柴田大空_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】「学生」という肩書きを握りしめていた私が今伝えたいこと

  • 最終更新:2021/02/18

    初めまして!プラスカラーのインターンシップに参加している、同志社大学理工学部3年生の柴田大空です!22新卒として現在、就職活動を行っています。AIやIoTなどのアイデア創出やデザインが好きで、アナログ・デジタル両方に力を入れています。就職活動を始めたのはいいけれど、「まだ学生だから」と思っている方も多いのではないでしょうか?ドキッとしたあなた、心配ご無用、私も数ヵ月前まであなたと同じでした。ですが今考えると心配は少し必要です…。この記事では、“学生気分のまま”だった私が、就職活動を通してどう変化していったのか、そしてなぜプラスカラーのインターンシップに参加したのかをお伝えできればと思っております。この記事を読んでくださる方の不安が少しでもなくなることを祈っております。

    〜開始の笛は突然に〜 

    就職活動開始の笛は突然でした。去年の夏、友人から「来週インターン行くわ」と1件のLINEが。就職活動のことなど考えず、呑気に自粛期間を過ごしていた私はそのLINEを見て体の毛穴という毛穴から汗が滲み出ました。

    そこから私は就職活動を始めることに。企画やデザインの仕事に興味があったため、関連する企業をマイナビでリストアップし絞っていたものの、まだ焦る必要はないと思っていた私は、「とりあえず受けておこう」という気持ちでエントリー。そして、説明会などに参加しました。しかし、この時の私は説明会などに参加することで「就職活動をしている」と思いこんでいました。他の学生がメモをとっている中、私は「早く終わらないかなぁ」と他人事で、いくつかインターンシップにも参加しましたが、私にとってそれはイベントに過ぎず、何かを得ようとしなかった私はただ言われたことをやるだけの学生でした。これも偏に「学生気分が抜けていない」ことが原因でした。それから月日が流れ秋になった頃、友人から逆求人型アプリを勧められました。最近は凄いですね、企業様からオファーが来るのです。アプリを登録し来ているオファーを見ていると、ある企業に目が止まりました。

     〜「学生」という肩書を取り払う〜

    その企業とは『プラスカラー』という社名でした。目が止まったのは良い意味でどんな会社かわからなかったからです。好奇心が強い私はついHPまで見に行ってしまいました。すると、今までにない新しい価値観を持った会社ではありませんか。社会課題に向き合うことができ、それに加え、社員の方一人ひとりに「色」があり、まさに社名の通りでした。プラスカラーでは広報・PRなどを通して企業を支援する会社で、企画やデザインの仕事がしたい私にとってこの会社は魅力的でした。

    しかし、オファーの内容は「8日間の実務インターンシップ」。今まで学生気分で受けていた私にとって、これは高い壁でした。そこで私は初めて「学生」という肩書を取り払う必要があると気づきました。「私はもう学生ではなく社会人として生きていかなければいけないのだ」と。「学生」の肩書は手放したくなかった。これが本音です。しかしそんなことは言っていられません。私は少し萎縮しましたが、覚悟を決めてオファーを受けました。

     〜今までとは一味違う姿勢〜

    プラスカラーのインターンシップに参加するためには、まず説明会に参加する必要がありました。ここでの私の姿勢は、今までの私とは一味違う、真の「就活生」でした。“病は気から”と聞いたことはありましたが、気持ちが変わるだけでこれだけ姿勢やモチベーションが向上するとは思ってもいませんでした。説明会後、インターンシップに進むためにはエントリーシートとピッチ動画を提出し、その選考を通過して初めて参加できると説明されました。しかし、私はそこで思い出しました。「自己分析やってないじゃないか」。自己分析をしなくては、何がしたいのかも明確にできない。企画がしたいと言ってもその仕事は山ほどある。私はプラスカラーを調べると同時に、自分が何を目指し、何を仕事にしたいのかを考えました。プラスカラーのホームページを見ていると、ミッションは「一人一人の色を掛け合わせ、colorfulな未来を創る」とありました。私はその言葉から、力を発揮できる場所は、「自分の色を武器にできる」ところだと思いました。私は、自分の持つ「色」で、より良い未来を創りたいという明確な目的が出来たことで、自信を持ってエントリーシートとピッチ動画に取り組み始めました。

    〜肩書を取り払ったことで得た合格〜

    自信を持って始めたものの、不安要素はそれなりあるものです。特にピッチ動画に関しては、何が一番評価されているのかわからず、これで大丈夫だろうかと考えていました。5分以内のピッチ動画だったのですが、私の動画は1分半、明らかに少ない。しかし、私は伝えたいことを全て話しました。5分間話すことが最適解だとは思っていません。今自分が伝えたいことをただ「伝える」これが重要だと私は思いました。そして、選考結果のメールが。結果は「補欠合格」。私はこの結果を見て素直に嬉しかった。そして同時に納得していました。今まで学生気分だった私が、合格をもらえるわけがありません。ただ、私は「認めてもらえた」ということが何より嬉しかったです。私がやってきたこと、気持ちを切り替えたことは、しっかりと伝わっていると実感しました。

    私は、人生で起こることは必ず自分を成長させてくれるものだと考えています。最初は萎縮していた私も、この時は既に、得た機会を大切にし、自分に喝を入れ、社会人としての自覚を持って、ステップアップさせたいと考えていました。

     〜「学生」という肩書をまだ手放せないあなたへ〜

    誰しもが「学生」を経験します。しかし、学生から抜け出すのは他の誰でもない自分自身です。抜け出すことはもちろん勇気が必要ですし、簡単には切り替えられません。しかし、将来の自分を思い浮かべ、自分がこれからしたいことを考えるだけで、目の前の世界は全く別のものに見えるはずです。最後に私から1つアドバイスです。「自己分析は本当に大事」。