寺石愛梨_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】手探りで始めた就職活動~はじめてのインターン~

  • 最終更新:2021/09/05

    はじめまして!産業能率大学3年の寺石愛梨と申します。経営学部でマーケティングを専攻しており、23年卒として就職活動をしています。現在は、サマーインターンのエントリーや説明会への参加を進めているところです。大学で学んだマーケティング知識を活かしたいと考えており、広告業界やメーカー、コンサルティング等を中心に検討しています。就職活動を始めたばかりで不安に思っている方、インターンシップに参加するか迷っている方に向けて、私の実体験をお伝えしたいと思います。わからないことが多いと思いますが、人と比べて焦る必要はありません。インターンシップの大きなメリットは、自分の働く姿をイメージすることができるという点だと思います。この記事が、就職活動の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

    就職活動の正解って何?他人と比べて不安になっていた私

    就職活動を意識し始めたのは3年生に進級した時です。6月のサマーインターンの情報解禁でまだ先だと思っていた就職活動がいよいよ迫ってきました。大学からもインターンに参加するよう勧められ、意識せざるを得ませんでした。まずは様々な情報を得るためにナビサイトに登録。業界や職種について情報収集しました。インターネットで調べた自己分析方法を試したり、気になる企業にたくさんエントリーしてみました。ただ、今年もコロナ禍。友人や先輩と会う機会は少なく、周りがどれくらい行動しているかわかりません。自分の方法が果たしてあっているのか、周りに比べたら遅れているのではないかと孤独な状況でした。その上初めての就職活動に不安は大きく、「行きたいと思える企業から内定がもらえるのだろうか」「社会人になって心から仕事が楽しいと言えるだろうか」とどうしてもネガティブになっていました。仲の良い友人とだけは「ずっと学生のままでいたいね」と本音を呟けていたのが救いでした。

    こんな私がスカウト?プラスカラーとのご縁

    少しずつでも自分に自信をつけるため、選考のあるインターンシップに合格することを目標に活動していました。10社以上受けたのですが、結果は全て落選。倍率が高いことや自分の実力不足は自覚していますが、意欲があっても実務経験を積むチャンスが得られないことが切なく、途方に暮れていました。この夏は就職活動に専念するため8月後半はアルバイトを休業。時間を空けていたにも関わらず、1社も通らないなんて…。そんな時、逆求人型の就活サイトでスカウトをいただき、プラスカラーという会社のインターンシップを知りました。しかもそのインターンシップは「実践型」。他社で参加した1DAYインターンシップは、企業説明と自己紹介のグループワークで終わり、実践的な仕事体験はできませんでした。働くとはどんなことなのかを知るためには、「実務経験」が必要だと感じていたのです。そんな折に届いたプラスカラーのインターンシップでは、広報やSNS運用といった在宅ワークの体験ができるとわかり、迷わず応募。とにかくチャレンジしたい!という前向きな気持ちになれた、初めての瞬間でした。

    初めてのの動画選考

    まずはプラスカラーの説明会に参加。具体的な業務内容やインターンについて詳しく知りたいと思ったからです。ホームページを見ると、「女性の活躍」を応援する会社であることがわかり、女性としてのキャリアを考える上での参考にもなると思いました。なぜなら私も、出産や育児などのライフイベントで退職する可能性があるかもしれないということを漠然と考えていたからです。説明会では、「多様性を重視していて学歴・経験フィルターで選ばない」というお話があり、私にもチャンスがあるかもしれないと感じました。しかし、ここで意外な壁が。選考はエントリーシートだけでなく、動画選考もあるとのことでした。今までの選考では経験したことがなく、初めての動画撮影です。まずは、家の中で背景の白い場所を探し、カメラを設置。人前で話すのとはまた違う不思議な緊張感があります。言葉に詰まってしまったり、表情が硬かったり。聞き取りやすく、わかりやすく、そして相手に好印象を残したい…。「そうだ、女子アナになりきろう!」と思い、女性アナウンサーをイメージしながら取り組みました。そうして何度も取り直すこと丸2日。ようやく完成しました。

    インターンシップで学びたいこと

    無事、エントリーシートと動画を提出しましたが、自信があったわけではありません。落選時のお決まりである「お祈りメール」がまたくるかもしれない…と思っていました。ドギマギすること約3日間。はじめての合格メールが届いたのです。この時はただただ嬉しい気持ちでした。その上、選考が通ったことで少しだけ自分に自信が持てるようになったのです。苦労して撮った動画が評価され、認められたような気持ちになりました。私はこのインターンシップを通して、マーケティングに関する実務経験を積みたいと考えています。大学のマーケティングに関する授業では、顧客のニーズを把握し、市場調査や競合分析などを経て商品やサービスが世に出ていくことを学びました。SWOT分析や4P分析などのフレームワークを活かし、よりよい社会を作るためのアイディアを生み出したいです。また、アルバイト経験はあっても、社会人として「働く」ことのイメージがあまりできていません。社会人の方と関わり、自分の能力がどれほど通用するのか、また何が足りないのかを把握して成長したいです。

    初めてインターンシップに参加する場合、わからないことばかりですよね。しかし、参加して損をするということはないと思います。なぜなら、エントリーシートや動画を提出する練習になり、企業や職種に対する理解が深まるからです。インターネットなどで簡単に情報を得られる時代ですが、体験することに価値があると思います。インターンシップに参加することで、きっと自分の働く姿がイメージしやすくなるはずです。