私がインターンをする理由

  • 最終更新:2020/05/25

    はじめまして、こんにちは!現在株式会社プラスカラーでインターンをしている、埼玉大学教養学部4年の毛見明日香です。ただいま21卒として絶賛就活中!私が就活をはじめたのは、周りの同級生の大半が髪の毛を黒く染めだし、口を開けば就活というワードしか聞かなくなった1月末でした。おそらく世間一般では出遅れた方になるのではないでしょうか。「周りがみんなやっているから」という理由ではじめた方もいるかと思います。私も同じで、大学で毎日一緒にいる友人が就活に本腰を入れている姿を見て、ようやく重い腰を上げました。この記事では、こんな風に就活を軽く考えていた私が、なぜ今この会社でインターンをしているのかをお話ししたいと思います。私のように就活に出遅れた人、就活に対して不安を抱えている人、そんな方々が少しでも前向きになってもらえたら嬉しいです。

    ~内定をもらうだけが“就活”じゃない??~

    就活をはじめる前は、「面倒くさいなあ」「とりあえず夏前にはどこかに内定をもらって夏休みはたくさん遊びたいなあ」という考えを持っていた私。皆さんの中にも、就活に対してこう考えている人は少なくはないのではないでしょうか。そう考えていた私に転機が訪れたのは、就活の軸を変えた時です。登録していた就活オファーアプリからのスカウトメールを見て、興味がわく会社があることに気づきました。その会社はある人材会社で、世界中の人びとに働く機会を平等にという理念を掲げていました。ダイバーシティや男女平等、マイノリティへの支援にもともと関心があったため、その理念に強く惹かれました。 そこで、それまで企業選びの基準を“興味のある業界”で絞っていたところから、“共感できる企業理念”へと変えました。するとどうでしょう、私の知らなかった面白そうな事業を行っている企業が次から次へと出てくるではありませんか!驚きでした。世の中には「とても興味深く、ここでなら働きたい」と自主的に思える会社がこんなにもあるのかと。就活の期間ほど幅広い業界・業種の企業の説明会に参加したり、面接で人事の方からのお話を伺ったりする機会はないと思います。そのため、私たちにとって就活とは、多種多様な職業のことを知ることのできる最初で最後のチャンスなのかなと考えるようになりました。

    ~今まで存在を知らなかったプラスカラーとの出会い~

    アメリカ留学中に学んだ女性学がとても興味深かったため、日本に帰国後、編入学という形で大学に入学し、現在ジェンダー平等の実現をテーマに社会学を勉強しています。そのため、“誰もが生きやすい社会の実現を目指し、女性、外国人、LGBTQなどのマイノリティと呼ばれる層への支援をしていること”を私が共感できる企業理念として挙げ、就活を進めました。そんな中、就活アプリに一通のスカウトメッセージが届いたのです。「女性の就業支援」「自分らしい生き方の実現」「女性が変われば、社会が変わる」これらの文字をメッセージ内に見つけた瞬間、この会社について知りたい!と強く思い、スカウトをすぐに承諾、説明会に参加しました。会社が出来た背景、企業理念、業務内容や職場環境などについて代表から説明を受けました。この説明会という場は私たちがその企業の内部の方とお会いし、お話できる初めての機会です。そこで興味が増せば、選考に進むというパターンが多いと思います。

    ~「私はこの会社で本当にやっていける?」を見極める~

    現在の就活では多くの企業がインターンを取り入れているため、就活生にとってインターンに参加することは比較的当たり前のようになっていると感じます。なぜ従来はとっていなかったインターンという形式をとりはじめたのか?それは、企業側が私たち就活生に与えてくれている就業体験の機会だと私は考えます。この機会を利用することにより、入社する前に想像していた業務と入社後の業務のギャップに悩まされたり、聞いていた職場環境とは全く違う人間関係に悩まされたり、こんなつもりでなかったと嘆くこともなくなります。面接では見抜くことのできない企業とのミスマッチを発見できるのです。それだけでなく、自分に向いている、自分が楽しめる仕事の見極めにも使うことができるのです。私たち就活生はこのお得な機会をスルーするわけにはいかない、スルーしてしまうのはもったいないと私は感じています。

    私がこのインターンに参加したきっかけは企業理念に共感したからでした。しかしインターンに参加する理由は、言ってしまえば何でもいいのです。「就業体験をしてみたい」「その企業の名前を知っていた」「予定が空いていて暇だった」「周りが行きだした」「なんとなく」など。とりあえず行くことによって、その企業やその業界・業種について行く前よりは知ることができるのです。それだけでインターンに行く価値は十分あります。