私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】考える前に動くのではなく、考えるために動く。

  • 最終更新:2020/10/08

    はじめまして! 獨協大学に所属している3年生の湯浅隼亮です。幼少期から続けていることはスポーツで、新しく習いたいものはバレーボールです。大学生になってから好きになったのはボードゲームで、週に1回は必ず友人と遊んでいます。そんな私は現在、22卒として就職活動を行っています。22卒の就活は厳しいといわれていますが、私は運のいいことに、夏休みの間に複数のインターンに参加することができました。実際にインターンを体験してみて分かったことをみなさまに伝えられればと思っています。働くイメージを持てない方、就活をどうしようか迷っている方はぜひこのまま読んでください。何かヒントが見つかるかもしれません。

    ~何もしていなかった3年生の春、就活スタート前~

    私が就活をはじめたのは、マイナビなどの就活サイトの情報解禁日直前、5月後半です。それまでは自宅で自粛生活を送り、アルバイトに明け暮れていました。アルバイトの休憩中に22卒向けの就活がはじまる広告をYoutubeで見たことがきっかけで、就活サイトに登録したり大学が配信している就活情報を見たりしはじめました。それまでは両親から就活をはじめるよう勧められながらも、一切の何もしていなかったです。 しかし登録した就活サイトに早期公開されている募集要項を見て驚きました。インターンシップの募集が6月を前に締め切られている企業、締め切り日が6月に入ってすぐの企業が数多くあったのです。同じ理由で驚いた人は多いのではないでしょうか? 余裕だったはずの状況は一変して、わからないことばかりの中、焦りとともに私の就活ははじまりました。

    ~知識が足りない、それでも動き続けた~

    はじめに苦労したのは、就活に必要な常識が備わっていなかったことです。就活には数多くの常識があり、守らなければいけないルールが多くて苦労しませんでしたか?今は知らなくても、知らなければいけない日が必ず来ます。エントリーシートの基本的な書き方、注意しなければいけない言葉遣い、サイトの活用方法など、私は全く調べておらず、わからないことばかりでした。ゼミの先輩に連絡を取り、助けてもらうことで、インターンシップに応募する、自己分析を進めるなど、何とか動き続けました。わからないことばかりで苦労はしましたが、動いたことが何かにつながると考えて頑張っていました。しかし、応募しても合格するとは限りません。例年以上にどの企業も募集倍率は高かったようで、落選通知が繰り返し届くのは本当につらかったです。「続ける意味が本当にあるのか」と、くじけそうになった時もありました。しかし、過去に受験を失敗した経験から、あきらめたら絶対後悔すると感じて踏ん張り続けました。

    ~あきらめなかった結果、予想以上の収穫~

    7月に入ってから、インターンシップの合格通知が届くようになりました。他にも、選考がないインターンシップにも参加することで、さまざまな経験を積んでいくことができました。私の参加目的は業界を知る、企業を知る、社員の方々との交流を通してインターネットに載っていないものを知ることでした。インターネットに載っていないものは、主に企業と社員の雰囲気です。オンラインだとなかなか感じづらいので、オフラインのインターンシップには積極的に応募、参加しました。これらの目的を持って経験を積んでいるうちに、あることに気づきました。就活をはじめる前はイメージできていなかった「どのような場所で働きたいか」という、自身の理想が形を帯びはじめたのです。 インターンシップでチームを組んでワークをこなし、社員の方々からフィードバックをもらうことを繰り返しているうちに、人と一緒に働き、相手から反応が返ってくるコミュニケーションを楽しんでいました。ここから描いた私の理想は、顧客に近い距離でチームを組んで仕事を行うこと。顧客との距離が近ければ当事者意識も持ちやすく、きっと良い仕事ができると考えた結果でもあります。ここにたどり着けたのはインターンシップだけでなく、数多くのエントリーシートを通して自己分析が進んだことも要因だと考えています。やってきたことは、合格という成果が伴わなくても無駄ではなかったのです。

    ~プラスカラーのインターンシップに参加を決めた理由~

    就活が進んでいく中で、プラスカラーのインターンシップに参加したきっかけは「キミスカ」でスカウトされたことです。「キミスカ」とは、企業からのスカウトを受けることができるスマートフォンアプリで、友人に教えてもらい活用していました。説明会に参加すると、企業説明だけで終わってしまう1dayインターンシップとは違い、実際の業務に近いものを経験させてもらえるということがわかりました。計8日間と長期間であることにも惹かれました。行われていることに興味を持ったこともプラスカラーのインターンシップ参加を決めた理由です。プラスカラーが提供している「アドレカレッジ(ADOREcollege)」というオンラインで行われる就業体験プログラムが、現在の社会情勢に適応している上に社会人だけでなく学生に向けたサービスであるということで、純粋に「おもしろそう」と感じました。このインターンを通して、実際に働いてみることで自分は何を持っているのか、足りないものは何か、ただ考える自己分析以上に得るものがあると期待しています。

    インターンシップに参加する、しようとすることに損はありません。参加したくてもできないことはありますが、選考フローで経験するエントリーシートや面接は就活本番の訓練になると同時に、自分はどのような人か、将来何をしたいのかを考えるきっかけとなります。苦労して得たものや考えはきっと本物になります。わからない、迷っているのであればまず動いてみてください。良いことか悪いことかはわかりませんが、見えてくるものは必ずあります。