私がインターンで得たモノ
-
最終更新:2022/03/24
はじめまして。神田外語大学外国語学部英米語学科3年の蛯名美和と申します。23卒として就職活動をしています。
私がプラスカラーのインターンシップに参加したのは、自分にはどんな働き方が合っているのか、自分にはどれだけ実力があるのかを確かめるため、そして実務経験を通して社会人に必要なスキルを身につけるためでした。
インターンシップに参加するまでの自分にはもちろん実務経験などなく、特別なスキルもないので自分に自信を持てずにいました。さらに、自分に合う仕事もわからず、手当り次第に会社説明会に参加をし続けるだけの就職活動をしていました。
今回は、そんな私がインターンシップを通してどう変わることができたのか、何を学んだのかをお伝えします。この記事を読んだ同じ思いを持つ就活生のみなさんに、インターンシップに挑戦してみようと思っていただけると幸いです。
相手の気持ちを考えることが成果を出すポイント
インターンシップでは、記事の執筆、プラスカラーのシェアサロンやアドレカレッジ、会社説明会の広報業務を行いました。
会社説明会の広報は私にとって最も難しく、最もやりがいのあるものでした。どの媒体を使うか、どのようにターゲットにアプローチするか、どんなメッセージを送るか、自分で計画を立て、実行し、結果を出さなければなりません。何人も参加者を集められるインターン生がいる一方で、私は最終日まで1人も参加者を集めることができず、なかなか成果に結びつかなかったため悔しい思いをしました。
そんな私にも成長を実感できる場面が訪れます。会社説明会の広報業務の初日、説明会に興味を持って返信をもらえたのは9件でしたが、この広報業務の3日目には、返信数は25件にまで増えました。返信数が増えたのは、相手とコミュニケーションをとり、ニーズを探ることに注力したためだと分析しています。また、自分がアプローチされる側だった場合、どんなメッセージなら返信したくなるのかを想像しつつメッセージを作成したことも大きな要因だったと思っています。説明会参加にはつながらなかったものの、努力の成果が数字に表れるのは非常に嬉しいものです。
「とにかく行動」で変化が!
この広報業務を通し、問題点を見つけて改善を繰り返すことが大切であると学びました。会社説明会の広報業務初日に送ったメッセージを見返すと、長文で読む気にもならず、返信が少ないのも納得できます。このことに気づけたのはメッセージを受け取った相手がどう思うかを想像し、改善していったからです。
また、改善を繰り返すためにとにかく行動をすることも重要だと知りました。広報業務をはじめたばかりの私は行動に移すスピードが遅く、PDCAがうまく回っていないことが問題の一つでした。なかなかターゲットからの反応を得られていなかった私はどうしたら参加者を集められるのか悩み、立ち止まってしまったのです。そんな時、社員の方から「仮説検証するためにとにかくいろいろ試してみる」というアドバイスをいただきました。このアドバイスをもとにメッセージの内容を次々と改善していった結果、ターゲットからの反応が良くなっていくのが返信数が増加したことと返信の文面から伝わってきました。この経験の通り、悩んだら立ち止まるのではなく、改善に向けてとにかく行動することが問題解決への近道なのです。
新たな経験が成長と充実感の鍵
インターンシップを経て、私は新たな経験をすることや、知らない手段を試していくことを大切にしたいと考えるようになりました。
これまでは「同じことや慣れていることを続けることで自分のスキルはついていくのだ」という考え方をしていました。しかし、今の私にとってそれは新たなことに挑戦することをためらう言い訳のように思えます。会社説明会の広報業務で経験した、いろいろな方法を試して、うまくいかなければ改善して別の方法を模索する作業は、私にとって良い刺激となり、柔軟な行動ができるようになりました。様々な経験を通して自分のスキルが積みあがっていくのは、常に新鮮な経験をし続けなければできないことです。
このインターンシップで、これからもずっと大切にし続けたい考え方も見つけることができました。それは、「一生成長していきたい」という思いです。広報業務を通して少しずつ成果につながっていくことの楽しさを感じたため、これからも努力を怠らず、達成する楽しさを感じ続けたいと思っています。社会人になっても「働くことは難しくて辛いことだ」という固定観念は持たず「難しいからこそ達成感が面白い」と考え、目標に向かって努力する人になると心に決めました。
インターンシップだからこそできた乗り越える経験と成長
結論として、プラスカラーのインターンシップには参加すべきです。私は、「参加して良かった」と自信を持って言えます。
まず、実務経験を通して社会人として必要なスキルを身につけられることが理由の一つです。たとえば、問題点を発見し、改善を繰り返すスキル。これは学生が簡単に身につけられるものではありません。
また、実務を体験することで自分が働いている姿を想像できることもインターンシップに参加すべき理由です。学生は働くことの具体的なイメージを持てないまま就職活動に挑むことになります。やはりそれでは自信を持てないまま、自分に合った仕事がわからないままです。インターンシップに参加すれば、得意なことだけでなく不得意なことにも直面します。しかし、それを乗り越えれば、自分に自信がつき、最終的に働くとはどんなことかをイメージできます。ぜひ、壁にぶつかって乗り越える経験をしてみてください。自分が生まれ変わったような達成感を味わうことができます。
私は、このインターンシップを通して社会で必要なスキルを他の学生よりも一足先に身につけられました。これからこのスキルを磨きつつ、今後の就職活動を自信を持って続けていきます。
就職活動中は、「自分には何もできないのだ」と落ち込んでしまうことが多いと思います。私もそうでした。しかし、そのような人こそ、インターンシップに参加してみてほしいです。インターンシップ中、何度も難しい問題に直面すると思います。しかし、それが成長のポイントです。その問題を乗り越えることで力と自信がつきます。いつかそれが楽しいと思える時が訪れます。ぜひ、勇気を出してインターンシップに挑戦してみてください。