私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】方向性が分からず将来像が定まらない今、できること

  • 最終更新:2020/06/02

    こんにちは!株式会社プラスカラーでインターンをしている東洋英和女学院大学4年生の小山日南子です!国際社会学部で国際コミュニケーションを学んでいます。現在は広告業界、IT業界、営業職など7社ほどが二次選考に進んでいます。 就活をスタートさせた時期は12月で、オファーをいただいたことがきっかけでした。会社のことをよく理解しないまま選考に進んでいきましたが、自分がその会社で働いているイメージがどうしてもつかず、結局選考を辞退しました。この記事では、そんな方向性の定まらない就活をしていた私がインターンシップの参加に至った理由と、就活中のリアルな心情をシェアしていきたいと思います。私のように、将来がただただ不安で何をしたらいいか分からないという学生さんを、少しでも勇気付けられたら嬉しいです。

    ~絶対に譲れない就活の軸ってなんだろう?~

    出産後に、自分のキャリアを諦めて子育てをしながら働かなければならなかった母の姿を見て、私はどこでも通用する市場価値の高い人材になりたいと考えるようになりました。スキルを身につけ自分の価値を上げていくために、スピード感を持って成長できる企業に就職したいと考えるようになったのです。大手よりベンチャー企業の方がなんとなく成長が早そうというイメージがあったため、少数精鋭のベンチャー企業を中心に探していました。 就活の軸は主に、「自分にスキルが身につく職種であるか」「企業理念に共感できるか」「社員さんが理念に向かって同じ方向を向いているか」の3つ。将来は独立したいという気持ちがずっとどこかにあったため、次のステップに少しでも活かせるスキルを身につけたいと考えました。また、組織で働くにあたって、会社と自分自身の価値観にズレがあるとその環境で働くことが難しいと感じ、企業理念にも共感したいと考えています。そして社員同士の仕事に対する目標や方向性もまた、重要な要素であると考えます。志望業界を絞っていないため、さまざまな業界の選考を受けているという状況です。

    ~将来の夢がないから就活が進まない~

    自分が将来やりたいことやなりたい姿が定まっていなかった私。就活は何からはじめたら良いのか分からず、周りの友達もはじめているからという理由で、12月頃から合同説明会に参加しはじめました。その頃はなんとなく「自分も参加しておけば不安でなくなる」と考えていたのです。就活に対しては、「絶対にやらないといけないもの」「辛くて暗く長いもの」というネガティブな感情を抱いていました。自分のことを採用してくれる会社なんてあるんだろうか、そもそもどうやって自分がやりたいことを見つけたらいいのかと漠然とした不安があり、次第に「働きたくない」という気持ちが強くなっていきました。将来のキャリアへのイメージもできていませんでしたが、何もせずに立ち止まっているのも怖い。そのため、とりあえず就活エージェントに紹介していただいた企業の説明会には参加していました。

    ~インターンシップで何するの?~

    インターンシップを意識するようになったのは、3年生の10月頃からでした。学内の説明会などで耳にする機会や、スーツで登校する友人を見かける機会が増えたためです。当時、私のインターンシップに対して2タイプのイメージを持っていました。1つは1dayインターンシップや数日間のインターンシップで、会社説明会とグループワークをするだけの、ほとんど会社説明会と同じもの。もし会社説明会と同じような内容であるならば、1日かけて参加するメリットはないと感じていました。もう1のタイプは、海外の映画に出てくるようなきついインターンシップでした。学生はインターン担当者の雑用役として奔走し、低賃金で雑な扱いを受けるようなイメージを持っていました。どちらにせよ、インターンシップで何をするのかよく分かっておらず、自分にもできる内容であるかなど不安な気持ちでいっぱいでした。

    ~今の自分に必要なのは、経験を通じて成長すること~

    しかし次第に、まずは行動して視野を広げるところからはじめてみようと前向きに考えられるようになりました。プラスカラーのスカウトを受け取ってからは、会社のことを自分なりにリサーチし、会社説明会に備えました。それまではインターンシップに価値を見出せていませんでしたが、具体的な説明を受けて就業体験が含まれていることを知り、自分にプラスの経験になると確信しました。数日かけて決められた時間に企業を訪問することでできる経験は、その後のやりたいことの方向性を見つけるヒントになるかもしれない。また、自分の向き不向きを発見するきっかけになるかもしれないと思い、参加に踏み切りったのです。 それでも自分にできるか不安な気持ちは残っていましたが、何かひとつでも持ち帰ることができれば、参加前よりも成長することができます。これをきっかけに将来やりたいことがブレている現状から少しでも早く抜け出し、視野を広げられることを期待しました。実際に人が働いている環境に飛び込み雰囲気を感じることは、社会人のイメージを掴かむことにつながります。また、今後自分がどのような環境で仕事をしていきたいかを考える際の判断材料にもなります。

    まだ何がしたいか決まっていない人ほどインターンシップに参加して実際に体験してみる、仕事の現場を知り経験値を増やしてみることが大切です。それは働くことへのイメージを明確にし、視野を広げるチャンスでもあります。参加して損はないと思うので、ぜひ挑戦してみてください。