私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】 いまからでも遅くない。成長を求めてインターンシップへ

  • 最終更新:2020/10/16

    はじめまして。埼玉大学経済学部3年の山本菜緒です。これまでの大学生活では、ゼミでミャンマーへ渡航したり、所属しているダンスサークルの活動やアルバイトに明け暮れる日々を送ってきました。私は大学2年生の夏から長期インターンに参加したいと考えて探していました。しかし「都内までは遠い、授業やサークルとの両立が……」などとあれこれ理由をつけて、結局ははじめませんでした。それをいま非常に後悔しながら就活を行っています。大学2年時から1DAYインターンに参加し、長期インターンも検討していた私だからこそ、参加を迷う方の気持ちはよくわかるつもりです。そこで ①サマーインターンシップを経験してみて ②プラスカラーの選考に進んだ理由 ③なぜインターンシップに参加した方が良いのか、についてお伝えします。これを読んでいるみなさまがインターンシップを前向きに捉え、一歩踏み出せるきっかけとなれれば幸いです。

    ~オンラインで不安と孤独の就活初期~

    就活は今年の4月末からはじめました。コロナの状況下で授業や説明会もオンラインになる中、「同年代の学生はどのくらい就活に取り掛かっているのだろう」と不安が募る毎日でした。しかし、「いつはじめるのが正しい」という答えが無いのが就活です。他者と比較している時間ももったいない、早くはじめるのに越したことはないだろうと考え、春休み中であった4月に就活に取り組む決意をしました。とはいえ、就活初期は何をして良いかわからなかったというのが本音です。就活支援団体にてメンターをつけてもらい、主に就活サイトでの企業探しやセミナー参加、自己分析、SPIの勉強などに多くの時間を充てていました。5月~6月はほぼ毎日何かしら就活関連の予定が入っているという状況で、就活>大学という学生らしからぬ日々を送っていたと思います。その後、就活を続ける中で「何のために就活をしているんだっけ」「自分は将来どうなりたいのだろう」と悩む時間が増え、初めは息苦しさを感じていました。何をするにもオンライン上のみのつながり、対面で相談する相手がいないということも相まっての結果です。しかし、考えるより行動しよう!という思いのもと、少しでも気になった企業があれば業界問わずガンガンインターンシップの申込をしていきました。

    ~自分の良さ、強みってなに?自己理解が足りないことによる迷走期~

    結果として私はこの夏、約10社のサマーインターンに参加することができました。選考フローとしては、エントリーシート提出→WEBテスト→(グループディスカッション)→面接→合格という流れの企業が多い印象です。知識をつけるためにニュースアプリに課金したり、ビジネス書も読みました。ただ、私の場合は企業サイトを見て「お?いいな」と気になった企業に一貫性無くアプローチすることが多かったため、面接で志望動機やキャリアプランを詰められた時、とりあえず取り繕った意見を言ってしまうことが多かったように思います。直近に選考がある企業のインターンシップを通過するためだけの対応です。自分が将来やりたいこと、どんな姿になっていたいかなど深掘りをすることもなく、本末転倒な就活をしていました。自分で語ることすらままならない自分の強み、志望理由など選考官に届くはずもありません。その時、私は自己分析・自己理解の大切さに気づきました。「キャリア=人生」です。自己理解をして、なりたい自分を描くことが就活軸を決めることにもつながると感じました。

    ~インターンシップへ参加することがゴールではない~

    インターンシップ選考と参加を通じて強く実感したことがあります。それは「インターンシップへの参加はゴールではない。インターンシップに何を求め、それを通じてどうなりたいかを明確化しておくことが大切」ということです。いま振り返ると、私は途中からインターンシップの合否に一喜一憂し、本来の目的を見失っていたと思います。インターンシップに合格することを目的にしてしまっていたからです。このことに気づいたのは、優秀な学生の参加が多かった複数DAYSインターンシップでした。どの学生も提案や発表、意見出しの部分でスキルがあり、自分の将来像も明確でした。それに比べて、私はインターンに参加できることに満足し、何のためにインターンに参加するのかという本質的な部分を無視していました。それと同時に、発揮できる強みも少なく、自分の無力さを痛感することが多々ありました。この経験を通じて、私は短期インターンは自分の経験・知識をアウトプットする場だと感じました。それと同時に、いまの現状を打破するためにも、やはり学生時代に長期インターンを経験し、自分のインプットとアウトプットの経験を増やしたいと考えました。時間を有効に使い、いまからでもスキル向上・成長を目指したいと強く感じた瞬間です。

    ~プラスカラーとの出会い~

    そんな頃です。プラスカラーから就活支援アプリ「キミスカ」を通じてオファーが届きました。その内容から、プラスカラーは個人のライフスタイルや新しい働き方を提案している企業であると同時に、女性の活躍促進にも関与している企業だと知りました。私はその中でも特に、「女性が変われば社会が変わる」という言葉に感銘を受け、将来自分も家庭を持ちながら働き続けたい者として、ぜひ説明会に参加したいと思いました。また、インターンシップという場でのアウトプット経験を望んでいた私にとっては、8日間のインターン参加確約というのは非常に魅力的な内容だと感じ、説明会への参加を即決。説明会に参加し、学生が主体となって運営している様子や暖かい雰囲気を肌で感じ、さらに興味を持ちました。どの学生にも広く門戸を開き受入れを実施している点にも共感し、ぜひインターン生として働きたいと思い、現在選考インターンに参加しているところです。

     

    私が就活において気づきを得られたのも、さらに成長しようと思えたきっかけも、全てインターンシップを通じてのものでした。そしてスキルアップする手段としてもインターンを活用しようと考えています。インターンシップに参加し、社会人の方や優秀な仲間とつながることは想像以上に大きな学びが得られます。きっと、参加した人としていない人の間では天と地ほどの差があるでしょう。いま、インターンシップに参加するか迷っている皆さんはぜひ、失敗を恐れずインターンシップ選考に挑戦してみてください。きっと、その一歩が明るい未来につながるはずです!