塚本望未_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】業務を通して見えたのは”自分が働いている姿”

  • 最終更新:2021/11/01

    こんにちは、はじめまして。産業能率大学経営学部2年の塚本望未です。現在、24年新卒として就職活動中です。私がインターンシップへの参加を決めた理由は、大学生としての自信を持ちたかったからです。インターンシップに参加するかどうか迷っていた私は、大学卒業までになりたい姿を考えました。その時に浮かんだのは、前向きな考え方ができる人、ひとりの人間として胸を張って生きられる人の姿です。そう考えた時に「インターンシップは自分の力を実践の場で試せる貴重な機会。今の自分の能力がどのくらいなのかを知らずに、挑戦しないことはもったいないことだ!」と思い、参加することにしました。

    業務で感じた自分の成長

    インターンシップでは、記事執筆を2日間、アドレカレッジの広報・PR事業を4日間、シェアサロン業務を3日間行いました。記事執筆では、私がインターンシップへの参加を決めた理由についての記事を作成しました。アドレカレッジとシェアサロン業務では、SNSを使い、アプローチするターゲットとそのターゲットに向けたメッセージの設定、実際にアプローチするアカウントのリストアップとフォロー、ダイレクトメッセージの送信をしました。実際に業務を行ってみると、ひとつの作業を進めるために頭をフル回転させることを知りました。例えば「このターゲットに伝わるのはどんなメッセージか」「この作業はいつまでに終わらせる必要があるか」といったことです。その中で、やりがいを感じる場面もありました。それは、送ったメッセージに対して前向きな返信がきた時です。自分の設定したターゲットやアプローチ方法は間違っていなかったのだと知ることができ、大学での学びや業務で行ってきたことが活かされたと思いました。

    体験したからわかったこと

    インターンシップで学んだことは2つあります。1つは、自分の行動や心理の自己分析の重要性です。これは業務のタイムスケジュールを設定するときに実感しました。はじめはスケジュール管理に苦戦していましたが、先輩社員の方とのやりとりの中で、自分がやったことなどをこまめにメモするとよいことを知りました。すぐに実行してみると、自分の行動パターンが少しずつわかるようになり、時間の組み立てがうまくいくようになりました。また、予想外のことが起きた時に自分を落ち着かせる方法を持っておくとよいことも教えてもらいました。軽いストレッチなど、自分なりのリラックスできる方法を取り入れています。もう1つは、報連相の大切さです。仕事はひとりで行うものではありません。そのため、作業が遅れる場合は事前に報告をしたり、わからないことがあればすぐに相談するなど、コミュニケーションを取ることで業務が円滑に進むことを知りました。仕事の場では、いつの間にか時間が過ぎていて報告が遅れたりしてしまうこともあり、報連相を実行することは意外と難しかったです。

    自分なりの働き方

    インターンシップに参加する前は、社会人として”働く”イメージが持てませんでした。しかし、与えられた目標に向けて業務を進めているとき、自分が働いている姿をしだいに想像できるようになってきたのです。私が働いている姿をイメージできるようになったのは、”自分なりの働き方”を見つけたからです。最初は指示書通りのスケジュールで、書かれていた業務内容をこなしていましたが、徐々に効率的に進める方法を掴み、ひとつひとつの作業に対して自分なりの工夫を入れて仕事をするようになりました。最初は言われたことをやるのが精一杯で苦しい瞬間もありましたが、少しずつ作業に慣れてきて自分にあったやり方を模索することで、心に余裕が生まれたと思います。何に対しても言えることですが、受動的になるほどモチベーションを維持することは難しく、反対に自分にあったやり方で能動的に行動すると、地道な作業も前向きに進めることができると思うのです。

    働くことの大変さ

    インターンシップに実際に参加して、”働くことの大変さ”を改めて実感しました。仕事の質を担保するだけでなく、こなす数、納期やスケジュールなど、様々なことを毎日考えなければならないからです。1日だけでも頭がパンクしそうなくらい大変でしたが、社会人になったらこれが毎日。大学生の今その事実を知れたことで、就職活動や働くことに向けた心構えができました。業務を体験することは、自分が希望する業界や会社で何ができるのか、どのように貢献できるのかを考える機会となりました。”就職”という目標に向けて一歩近づけたように感じます。また、自分の考え方や行動パターンに向き合ったり、作業に入る前に効率的な方法を考えるなど、日常生活でも取り入れることができるスキルが身につきました。今回のインターンシップで学んだことと身につけたことは、就職活動だけでなく、今後の大学生活や進路選択にも役に立てていきたいと思います。

    私は、自分に自信をつけたくてインターンシップに参加しました。インターンシップに参加したことで、仕事についてだけでなく、自分の日常生活についても考え直すことができました。インターンシップは就職活動を積極的に行うきっかけにもなります。ぜひチャレンジしてみてください!