私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】経験したことがないからこそ、経験をする!

  • 最終更新:2020/12/28

    はじめまして、日本大学文理学部心理学科の五十嵐留維です。今は22卒として就職活動を行なっています。普段はゲームをしたり、本を読んだりとウダウダしながら生きています。就職活動自体は選考面接に進んでいる企業もありますが、まだまだ企業説明に参加しているといった状態です。また、マクドナルドでアルバイトをしているのですが、それだけでは「働くことを経験している」とは私にはとても言えません。働くことを通して自分に足りないものや課題を見つける、それがあって初めて経験したと言えると思っているからです。そこで、プラスカラーのインターシップに参加させていただくことにしました。そこにはタイトルにあるよう「経験したことがないからこそ、経験する」という理由があります。それでは、なぜそのように考え参加するに至ったかを順を追って説明していきます。

    ~嫌々ながらもはじめた就職活動~

    私は5月の終わり頃から就職活動をはじめました。そのきっかけはマイナビが22卒向けのサービスを開始するという広告を見かけたからです。当初は就職活動など面倒くさくてやりたくないと思っていました。そうは言っても人生においては避けて通れぬことであり、「通過儀礼みたいなものだ」と思い込むことで、嫌々ながらも渋々とやっていました。しかしやり続けていく中で、気持ちが変わっていきました。というのも、将来は自分で事業を起こしたいと思っているのですが、そのためにはまず企業に入って世の中の動きや仕組みを見ることが大切だと分かるようになってきたからです。一方で、はじめから現在に至るまで行動は変わっていません。マイナビやリクナビといった就職支援サービスを使用し、気になる企業にエントリーしています。また、キミスカやOffer Boxは興味のない業界からもお声がかかったりするのでとても便利です。今は興味のない業界でも、もしかすると後々志望することがあるかもしれません。

    ~突然のオファー、ところが・・・~

    そのように進めていたある日、キミスカ経由で一通のオファーが飛び込んできました。それがプラスカラーです。ただ、当時の私には数多ある企業からのオファーの1つに過ぎませんでした。というのも、自分の興味のない業界だったからです。それ以上に、女性の社会進出を応援している企業がオファーを出してきた理由がわかりませんでした。「俺、男ですよ!間違えていませんか!」それが当時の本音でした。しかし、スケジュールが空いていたので、これも何かの縁かと思い会社説明に参加することにしたのです。説明会に参加し、ここでは実践的に働く経験ができるということを知りました。それまでのインターンシップでは、会社説明かグループワークしか受けて来なかった私にとって、これはとても価値のあるものでした。しかし、申し訳ないことに最初は参加を見送ることにしました。というのも、ここは正規雇用がないからです。事業を起こすという夢を叶えるには正規雇用になる必要があると思います。なぜなら、企業の中に入って内外の人との関わりを持つことが大切だと思うからです。なので、いくら実践的といえども、ここは違うと思っていました

    ~参加しないと思っていたのに~

    そのように考えていた私ですが、結局のところ参加することを決意しました。その一番大きなきっかけは直接お電話をいただいたことです。本気で参加しないつもりでいたので、エントリーシート提出締切日当日になっても何もしないでいました。むしろ、ほかの興味のありそうな企業を調べてエントリーをしようとすらしていました。そんな折に、不意に携帯電話が鳴り、見たこともない番号からの着信がありました。恐る恐る出てみるとそれはプラスカラーからでした。最初に参加しませんかと聞かれ、自分が正規雇用を志望していること、さらに実務的なことをやって来なかった私には働いても役に立たないと思っていることを話し、辞退する旨を伝えました。ところが、「実際に働く経験をすることでわかることもあると思うから参加してみませんか」ということを提案していただきました。私自身、冒頭でも書いていた通り、自分にそのような経験がないことを自覚していたので、この言葉をきっかけに参加する意思を決めました

    ~改めて、なぜインターンシップに参加するのか~

    インターシップに参加することが決まり、実際に働くということを意識した私は、楽しみだと思うと同時にとてつもない緊張感に襲われました。というのも、もともと参加しないつもりだった私が本当にそんな軽い気持ちで受けてしまって良かったのかという思いと、大した経験もないのになんの役に立つのだ、という思いがもう一度自分に湧いてきたからです。それでも、折角このような機会を設けていただいたことはとてもありがたいことです。だからこそ、このインターンシップをより価値のあるものにしたいと思っています。
    ですから、私が取り組む全ての業務に対し、自分のできる限りのことをしたいと思っています。そのことを通して、自分には何ができるのか、得意なのか、逆に何が苦手なのか、弱点なのかということをしっかりと理解していきたいと思っています。冒頭でも説明した通り、自分の足りない点を見つけることが働く上で課題を見つけることであり、それが「働く経験」だと思っています。だからこそ「経験したことがないからこそ、経験する!」という理念を掲げ、このインターンシップに臨みたいと思っています。

    ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。就活には成功することよりも失敗することの方が多いと思います。私自身もすでに何社か落ちています。だからこそ早めに行動することが肝心だと思います。就職活動において失敗から学ぶことは多いからです。たくさんのインターンシップや会社説明に、どんどんと参加していくことが大切だと思います。どうか皆様の就職活動が価値のあるものになりますように。