私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】消極的だった私が踏み出した一歩。出会えた新しい自分

  • 最終更新:2020/05/19

    皆さんこんにちは。プラスカラーでインターンシップをしています、國學院大學の松原です。現在は、21年卒の学生として就職活動をしています。私は、以前執筆した「私がインターンをする理由」で書いた通り、消極的な学生でした。

    【私がインターンをする理由】自信がなくても行動してみる。消極的な私を変えるきっかけ

    新たな環境が得意ではないことから就職活動も進んで行動する気にはなれず、本格的に動き始めたのも大学3年生の2月のことでした。「とりあえず何かしないといけない」という思いからインターンシップに参加したことを覚えています。今回は、自分のことを消極的だと思っていた私が、インターンシップを通じて自分の知らない自分に気づけたことについて書いていきます。インターンシップに参加するか迷っている、消極的で一歩踏み出すことができない、そんな就活生を後押しできたらいいなと思っています。

    ~プラスカラーのインターンって何するの?初めてリーダーシップをとったグループワーク~

    プラスカラーのインターンシップで体験したことは、主にNOZOKIMIに掲載する記事「私がインターンをする理由」の執筆、オフィス2階にあるBarスペースの利用についての企画(記事内ではBar企画といたします)、人事体験の3つです。これらの業務の中で、一番印象に残っているものはBar企画です。私は、他のインターン生より先にBar企画に携わっていたこともあり、チームで業務をする際、リーダーとして活動しました。

    私はこれまで、自分が話し合いをまとめたり、リーダーとして活動をしたりすることがなかったため、自分がリーダーで大丈夫なのだろうかと不安に思いました。しかし、実際に話し合いをはじめると、リーダーという責任感からか、自分から発言したり、後輩インターン生の質問に答えたりと積極的に話し合いに参加することができました。 一方で、自分の頭の中で話をまとめるのに必死になってしまうこともありました。そのせいで他の人から促されるまで発言できなかったこともあり、まだまだ力量が足りないと感じることもありました。

    ~消極的な自分から一歩脱却。難しく考えすぎていた「発信すること」~

    インターンシップで学んだことは、「思ったことは積極的に口に出してみたほうがいい」ということです。そのことを実感した業務が2つあります。 1つ目は、初日に行った記事の執筆作業です。記事を書くためには、自分の就職活動の経験をアウトプットする必要がありました。しかし、自分の中だけではうまく深掘りができず筆が止まってしまい、自分から相談することができませんでした。声をかけてもらったときに相談したことでアドバイスをもらい、スムーズに業務を進めることができました。2つ目は、Bar企画について他のインターン生と話し合いをした時のことです。今までは、議論の場で「この意見でいいのだろうか」「的外れなことを言っているのではないか」と考えてしまい、なかなか発言できませんでした。

    しかし、今回は積極的に質問したり発言したりしたことで、議論を進めることができました。思ったことを口に出してみることで業務がスムーズに進んだことを経験して、自分は今まで難しく考えすぎていたことを実感しました。困ったら相談する、思ったら質問してみる、という基本的なことを、難しく考えず伝えるようにしたいと思います。

    ~インターンシップに参加して変わったこと・変わらないこと~

    考えを発信することに加えて、もうひとつ学んだ大切なことがあります。それは、誰かと仕事をすることの楽しさや効率性です。 今までは、課題にぶつかったとしても、自分1人で考えれば解決できると思っていました。しかし、インターンシップに参加してからは、人と作業したほうが1人で悩むより解決できるということを実感しています。NOZOKIMIの記事作成ではフィードバックをもらったことで作業が進んだり、Bar企画も意見を出し合うことで、もともとあった1日店長の企画だけでなく、代官山の交流会の企画、ゲームBarの企画が生まれたりしました。 一方で、考え方として変わらなかったことは、とりあえず手を動かしてみることです。私は普段から、「考えるよりやってみて、わからないことがあったらその時考えよう」と考えています。Bar企画はやってみないとわからないことが多かったため「手を動かしてダメだったらまた考えよう」という方法で上手に切り替えながら業務を進めていきました。

    ~インターンシップで出会えた、自分が知らなかった自分~

    インターンシップに参加してみて、最初の4日間は目の前の業務をこなすので精一杯でした。しかし、自己分析をしただけではわからなかった「物事をまとめる力がある」という自分の長所を見つけることができました。私は自分の考えや伝えたいことを 文章にしてまとめることが苦手で、まとめる力がないと思っていました。しかし、他のインターン生と業務をする中で、プラスカラーのメンバーの方に「松原さんはわかりやすくしゃべるね、考えをまとめる力があるよ」と言ってもらい、自分の新たな長所に気づくことができました。

    また、自己分析で得た長所は、その長所をどのような場所で生かせるか想像をめぐらせ、考える必要があります。しかし、実際の業務を通じて気づいた長所というのは、就職後をイメージしたアピールがしやすいのではないかと思います。 インターンシップに参加するまで、自分は消極的な人物だと思っていました。しかし、実際の業務を進めていくうちに、自分という人物は少し考えすぎていただけで、そこまで消極的な人物ではなかったという発見ができました。

    インターンシップは「企業のことを知ることができる機会」というイメージを持っていましたが、いざ参加してみると「自分のことを見つめ直し、また新たな視点から自分を見てもらえる機会」なのだと気づきました。自分は自己分析できているから、完璧だからと思っていても、就業体験ができるインターンシップに一度参加してみませんか?インターンシップに行くことで、自分の知らない自分を発見できるかもしれません。