私がインターンで得たモノ
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最終更新:2020/11/11
こんにちは。埼玉大学3年の山本菜緒と申します。現在は22卒として絶賛就職活動中です。早いもので、私がプラスカラーの選考インターンシップに参加してから今日で8日目となりました。たった8日間、されど8日間。この期間は、自分の取り組み方次第で1~100まで学ぶことができる、そんな自分が試される期間だったと感じます。
私は夏の企業インターンシップ参加を通じて、自分の武器の少なさを痛感しました。その悔しさと焦りから自分を変えたいと思い、今回はプラスカラーの選考インターンシップへの参加を決意しました。私の将来なりたい姿を実現するためには、学生時代から社会人のような高い視座を持ち、頭をフル回転させ必死になれる場が必要だと考えたからです。「焦りや不安を拭う方法は行動のみ」そう考えインターンシップに参加した私が、実際プラスカラーの業務にどのように携わり、何を得たのかをここでお伝えします。~悔しさから学ぶこと~
はじめに、私が実際に携わった業務から紹介していきます。具体的には、記事執筆や企業リサーチ、企画立案、SNS運用などでした。1つの職種にとらわれない多様な業務体験を通じ、自分の向き不向きを理解する場にもなりました。私は上記の中でも特に、企画立案に取り組む時間が多かったため、ここでは企画立案業務を通じて得た学びを共有していきます。まず、企画という華々しいイメージとは異なり、実際の企画業務には「解のない問に向き合い続ける」難しさがありました。その部分に面白さを感じる反面、自分の知識量の少なさや思考の浅さを痛感することにもなり、複雑な心境になりました。しかし、行きづまったときこそメンターや仲間を頼り、会話を通じてヒントを得ていく重要性にも気づくことができました。他者と協力して0→1を生み出していくことはやはり面白いものです。苦手かもしれないと感じた部分こそ今後強化していきたい部分でもあるので、良い気づきだったと思います。
~働く視点の変化、仕事をするうえで本当に大切なコト~
上記のような多岐にわたる業務を経験する中で、私が学んだことを3つ共有します。1つ目は″目的意識″を持つことです。指示された業務をなんとなくこなしていては学びは得られません。今やっている業務の最終地点は何なのか、なぜやる必要があるのか、ここから私は何を得たいのか…。「WHY」を追求し目的意識を持って取り組む姿勢が、1つの業務から多くを学ぶことにつながります。
2つ目は、業務における時間配分です。仕事は質だけでなくスピードも求められます。期限までに仕事を完遂できない社会人は評価されません。だからこそ「何時までにこの業務をやる」と細かくスケジュールを組むことが重要です。また、自ら時間配分を決めることで、時間内にパフォーマンスを高める効率的な手法はないかと上策を探す機会にもつながり、質もスピードも大事にすることができます。時間配分は同じ業務に再度取り組む際の指標にもなるため、どのくらいの時間で完了できたかも記録しておくと良いと感じました。
3つ目は、自ら頭をフル回転させ考え続けることの重要性です。仕事では「受け身の姿勢」だと誰も教えてくれません。だからこそ、必要な要素は何かを自ら考え、わからないことを明確にし、質問していく能動的な姿勢が必要です。また、指示に対しては何事もYESから入るという素直さや行動力も、上記に伴って非常に重要であると学びました。~インターンシップに参加したからこそ気づいたこと~
このような学びを通じ、私の働く価値観にも変化がありました。まず、社会人として活躍していくには、自分で考えPDCAを回し続ける実行力・推進力が必要だと気づいた点です。今後社会の変化に伴い働き方も変わっていくとするならば、なおさら個人の自走力は重要視されていくはずです。私が今後自走していくためには、まずは自分に自信を付ける必要があると感じたため、今後は何事に対してもアグレッシブに行動していこうと思います。
また、近頃は新型コロナウイルスの影響でテレワークが推進されており、私も新しい働き方として非常に魅力を感じていましたが、対面でのインターンシップの参加を通じてオフラインの貴重さを実感しました。オフラインの方がコミュニケーションを円滑に取れるうえ、先輩方の良い部分を真似することもでき、自分の学びにつながりやすいと感じました。そのため、オンラインが良いと何気なく感じていた自分の考えを見直す良い機会となりました。~自分の取り組み方次第で学びは無限大~
私はインターンシップに参加すべきだと考える理由が3つあります。1つ目は、働くことに対する視座が上がるため。プラスカラーのインターンシップでは、ペルソナの設定から市場調査、施策考案まで自分自身で流れを決め、何が必要かを考えていく機会が与えられました。思考力が身につくうえ、なぜこの業務に取り組むのか、目的は何なのかということを自ら考えることができます。
2つ目は、実践的な自己分析の場になるためです。頭の中で「自分は〇〇が向いている」と結論付けるだけでは、自分の過大評価が混じったり過去の自分に留まってしまいイマの自分に向き合うことができません。しかし、私は今回の多岐にわたる業務を通じて、イマの自分の向き不向きを正確に知ることができました。
3つ目は、自分のキャリアを考える機会が非常に増えるためです。企業リサーチを通して知らなかった企業や事業に触れたり、解のない問に向き合うことで自分が真にやりたいことは何だろうと日々考えることができました。自分だけのビジョンが見つかれば、より人生は豊かになると思います。なぜなら、明確な将来像があった方が、それに対して現状の自分に足りない要素を見極めることができ、目標に対する適切な手段を選択できるからです。適切な手段の選択は、真の成長にもつながります。インターンシップをはじめるきっかけは何でも良いと思います。重要なことは、その期間に何を学び、その経験をどのように意味づけして今後に活かしていくかだと思います。行動を起こしてから行動を正当化するためにまた行動する。そのようなスタイルでがむしゃらにチャンスに飛びついていくくらいがちょうど良い。機会があればまずそれをつかみ、アドバイスされたことはまずやってみようと捉える素直さと行動力が重要になってくるのではないでしょうか。