本松涼_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】自分に合った企業に就職するためのヒント

  • 最終更新:2022/01/06

    武蔵大学人文学部3年生の本松涼です。現在23卒として就職活動をしています。

    私は元々教師を目指していましたが、大学3年生に上がった段階で進路を変更し、就職活動をはじめました。しかし、今まで就職活動というものにアンテナを張ってこなかったため、知らないことだらけで不安な日々を過ごしていました。夏のインターンシップでもエントリーシートや面接で惨敗。何もない自分に自信をなくし、途方に暮れていた時、プラスカラーに出会いました。

    最初は広報・PRの会社と聞いて、自分の志望業界ではないと思い、敬遠しようとしていました。しかし「実務経験を積むことができるインターンシップ」という文言は、ビジネスに関わったことがなかった私にとって魅力的でした。夏になくした自信を取り戻すきっかけになるかもしれない。そう考え、インターンシップへの参加を決めました。

    そんな私が今回みなさんお伝えしたいのは、「まずやってみる」こと大切さです。迷っている方はぜひ読んでみてください!

    実際の取り組み。採用広報業務に見出したやりがい

    インターンシップでは、1日目に記事執筆。2、3日目はSNSを使用したマーケティングの実践。4日目は広報企画とその実行。5〜7日目は採用広報実務に携わらせていただき、8日目にこの記事を書いています。

    この8日間の中で特にやりがいを感じたのは、5〜7日目の採用広報実務です。私は主にSNS上でプラスカラーの説明会への呼び込みを行いました。単に呼び込みと言っても、就活生に手あたり次第声をかければいいというわけではありません。まず目標人数に向けて何人の就活生に声をかけるべきかを細かく計画に落とし込んでいきます。また、就活生の中でもどの業界を見ているのかなど、条件を絞ってターゲット設定します。その設定をもとに相手に響くメッセージを考えて送信し、説明会参加につなげるまでが私の業務でした。

    作業は想像より地道かつ難しいものでした。一人一人に個別に考えたメッセージを送ることができればそれが理想なのでしょうが、効率を考えるとそうもいきません。だからこそターゲット設定が重要なのですが、質と数を両立する適切な設定がなかなかうまくいかず、苦戦しました。

    しかし、日報などから自分に何が足りていないかを確認しつつ、PDCAを回した結果、送ったメッセージに対して「情報をありがとう」という返信ももらえるようになり、やりがいを感じるようになりました。 

    どこでも活かせる学び。目的意識を持つこと、報連相の大切さを再認識

    業務内容はバラバラでしたが、全日程を通して求められたのは、「目的・目標を意識した仕事をすること」と、「密でわかりやすい報連相」でした。

    意識する目的・目標とは、何人の顧客を呼び込みたいのかというような最終的なゴールです。すべての業務はそこから逆算して計画していきます。そしてこれは、仕事はもちろん、勉強においても変わらないものであると思うので、今後もこの意識を継続していきたいです。

    よく言われることですが、報連相は本当に重要なことだと痛感しました。インターンシップ中にどうしても設定された締め切り時間に間に合わず、仕事の時間延長を頼んだことがありました。その時私は、自分がなぜそれをお願いしているのか、あとどのくらいかければ終わるのか、そうした情報を伝えるのを忘れていました。それによって、一回で済んだはずの確認の連絡に時間を取らせてしまったのです。報連相はただ簡潔に早く言えばいいというものではなく、必要な情報をわかりやすく相手に伝えることが迅速な対応につながると実感しました。当たり前のことではありますが、きちんとしたやり方を教わる機会がなかったので、これはとても学びになりました。

    インターンシップで見つけたもの。自分の得意なことと、やりたい仕事が明確に

    インターンシップに参加して、社会で通用する自分の得意なことが少し見えたこと、自分の本当にやりたいことがさらに明確になったことは大きな収穫でした。

    このインターンシップの中で発見した得意なこととは、文章を考えることです。ターゲット設定をしてその人たちに響くメッセージを考えるという業務があったのですが、社員さんから「本松さんの書いたものはよくできている」と褒めていただくことができました。さらに、当初は私が作成した文章が使われる予定はなかったのですが、出来がいいということで急遽自分が作成した文章を採用していただくこともできました。それにより、返信が返ってきたときの喜びはひとしおでした。

    また、自分の本当にやりたいこととして、人と直接関わる仕事への想いはさらに強くなりました。今回の業務はすべてオンラインで行われたため、そもそも人と直接関わることがありませんでした。その中で、返信をしてくれた人と直接お会いして相談に乗りたいと思ったり、顔を見て話すことでもっとよさを伝えられないかと考えたりすることも多かったです。インターンシップの経験自体が自己分析に活かされていると思います。

    足踏みしてたらもったいない!

    実際にインターンシップに参加してみて、「敷居が高そうだからやめておこう」と諦めなくてよかったと思っています。そして、この経験はしないともったいないとも感じます。仕事の実態を少しでも知ることができ、自己分析の手助けにもなる。今回私はプラスカラーのメイン事業である広報・PRにはあまり興味がない状態で参加していますが、それでも多くの学びがありました。時間を投資する価値は十分にあると思います。

    記事を読んでくださっているみなさんの中には、自分に合った企業に就職したいと思っている方が多いのではないでしょうか?インターンシップ経験は間違いなくその役に立つと私は思います。私自身、自分に何ができるのかわからず、就職活動の方向性を決めきれないでいました。しかし、自分のできることが少し見えたことで、今は自信を持って就職活動を進めることができています。

    インターンシップの中でも、より実務に近い経験が積めるもの、多様な業務に触れられるもので知見を広げていくことができれば、就職活動だけでなく、自分の人生に役立つ情報を得ることができると思います。もし当てがないのであれば、プラスカラーでチャレンジしてみませんか?

    「興味がない、やりたいことがない、できるかわからない」と言う前にまずやってみてほしい。私が今回強く伝えたい想いです。私自身も広報・PRの仕事に興味や自信はありませんでしたが、実際にやってみると、社会人にとって必要な要素がたくさん詰め込まれているのがこのインターンシップだったと思います。迷うならやってみてから判断することをおすすめします。