私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】“なんとなく”就活を始めてみたら、前向きになれた。

  • 最終更新:2019/11/25

    こんにちは。プラスカラーでインターンをさせていただいている大学3年の吉永です。
    後期の授業が始まって1か月。学園祭を控えた最近は、学校があまりにも忙しすぎて就活どころではないのが本音です。
    今回は、できることなら就活から逃げたい私がインターンに参加し始めたきっかけや、インターンで感じたことを共有したいと思います。
    私と同じように「就活したくないなあ」「やりたいことなんてない」と思って、足踏みしている方が、何か行動を起こすきっかけになれば嬉しいです。

    ~動き出すことをさぼった大学3年生の夏休み~

    多くの人が就活を始める大学3年の夏休み。私の周りでも、ほとんどの友人が1dayや数日間のインターンにいくつも参加していました。もちろん私も流れに乗って求人サイトを何度も開き、多くの企業ページを読みました。しかし、2ヶ月間の夏休み中にインターンに参加することはありませんでした。
    特別忙しかったわけではありません。ただ、私にとってインターンにエントリーすることはとても面倒でハードルが高かったのです。なぜなら、やりたいことが決まっていなかったからです。業界を絞ろうとしても基準がないので考え込んでしまい、膨大な時間がかかる。エントリーした後にはエントリーシートを書く必要があるものの、書く内容が定まっておらず時間ばかりがかかる。そんな調子で、面倒なことは後回しになっていきました。さらに、1日に何十件も届く就活関連のメール。件名を見ると、登録者全員に送っているとしか思えない超大手企業の数々。そんな日々が続き、まだ始めてもいない就活に疲れてしまった私は一度就活と向き合うことを放棄しました。
    バイトやプロジェクト活動、コンサートに旅行と、とても充実した夏休みを送りましたしかしその間もずっと「何とかしなきゃ」という気持ちは頭から離れませんでした。

    ~インターンに参加したきっかけはオファー型求人サイト~

    およそ就活生とは思えない夏休みを送った私が、なぜインターンに参加するようになったか。それは「やってみたらなんとかなったから」です。
    ある時、同じ学科の友人がオファー型の求人サイトを使っていることを知りました。その友人はすぐにオファーが来ると言っていましたが、有名大学の学生ではない、特別なスキルも無い私に本当にオファーが来るのかと半信半疑でした。それでも、就活をしたくない私にとってはとても魅力的だったのです。大量の企業ページを読んで比較し、絞るという面倒な作業が省ける。自分のプロフィールを既に見てくれている企業に応募出来る。これなら楽ができるのでは?という魂胆でなんとなく登録してみました。すると、やりたいことがない私でも驚くほどすぐにオファーが来たのです。正直なところ、知らない企業ばかりです。それでも超大手企業から何度も来る案内よりも、本当に会いたいと思ってくれているように感じました。数社とやり取りをし、日程が合う企業のインターンに参加しました。
    オファー型の求人サイトに登録してから実際に参加するまで2週間もかかりませんでした。あんなにグダグダしていた長い夏休みは何だったのか…。「就活は動いてみたら何とかなるかもしれない」と、就活に対して前向きになることができました。

    ~たかが1日、されど1日。行ってみたら勉強になった~

    “なんとなく”でインターンに参加した私ですが、想像以上に勉強になりました。実際にインターンに参加するまでは「選考に関わるわけではないし、たかだか1日では何もわからないのでは?」という気持ちが少なからずありました。しかし、たった1日のインターンでもたくさんの学生や大人と話すことができました。日常生活において会話をするのは自分と似たような考え方を持つ人が多いと思います。普段の大学生活から外に出てみると、いろんな考えを持つ人がいることを改めて感じさせられました。
    特に、同じ就活生として他大学の学生と話ができる機会は貴重です。もちろん情報収集になるということもありますが、何より就活に対するスタンスが本当に様々で新鮮です。すでに数えきれないほどの短期インターンに参加している人や私と同じように初めての人、長期インターンに参加している人。絶対に大手有名企業に就職したい人や、中小企業に行きたい人。将来こうなりたいというイメージに向かって頑張っている人や、今が充実していればいい人。そんな人たちと話して、自分自身がなんのために就活しているのかを今一度考えるきっかけになりました。

    ~いま、動き出してみませんか?まずは「とりあえず」で良いんです~

    求人サイトをずっと見ていると、目も気持ちも凄く疲れませんか?
    「なんとなく目についた」という理由でも良いんです。求人サイトで少しでも気になった企業があれば、まずはエントリーボタンを押してみて欲しい。そこからは、流れに身を任せていけば大丈夫です。少なくとも求人サイトをただ眺めているよりは自分の成長に繋がります。
    インターンに参加して無駄なことはないですし、得るものは必ずあります。参加したインターンがもし合わないと感じたとしても「自分に合わないことが何かわかった」「合わない企業を見つけることができた」「合わない人と話すという経験ができた」という気付きを得られるだけで大きな一歩です。
    インターンに参加して何が得られるかは人それぞれだです。これからは就活においてインターンが一般化されると言われている中、いずれやらなければならないのならば、この記事が気になった今、とりあえず動き出してみてはいかがでしょうか。

    最後までお読みいただきありがとうございました。私と同じように就活に気持ちが向かなかった方が、少しでも「インターン行ってみようかな」と思ってくれたら幸いです。これから一緒に頑張っていきましょう。