私がインターンをする理由

  • 最終更新:2021/01/29

    はじめまして。大阪の大学で経営学を学んでいる2回生です。現在就活は自己分析や企業研究といった準備をしている段階です。つまり就活はまだしておりません。今回インターンに参加したのですが、私は他の人とは違った道を辿ってここに立っています。企業と関わるすべはたくさんあるので、私の体験を少しでも参考にしてください。
    私はbosyuというサービスでプラスカラーの代表取締役である佐久間映里さんに声をかけていただきました。私の「仕事をください」という漠然とした募集に対して。まずbosyuというサービス自体、そこまで有名ではないと思います(bosyuの関係者様、すみません)。皆が使っているわけではない、さらにここで採用をしている人は本当に少ないです。そんな中、企業の代表取締役と出会うなんて思ってもいませんでした。

    ~ここから学生ではなく、社会人として~

    佐久間さんと話していくうちに「勝手に広報チャンネル」という事業に興味を持ちはじめました。「勝手に広報チャンネル」は、代表の佐久間さんと取締役の斉藤さんが最近気になる会社を30分で調べて10分で広報するというYoutube番組です。一般的な動画制作に比べたらコスパが良く、しかも量産ができるところに感心しました。ですが、ひとつ疑問がありました。どうやって利益を上げているのか…?今までYouTubeでさまざまなジャンルの動画を見てきましたが、企業チャンネルであってもエンタメ要素のあるチャンネルのほうが伸びている印象があったからです。そこで私は思いました。この事業のマネタイズという0→1を作る工程に参加して、自分が事業を成功させようと。なにより、起業したいという私の思いを叶え、一方でスキルが足りない部分は、事業のタート段階である今参加することで、成功までの距離を縮められるのだと思いました。
    そしてインターンへの参加を決めたのは、なにより最初にbosyuで出会ったことが大きかったです。ここで採用する人なら、新しいことにチャレンジさせてくれるだろうと思いました。

    ~今はまだ知識を持ったナマケモノ~

    今自分が何をしていて、どういった未来を望んでいるのか。ここで改めてお伝えしたいと思います。私が最近はまっていることは、「仕組みの理解」です。そしてビジネスを考えるのが大好きなビジネスオタクでもあります。今までビジネスアイデアは100個以上考えてきました。しかし、行動せずにいると似たようなサービスが世に出て来るので、行動しなければという焦りもありました。競合リサーチやマーケティングの知識をつけたのは、「社長はマーケターであるべき」という私自身の考えがあるからです。それにどのような商売をはじめようとも、マーケティングや経営といったこととかけ離れることは出来ないからです。そして、知識と行動が一番近いのがマーケティングだと思います。私たちは毎日のように色んな企業と関わっています。このように私が記事を書いているのも、マーケティングにより自分のもとにそのきっかけが届いたから。そして、社会に出て同世代の競合と戦うために挑戦するチャンスをくれるのがインターンです。このインターンを終えたら、自分の売りたいものを売ることができる最高のマーケターになりたいと思います。

    ~自分には何ができるのか~

    「勝手に広報チャンネル」に関わりたいと思った理由は、自分もブログやYouTubeをやっておりそれを事業として成り立たせることの難しさを知っているからです。そして、同じようにエンタメ系でもビジネス系でもないニッチな市場を攻めるところに共感しました。自分が今後関わっていく事業という視点で、研究のためにまずは1本動画を観てみました。私が最初に観た動画はベルフェイスです。IT企業に興味を持っていた自分が調べたことのある企業でした。動画を観てみるとベルフェイスがどんな会社なのかが自分が調べたものより丁寧に調べられていて、台本もしっかり作成されてました。リサーチが30分でも、台本作成、動画撮影に至るまで、たくさんの時間を費やされているのでしょう。しかし、「勝手に広報チャンネル」の課題は、チャンネル登録者数やいいね数が伸びていないこと。これには何かしらの原因があるはず。私は競合リサーチやマーケティングの知識を得てマネタイズ以外の部分もできる限り関わっていきたいと思います。 

    ~インターンでもやりたいことはできる~

    私は、インターンに参加して社会を経験することに意味があると思います。しかしインターンをやる時間すら無駄に思えてしまう人も周りにはいます。コンサルティング企業で業務を体験できると思っていたのに、実際に体験した業務はテレアポやデータ入力など、コンサルティングそれ自体の体験ではなかったという声が実際にあります。そういった話を聞くとインターンに対して不安な感情を抱いてしまうのもわかります。しかし、私はYouTubeなどのwebマーケティングをやりたいと思い、それがいま実現しています。YouTubeをしっかりとビジネスとして収益を生める事業にすることが、今の僕のやりたいことです。経営学を勉強してきて、生意気ながら経営者の仕事とは何かを考えたことがあります。経営者の仕事は、マーケティングと採用の2つだと思っています。採用によるミスマッチは企業側も従業員も望んでいません。他社のブランディングを左右する広報という大事な役割を頑張りたいとも思います。

    私にはこの記事を読んでくれる人の気持ちはわかりません。人それぞれ環境は違います。違うからこそ、私の体験が役に立つのだと思います。過去の自分に言葉をかけるなら。「とにかく行動しろ、朝食を決めるくらいの感覚で決断しろ。」と声をかけていると思います。それくらい簡単に、だけど真剣に。深く考え込まず、まずはインターンに参加してみてはどうでしょうか。