報業務スキルを身につけたいからです。私は動画編集やSNSでの情報発信が好きであること、留学中の講義で広告作成・運用について学び、自身が楽しめていたことがきっかけで広報業務に関心を寄せています。プラスカラーではNOZOKIMI編集部での企画・マーケティングに携わり、業務の流れややりがいなどへの理解を深めていきたいです。 2つ目は、説得力を身につけたいからです。私は、発想力はある方だと自己分析していますが、一方でビジネス的観点が欠けているので、納得してもらえる機会が少ないことが現状です。そのため、多様な視点から物事を捉え、社会人になっても通用する視点を持てるようになりたいと考えています。 3つ目は、実際の業務を経験したうえで自分について知る機会にしたいからです。自分の強みやそれを活かすことのできる仕事、やりがいを感じる場面など自己分析につなげ、なりたい将来像へのアプローチ方法を確立していきたいです。
~なぜ自己解決型の就活が上手くいかなかったのか?時には頼ることも大事!~
就活サイトのwebセミナーに参加するばかりで、アウトプットの機会を自ら作ろうとしてこなかった私。周囲をうまく取り込まず、自分一人で解決しようとしてきたことを反省しています。就職活動を終えた友達や大学のキャリアセンター職員、両親など相談できる相手はいるのだから、自分だけで解決できないときは、相手の負担をかけない程度に力を貸してもらおうと考えを改めるようになりました。私のことをある程度知っている人からのフィードバックや意見の方が私向けにカスタマイズされた情報なので、インプットの質も上がるのではないかと思います。 そんな就職活動での反省点を活かし、プラスカラーでのインターンシップでは自ら積極的にメンターの方やご一緒させていただく方とのコミュニケーションを取っていきます。一人で考え込まず、他人との協働で、より良い成果物を生み出すことに貢献していきたいです。インターンシップを終え、「コミュニケーションをこまめに行ってきた過程があったからこそ、結果を出せた」という振り返りができることが理想です。
もしインターンシップへの参加を迷っている人がいたら、失敗や落胆することを恐れずに挑戦してほしいと思います。目的や得たいことが達成できた場合、得たスキルや学んだことはその人の武器になり、今後に活かすことができます。一方で達成できなかった場合は、自分を客観視する良い機会になるとポジティブに捉えてみてはいかがでしょうか? 回り道ではあるけれど、そのうちにゴール地点が見えてくるはずです!