土手優璃_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】失敗と成長。仕事をする上で大切なことを学んだ8日間

  • 最終更新:2021/11/04

    こんにちは。近畿大学経営学部商学科の土手優璃と申します。現在22卒として就職活動をしています。プラスカラーのインターンに参加した理由は「自分のアイデアを形にして人の役に立ちたい」という人生の目標を実現したいと思ったから。プラスカラーに出会って「挑戦し続けたい」「人々の固定観念をなくしていきたい」という新たな目標もできました。この記事では、私が8日間のインターンシップで体験したことをお伝えします。何か1つでもインターンシップに参加するか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

    体験してはじめてわかったこと

    インターンシップで実際に経験した業務の中で最も印象に残っているのは、シェアサロンの集客に関する業務です。この業務はDMを送信する仕事で、具体的にはターゲットをリストアップし、誰にどのようなメッセージを送るかを考え、実際に送信するところまでを担当しました。この業務を通して学んだのは、ターゲットを意識することの重要性です。DMの文章を考える際、私はその重要性がわかっておらず、ただなんとなくターゲットを決めて文章を書いていました。あの時「すべての人に向けた文章では響かない」というご指導がなければ、そのことに気づくことはできなかったと思います。

    その後担当したアドレカレッジというWEBスクールの説明会のDM送信業務では、「どんな人だったらアドカレや説明会に興味を持ってもらえるか」をしっかり考えることを意識。その結果、多くの方から反応をもらうことができ、ターゲットに刺さる文章を考えることは大切なのだということを実感しました。

    業務から学んだこと

    私は業務を通して社員の方から大切なことを教えてもらいました。まずは、いつも相手の視点に立つ必要があるということ。これはシェアサロンのターゲットに送るDMに、シェアサロンを利用するメリットを明記できていなかったことで得た気づきです。”シェアサロンは普通のサロンよりも安く利用できる”というメリットを「言わなくてもわかるだろう」と判断して書かなかった私に「言わなくてもわかるだろうと思っていても、しっかりと伝えなくてはならない」と、社員の方が教えてくれたのです。この時「”自分には当たり前のことでも、相手にとってはそうでないこともある”という視点がなければ、相手に伝わらない文章になってしまうんだな」ということを学びました。

    そして、目標はしっかりと設定する必要があるということも。私はアドレカレッジの説明会に関する業務を進める際に、”なんとなく”目標を立ててしまいました。その結果、振り返りもなんとなくに。業務を行う上では明確な目標を設定し、反省がある場合は次に活かすことが大切だと感じました。

    変化した考え方と確信したこと

    インターンシップに参加したことで、物事の取り組み方に対する考え方に変化がありました。これまではいいものを作るためには時間をかけるべきだと考えていましたが、仕事は時間が短く区切られていて、その日のうちに多くの業務をこなす必要があります。つまり、仕事では短い時間の中でどれだけ良い結果を残せるか?を考えなければならないということです。このことに気づいたきっかけは、1日目の記事執筆業務でした。その日のうちに業務を終わらせることができなかった私は、はじめから完璧を目指していたことが原因だと考えました。一度で完璧にするために時間をかけるのでなく、トライ&エラーを繰り返し、時には周りの方に相談しアドバイスをいただきながら、質と効率をあげていくことが業務では重要なのだと思いました。

    インターンシップに参加する前と後で変化がなく、むしろ確信したことは、人の心を動かすのは”共感”だということです。私はかねてから、人気の商品や世の中から注目を浴びるモノには共感できる要素があると考えていました。今回のDMの文章を作成するという業務もターゲットの心を動かす必要があり、”共感”を意識して書いたメッセージに対して多くの反応を得られたことから、やはり共感はとても重要なのだと実感しました。

    8日間を振り返って

    8日間のインターンシップは正直長いと思っていましたが、実際はあっという間。1日目の自分と今日の自分を比べると成長を感じます。うまくいかず失敗することが多々あり、与えられた業務をその日のうちに終わらせることができなかった時は悔しく、落ち込んだりもしました。それでも、業務を繰り返していくうちにできなかったことが少しずつできるようになると、自信が持てるようになりました。

    インターンシップに参加して、人に何かを伝える時は相手の目線を意識すること、限られた時間の中で効率的に良い結果を出すにはどうするべきかなどを学べたことはよかったです。仕事には実際に経験してみないとわからないことがたくさんあります。はじめは怖いし、失敗もするけれど、経験したことによって得たものはとても価値があるものだと思います。

    インターンシップに参加するのが怖いと感じる人もいるかもしれません。はじめてのことに怖さを感じるのは当然ですが、実務経験で得られるものは多いです。その経験は、自分の自信につながります。少しの勇気を出して、あなたも挑戦してみませんか?