私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】経験値を積んでレベルアップするためのインターン

  • 最終更新:2019/11/05

    初めまして。
    プラスカラーインターン生の小幡と申します。大学3年生です。
    大学生の方は、夏休みも終わり、新学期が始まる頃ですね。皆さん夏休みを満喫しましたか? 私はゼミ合宿で対馬と福岡、長崎に行きました。大好きな飛行機にたくさん乗れて楽しかったのですが、費用が思ったよりもかかってしまい、財布がかなり寂しいです。
    さて、夏休み、楽しいこともあった一方、私と同じ大学3年生の方は、インターンシップをはじめとする就職活動を行った方がほとんどでしょう。
    しかし、中には「インターンに参加する意味がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。徐々に就活を考え始める大学2年生の方は、特に気になりますよね。
    今回は、そんな方々のために、私がインターンに参加した理由、そしてインターンで学べたことをお伝えしようと思います。
    もし、インターンについて悩んでいる方は、この記事が何かの参考になれば嬉しいです。

    1.就活はよくわからない?

    私は大学2年の冬からぼんやりと就活を考え始め、インターン求人や就活ブログ、サービスを見ていました。
    就活関連のコンテンツに触れるにつれ、様々な言葉と対峙します。「成長」、「コミュニケーション能力」、「社会人力」……。就活をする方なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
    私はその言葉を聞くたびに、「よくわからないな」と思っていました。
    「成長に貪欲な人材が欲しいです!」「高いコミュニケーション能力を求めます!」と言われても、ピンとこないのです。
    例えば、一言で「成長」と言っても意味は様々です。例えば、身長が10センチ伸びていても成長と言いますし、1ヶ月の売り上げが上がっても成長と表現できるでしょう。
    また、コミュニケーション能力と一言で言っても、飲み会で楽しくお話しできる話術が必要なのか、それとも何か問題があった時にすぐ相談できる能力なのか、わかりやすく物事を説明できる能力なのか、様々考えられます。
    そこで私は、企業それぞれの「ふわふわした言葉の定義」を探ろうと思い、いくつかのインターンにエントリーしました。

    2.インターンで学べたこと

    色々なインターンを経験して、私は改めてその必要性に気がつきました。
    というのも、先述したように企業が考えている「成長」「コミュニケーション能力」等、抽象的な言葉の具体例とも言える社員の方に出逢えたり、お話を伺うことができたりするのです。
    つまり、インターンに参加することによってその企業が求める人物像がふわふわした言葉ではなく、具体的なイメージでつかめるようになります。
    加えて、他にもメリットがあります。実践型インターンでは実際の職場の雰囲気をつかめる、ということです。私はかねてから第一志望にしていた企業の実践型インターンに参加しました。インターン生も他の社員さんと同じデスクを与えられ、職場の雰囲気を直に知ることができるプログラムです。
    私はインターン参加まで、その企業に対してお堅く冷たいイメージを持っていましたが、実際は違いました。社員さん同士冗談を言い合ったり、たまに笑い声が上がったりという暖かい雰囲気だったのです。
    逆に、参加する前のイメージと違い、かなり暗い職場で息が詰まりそうになった経験もあります。
    インターンに参加し、企業の求める人物像や、社員さん同士の雰囲気、職場の雰囲気を体感することで、就職してから「思っていたのと違った!」というギャップを埋めることができるのです。

    3.学校よりもインターン?

    ここまでの記事で、インターンの必要性について少しわかっていただけたかなと思います。インターン参加に前向きになっていただけたらこの記事を書いた甲斐があります。
    ですが、みなさんは大学生。学校の授業があり、なかなか忙しい……という方がほとんどでしょう。
    たまに、インターンに入り浸りで学校の授業にほとんど来ない同級生を見かけます。しかし、私はそれはとても勿体無いと考えます。
    というのも、私はインターン参加中、学校での勉強が活きたことを多々感じたからです。
    私は法学部に通っていますが、法学部独特の考え方や、授業で習ったことが応用できたグループワークがあります。商学部の方や、経済学部の方なら、簿記や経営の知識などを活かせる場面があるでしょう。他の学部であっても、必ず自分の勉強が活かせる場面が出てくるはずです。
    大卒以上を募集要件としているからには、その仕事において大学での学びが必ず役に立つでしょう。逆にそうでなければ、大卒を募集要件とする意味がありません。
    学校もインターンも、両方学生時代にしか経験できないものです。どちらかをおろそかにするのではなく、うまく両立するのが理想です。

    4.参加のためのスケジュール調整

    両立となると、不安なのがスケジュール調整の方法ですね。
    学校の授業は基本的に月曜から土曜までありますが、企業のインターンは平日に開催されることが多いです。
    ほとんどのインターンは大学の長期休みの期間に開催されるため、問題なく参加できるかと思いますが、問題は授業期間中に開催されるインターンに参加したい場合です。
    私は、その時は全休を利用しています。
    履修を組むときに、1日は全休があるように工夫します。
    その全休の日に開催されるインターンを探したり、長期インターンの場合は日程を柔軟に対応していただけることが多いため、全休の日に合わせたりしています。
    授業の日にどうしても行きたいインターンがかぶるときもあります。私の場合、そのような時は、どちらに行った方が、長い目で見てより自分のためになるかよく考えてから判断しています。

    ここまでは、主にインターンと授業の両立についてお伝えしましたが、もちろん、インターン一筋、授業一筋、サークル一筋で、何かを極めることも素敵だと思います。それはみなさんそれぞれの考え方、選択の仕方です。
    どのような選択をするにせよ、みなさんが後悔のない学生生活、就活を送れるよう祈っています。私と一緒に頑張りましょう。