吉永真那_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】算数が苦手な広報初心者が8日間で得た学びとは

  • 最終更新:2021/06/29

    こんにちは!私は北九州市立大学 外国語学部4年 吉永真那と申しまして、22年卒として就職活動をしております。突然ですが、みなさんはインターンについてどのようなイメージをお持ちですか。「インターン=新しい体験!」というポジテイブな印象の方もいらっしゃれば、「本格的に働きはじめる前の練習期間か…気が重いなあ…」というネガテイブな印象の方もいらっしゃるかもしれません。本日は「自分は後者だな」と思われる方へ、算数が苦手な広報初心者である私が8日間のインターンを経験して感じたことを、実体験も交えながらお伝えしたいと思います!インターンへの参加を迷っている方や、現在の学校生活に加えて新しい刺激が欲しいと思っている方はぜひ、最後まで読んでみてください。

    「広報歴0年」の私が担当した業務とは?

    連日雨が降り出す6月の上旬に、私のインターンは始まりました。まず、インターンに参加した理由は2つあります。1つ目は「自分の主張したいことから話す前に、商品を届ける相手に『これは自分に関係している話だ』と思わせるには、どうすればいいかを先に考える習慣をつけるため」、2つ目は「目的志向を身につけるため」です。8日間の中で携わらせていただいた業務は3種類あります。1つ目は記事執筆。2つ目は プラスカラーが所有している「ネイリスト向けシェアスペース」の広報活動。3つ目は、 広報PRに特化したWEBスクール『アドレカレッジ』の広報。中でも、この3つ目の業務が私にとって最も印象に残るものとなりました。業務内容としては、アドレカレッジのプログラムを学生に提案するアプローチ文を作成し、SNSやメールを通して送信しました。最初はターゲット層の設定に苦労していたのですが、実践していくうちに「このような方々をターゲット層にしたら、プログラムの購入を前向きに考えてくるかもしれない」という予測がつくようになっていき、なんとそれが予測通り、成果につながった瞬間があったのです!

    算数が苦手な私が少し数字と仲良くなれたのは、なぜ?

    インターンは私にとって「非日常」の期間となり、はじめる前と後で変化した価値観がありました。それは「数字に対しての価値観」です。例えば、「何時~何時まで15件のメールを送信したいから、それを達成するための下準備を20分やっておこう」というように「数字」を意識するようになったことです。私は小学生の時から算数に苦手意識があり、インターン中に「数字」と関わることは避けたかったのですが、目標を達成するためのアドバイスとして「定量目標(数字)」を意識することをメンターの方から薦められました。最初は数字から遠ざかりたい気持ちがありましたが、しぶしぶながら意識したところ、「数字」に対しての考え方に変化が出てきました。なぜなら、定量目標を上回る数のタスクを時間内にやり遂げた時に、その成果が「数字」で明確に分かることを感じ取れたためです。成果を「数字」で出すことで、「感覚的に頑張った」というふわふわしたものではなく、他人にも自分の成果が伝わりやすくなることを「数字」と向き合うことで実感しました。

    気になる、得られた学びとは?

    さて、このインターンで得た学びについて触れたいと思います。それは「業務効率を上げることは自分を守ることである」と咀嚼できたことです。はじめての実践的な業務に戸惑い、私が時間の使い方について困っている時のことでした。「業務効率を良くすることは、『自分への負荷を軽くすること』だよ」とメンターの方がアドバイスしてくださいました。一生懸命、仕事に取り組んでいても、自分がボロボロになっていては、人助け(=ビジネス)もできなくなってしまうことを気づかせてくださいました。もうひとつ、メンターの方とのコミュニケーションで感動したことは「私が安心して自身の不手際を直せるような雰囲気づくりをしてくださったこと」です。ある日、私が修正をしなくてはいけない業務があった時、メンターの方は「吉永さん、○○を直してください」と一方的には言わず、こう伝えてくださったのです。「吉永さん、記事の文章量が、目標よりちょっと少ない気がしませんか?もし『この指摘に一理ある』と思っていただけるなら、△△について書くのはどうでしょうか?」そのように、私に思考するチャンスを与えてくださる形で伝えてくださったことに感銘を受けました。

    インターンは「時は金なり」を実感できる期間

    みなさんが何かを成し遂げた際「どんな収穫があった?」と聞かれることはありませんか?私がこのインターンについてその質問に答えるとしたら。「時間の扱い方に敏感になれたこと」です。大学生は高校生の時より「自由」を手に入れやすいというメリットがある一方で、何の目標もなく日々を過ごしていると、時間にルーズになりやすいというリスクもあります。私は、時間のコントロールスキルを鍛えられる期間として、インターンに参加することはとても有意義だと感じています。「時は金なり」ということを言葉だけで理解することは簡単ですが、実際に実感できたことは、私にとって貴重な学びでした。また、インターンではうまくいかないことも多々ありますが、達成感を感じる場面もありました。それは、『アドレカレッジ』の広報のメールを数100件送信してやっと1人から「興味をもっている」という返信をいただけたことです!現段階では、まだプログラムをお支払いいただくところまでは到達していないため、これからもその団体さまへのフォローアップを丁寧に行っていこうと思っています。

    もしインターンへの参加を迷っている方がいらっしゃれば、「自分が目指したいこと」を紙に書き出してみてください。それを達成するために「時間を効率的に使うこと」や「数字としての結果を出すこと」が必須事項であるならば、インターンを前向きに検討するのもひとつの選択肢だと思います。なりたい自分になるための通過点としてインターンを捉えることができたなら、その先には必ず成長があると思います。