私がインターンをする理由
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最終更新:2020/07/10
はじめまして、大正大学に通っている宮城朋華と申します。大学では日本近代史ゼミに所属しており、大衆文化について学んでいます。私は沖縄県出身で、東京にあこがれて上京してきました。将来も東京で働きたいなとしか考えていなかったのですが、現在は説明会だけでなくインターンにも積極的に参加し、後悔しない就活をしていきたいと考えています。 今回の記事は、どこでも働けると楽観的に考えていて周りに心配されていた私の、就活に対する考え方が変わった話を書かせていただきたいと思います。
~楽観的に考えていた就職活動と変わっていく環境~
私は今まで、なんとなくで進学先を決めてうまくいっていたので、就職活動もきっとうまくいくだろうと甘く見ていました。また、就職先も仕事は仕事と割り切れると考えていたので、どこでもいいと思っていたからこそ、どこか内定がもらえるだろうと勘違いをしていたのです。 3月になり私も周りに合わせて就職活動をはじめました。しかし、何からはじめればいいかわからず、合同説明会に参加し、ブースを覗いたところは選考を希望しました。ですが、面接の練習もSPIの勉強もしていなかった私は採用の見送りになるばかりで、その状況に落ち込み、そこまで就職したいのかと考えるようになり一旦やめることにしました。 ゴールデンウィークが明け、周りが最終選考に進んでいたり、内定をもらっていることを知り、私は就職活動を再開しました。しかし、新型コロナウイルスの影響で説明会や選考は中止や延期になり、売り手市場だと言われていたものが買い手市場に変化していました。さらに、今まであまり口を出さなかった親にも就職活動の状況を尋ねられるようになり、気持ちの余裕がどんどんなくなっていきました。
~本当に就きたい仕事とは?~
対面での説明会は開催されなくなりましたが、Webでの選考に切り替えて説明会を行うようになり、お陰でたくさんの企業の説明会に参加することができました。そして何も対策をしないまま臨んだ面接で、自己分析がきちんとできていないことを指摘されたのです。それをきっかけに自己分析ができる就活サイトへの登録や就活エージェントに相談したところ、営業職が向いていると分析されました。私は営業に苦手意識があったのですが、就活エージェントの方に私が文系ということと飲食店でのアルバイト経験が活かせると言われ、職種を営業職をメインに受けることにしました。しかし、ある企業から「どのように活躍できるのかがわからなかった」とフィードバックをもらったときに、本当に営業職でいいのかと疑問を持つようになりました。 また、別のある企業の面接を受けたときに「将来どうなりたいのか」と質問されたことをきっかけに、長く働けるよう手に職がつけられ、将来なくならない仕事をしたいと考えるようになり、IT業界も受けてみることにしたのです。
~インターンの経験も大切~
なんとなく就活の軸ができあがってきたものの、面接はうまくいっていませんでした。 そんなとき、就活の帰りに友達と行った居酒屋で、隣のテーブルにいた採用担当をしているという方と仲良くなり、就活の状況について話していました。そこで、企業についてよく知ることができるうえ、就活で有利になるから長期のインターンに参加したほうがいいとアドバイスをいただきました。私はそれまで1dayのインターンや説明会にのみ参加していて、仕事をするイメージがあまりできてなかったことに気づきました。また、長期のインターンは4年生になる前からはじめるものだと思っていたので、これから参加できるかという不安もありました。しかし面接で長期のインターン経験を聞かれたこともあり、参加してみようと思うようになりました。
~就職活動中の出会いで視野が広がる~
プラスカラーのインターンに参加したのは、会社説明会に参加したことがきっかけでした。はじめて女性の働き方についてのお話を聞き、ライフスタイルに合わせた就業により活躍の機会を増やすことで長く働けることを知りました。それまでは長く働くために手に職がつけられる仕事を探していましいたが、女性が活躍できる企業を探していこうと考えるようになりました。また、プラスカラーでは実践的な就業体験ができる長期インターンがあることを知り、ぜひ参加してこの会社について深く知りたいと感じたのです。 はじめはどこの企業でもよかったのですが、選考に参加したり、採用に関わる色々な方のお話を聞いたりするうちに、自分は営業に向いていないことや文系でもIT業界で活躍できること、技術職にもなれることを知ることができました。安心したくてたくさんの説明会や選考に参加してきましたが、それがあったからこそ今の企業選びの軸があり、自分に合う企業を見つけることができた気がしています。
実際にインターンに参加することになったときは、今後の仕事に活かせる可能性がある経験ができることへの期待と同時に、学業やアルバイトなどと両立できるかという不安も感じました。しかし興味がある企業のインターンに参加することでさらに企業への理解を深めることができ、今後の考え方も変わってくるかもしれません。