私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】思い切って違う世界へ。社会を見て自分を知る。

  • 最終更新:2019/10/07

    初めまして!現在大学3年生の五十嵐と申します。
    私は今、音楽大学に通っています。大学では主に音楽コンサートの企画について勉強しています。音楽大学に通っていると将来は音楽の先生や、楽器屋さんに就職するの?聞かれることが多いです。実際音楽関係の就職先はこれらが大きく割合を占めるかと思います(他にも色々あります)。ですが、私はこれまで学んできたことから必ずしも音楽一筋の就活をする必要はないと感じています。そんなわけで、今回私はプラスカラーのインターンをする決意をしました。この記事を通して同じような立場にいる方に少しでも共感してもらい、行動を起こすきっかけになればと思います。

    1.音楽大学の就活について(私の大学の場合)

    私の通っている大学は専門的なコースはありますが、学部が音楽学部のみであるためどうしても大学内では学べることが限られてしまいます。就職先も音楽大学に入ったのだから…というイメージがどうしても付きまとってしまい視野が狭くなりがちです。
    音大生で楽器を専攻している人は学内外での演奏活動や練習に大きく時間を割くため、就活に割ける時間が少ない点も課題となってきます。そう言った点から就活をスタートさせる時期も遅れがちになってしまう現実もあります。だからと言って就活を考えている人は動かなければ何も始められません。私も早く就活を始めようと思ってはいたものの、重い腰を上げられたのはちょっと遅くなってしまったと痛感した身です。だからこそ、これから社会を経験できるインンターンに一度でも多く参加し、自分と向き合う時間を作っているところです。
    演奏者をやっていると自然と多くの人と関わって自分と人との違いを見つけられるのではないでしょうか。そこから自分を知ることで、就活にも繋がってくるのではないかと思います。

    2.私がインターンをする理由 

    私がインターンをする理由は、音楽大学では学ぶことが難しい経験を得ることができる、というものがあります。前段でも書きましたが、大学内の授業では学べる世界は広くありません。では自分から世界を広げて行くにはどうすれば良いのか?私の場合は映画を見ることが好きなので最新作の作品から昔の作品、社会問題を取り上げているような作品も観ています。ある時、とある授業をきっかけに音楽は映画に欠かせない存在だなとふと気付き、それに関する本を読んでみようかなというふうに世界を広げています。
    ですが、自分の中だけで世界を広げて行くには限りがあります。そこでより様々な経験ができ、人と関わりを持てるインターンに飛び出して行くことを決めました。インターンはその会社を理解することはもちろん、新しい視点、考え方、価値観を知ることができ、自分を成長させることのできる機会であると考えています。

    3.今学んでいる事と社会との繋がりを私なりの視点で

    音楽と一見関わりのない仕事をすることになったとしても、これまで学んできたことが全て無駄になることはない、これは言い切ることができます。自分の企画したコンサートを最後までやりきる、人前に出て演奏する、これらは必ず経験が生かされる時が来ます。どんなことだって経験しないよりはした方が良いと、これまでの私の人生を振り返って感じたことです。そうするためには今学んでいることへしっかりと理由を考えることが必要になってくるとも実感しています。ただガムシャラにやっていくだけではいつか燃え尽きてしまう…そうなってはもったいないです。
    音楽は目に見えないもので、社会的にどう役に立つのか、何か意味を持たせられるのかと考えることもしばしばあります。その度に実体験として気持ちを落ち着けることができたり、幸せな時間を過ごすことができたりしているなと思い出します。人々の気持ち、気分を動かしていけるものなのだと。今行なっているもの、学んでいるものは自分の成長剤になっていくのだと思って、美味しくいただきながら生きていければな、と話は大きく飛んでしいましたがそう思うのです。

    4.就活に対して不安を抱えている人へ 

    とにかく外へ!何もせずじっとしているとどんどん不安が大きくなってしまいます。少しでも興味があるものがあれば、関わりを自分から持つことはマストです。新たな趣味を持ったり(私はヨガを始めました)、違うことに触れたりすることで、今学んでいることに対して違う視点を持てるはずです。就活を考えているのであれば今自分がやりたいこと、できることを探し思い切って飛び出してみましょう。飛び出した結果、うまくいかないこともあるかと思います。何事においても同じですが、その時に何が改善できるか何かよかった点はあるかを整理していくことがやはり大切になります。私の場合はノートにガーッと書き込んでいます。書いていく過程で、自分が認識せずに感じていたことがフッと浮いてきます。不安に思っていることを書き出すことも有効かと思います。それを繰り返すことで自分のすることに自信を持てるようになっていくことが大切だと私は考えています。

    最後に。
    ここまで読んでいただきありがとうございました。何か一つでも共感していただける内容がありましたら幸いです。人生100年時代と言われるようになり、今までのような人生設計はあまり意味を持たなくなってしまうでしょう。そんな時代に就活をしていくからこそ、自分を知ることがとても重要なのだと、最近特に実感しているところです。改めて、音大だからとか〇〇学部だからという理由で何かを諦める必要は無いと思っています。どんどん挑んでいきましょう!