私がインターンで得たモノ
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最終更新:2020/12/16
こんにちは。青山学院大学3年の本西美奈子です。所属する団体活動、ゼミナール、授業に追われ悪戦苦闘しながら現在22卒として就職活動を行っています。大学時代、学生の本業は学業!と信じて疑わず、課題に勤しむうちにあっという間に3年生になっていました。アルバイト経験や長期インターン経験がない中で現れた就活という大きな壁。「いったい自分は社会の何を知っているんだろうか?」自分の能力が社会でどれほど通用するのか不安に思い、立ち位置を知りたいと思っていた矢先、プラスカラーの実務型インターンシップのお誘いがあり参加を決意しました。未知の世界に飛び込んだ私がどのようにプラスカラーに携わり、何を学んだのか。そして今後にどう活かすことができるのかについてお伝えします。
~実践的な取り組みへのチャレンジと確かな成長~
プラスカラーでは幅広い職種に関連のある業務に携わりました。記事執筆、SNS運用、企画立案、企業リサーチ、さらには営業まで。一般的な企業のインターンシップで行うような架空の設定内で行うワークとは異なり、実際に行われているプロジェクトや企画に関する業務を任されます。そのため、自分の成果物はそのままプラスカラーの名の下で発信され、多くの方々の目に晒されるものとなります。その責任感は想像していた以上に重く、反響や反応は個の能力に左右されるということに気がつきました。これこそ私が不安に思っていた「自分は通用するのか」を試す良い機会となったと思っています。
どの業務においても共通して必要とされたことが文章作成。自分の中にあるイメージや感じたことを言語化し、さらにターゲットに刺さる言葉で趣旨に沿ったものを伝えるにはどうしたらよいのか考えることが求められました。営業の場においても、どの順番でどの話を持ち出すかによって相手の反応は変化するため、効果的な構成を考えることを意識して取り組みました。実はインターンシップ参加前から言語化することに苦手意識がありましたが、8日間の業務を通してかなり上達したように思います。~仕事の神髄に触れた8日間~
実務と縁のなかった私がプラスカラーのインターンシップで学んだことの1つに、「数字の絶対性」があります。1日のタイムスケジュール、各成果物の件数、提出〆切…..。まず、平等に与えられた時間内で業務を完遂し成果を出すことができるのかどうかが求められました。今まで行ってきた学業の課題は、期日までに時間があり、それまでに良いものを時間をかけて提出することができました。しかしプラスカラーのインターンシップでは1日のミッションをその日の内に達成することが求められます。これは社会人においても全く同じ。時間は有限であることと共に「仕事」の厳しさを数字でもって味わいました。営業に関しても、何時間で何件回り、何件アポイントを獲得できたのか、定量的な分析を行うことが重要であるということを学びました。企業のリサーチをする際にも、どれくらいのスパンで数字による結果が現れているかに着目するようになり、その裏にある「なぜ」を仮説立てて調査し続けることを意識するようになりました。単に数字そのものの重要性や厳しさを学んだだけでなく、重みを理解することにつながり、社会人になる上で必要不可欠な視点を学ぶことができたと思います。
~インターンシップで再確認することのできた自分の価値観~
プラスカラーでは広報に近い業務を体感することが多かったのですが、業務を進める中で「差別化できる情報発信力・提案力」が今後ますます求められるだろうと実感しました。情報が溢れ、今や誰しもが発信者側になることができる時代に突入しています。その波に埋もれることなく、発信したいことを届けたい相手に届けることができる表現力が必要だと発信者側になって初めて深く考えるようになりました。
相手方の潜在ニーズを上手く引き出し、自分たちのサービスがその痒い所に手が届く状況を創出することができて初めて相手との関係性が生まれます。私は仕事において相手のことを一番に考え、全力を注ぐことができる立場で仕事をしたいと漠然と考えていたため、それは今後も必要な考え方なのではないかと再確認することができました。広報としての発信力だけでなく、営業の場においても同様に提案力として活用できると考えたため、今後就職活動をする上で職種を選ぶ際に活かしていきたいと思います。~あなたはまだ自分を知らない?未来で輝くための選択肢~
自分の立ち位置を知りたいと思い飛び込んだインターンシップ。「仕事」の厳しさ・難しさを学んだ8日間でしたが、真の自分をやっと自分の目で確かめられたと思っています。新卒採用はポテンシャル採用だとよく言われますが、果たして自分にポテンシャルはあるのか全くイメージが湧きませんでした。また、面接の場でも自分のことを話す際に過大評価になっていないかどうかが不安で、自信を持って自己PRや志望動機を話すことができないままでいました。その意味ではインターンシップに参加したことで、等身大の自分を受け止めることができるようになったと思います。
そしてプラスカラーのインターンシップに参加する醍醐味は何と言っても「経験できることの幅広さ」にあります。皆さんは説明会の職種説明や業務内容を聞いて、自分がどう働いているか想像がつかなかった経験はありませんか? 学生にとってはヴェールに包まれたままである仕事のあれこれを業務を通して理解することで、自分の適性を見極めることもできます。これは、今後社会人として自分の能力を最大限活かして社会で活躍し、成長速度を最大化するために重要な選択肢だと思います。インターンシップに参加して自分の能力や適性を確かめることより、企業研究や面接練習、説明会への参加を優先したいと思う気持ちは私にもありました。しかし、上辺だけの就職活動を経て社会人となり、「こうなるはずじゃなかった」と後悔することの方がもっと恐ろしいことだと気がつくことができました。
「急がば回れ」――自分の能力を発揮して輝くことができる自分へ近づくために、インターンシップという切符を手にしませんか。